“リアルな仕事”を手っ取り早く理解したいなら「商社マンは今日も踊る」を読もう。

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。何気なくKindle Unlimitedを眺めていて、ふとポチったマンガがありました。


それがコチラ、「商社マンは今日も踊る」です。

1巻を読んだ限りだと、商社での日常をコミカルに描いた楽しいマンガだなーぐらいの印象だったのですが、3巻、4巻と読み進めるにつれて印象がガラっと変わりました。マジで「仕事」について考えさせられ、胸が熱くなるマンガでした。

「仕事ってなんだろう?」とおもっている学生の方や「なんかやる気しねーな」とおもってしまっている若手社会人の方、必読です。

全4巻と短いですし、Kindle Unlimitedで無料で読めます。下記で中身を紹介していきますね。

「商社マンは今日も踊る」ってどういう話なの?

就職希望ランキングNo.1にして、サラリーマンの花形と世間から見られる商社マン。

しかしそんな「勝ち組」商社マンはほんのひと握りです。大部分の実態は、「買う」と「売る」を繰り返し、接待を重ね、ひたすら利益を積み上げていく泥臭いものでした!

著者は東京大学を卒業し、関西の一部上場専門商社に就職、プラスチックを売る営業部署に配属。…が、決意の漫画家転身を果たし、その当時の体験をセキララに描き奇跡のデビューを果たしました。

あまりにもセキララすぎて思わず笑ってしまいますが、たまにジ~ンと泣けたりもします。そんなサラリーマン「泣き笑い」エッセイ・コミックです!

(Amazonより引用)

この紹介からわかるように、1巻はさくさくと読めるギャグテイストで、ときたま商社の厳しさややりがいがわかるエピソードが挿入されている感じです。正直、1巻だけ読んだ限りではそこまで心が打たれたわけではありませんでした。ただ、3巻以降どんどん「マジ」な話が増えていきます。

不覚にも涙がこぼれかけるような、そんな話が続いていきます。

「最後までやり遂げる」は果たして正しいのか?

主人公であるタカハシは、プラスチックをメインで扱う専門商社「慢賛商事」の若手社員です。残念ながら仕事ができる社員とは程遠く、いつもミスをしながらお客様や先輩、部長に厳しく指導されています。しかしながら、明るく前向きな性格ゆえに、なんだかんだみんなからかわいがられているような、そんなどこにでもいそうな若手社員がタカハシです。

ある日、タカハシは「夢跡工業」という会社の担当になったのですが、そこの副社長にまったく相手にされません。さらに、漫賛商事は誤納入という商社がもっともやってはいけないミスをやらかしてしまいます。

なんとか調整したタカハシは、副社長が提示した期限である21時までに正しい原料を届ける算段をつけ、夢跡工業の副社長に連絡をしました。

タカハシ「なんとかトラック便で届けられそうです!」

副社長は、それに対して「自分で届ける、ぐらいのこともしないのか」「キミにもキミの会社もはるかに期待以下だったね」と、怒るでもなく淡々と述べます。

タカハシはそれを聞いて、トラック便ではなく自分で社用車を運転して原料を届けることを決意します。今までずっとバカにされて、しかも今回もミスをしてしまい、このままで引き下がるわけに行かないと感じたのです。

しかし、そこに先輩である布津田がいいます。

「ちょっと待ちなよタカハシ。自分で持っていくのは許可できないよ」

「・・・!な、なんでですか!?ボクは・・・!」と食って掛かるタカハシ。

布津田「今日、この後アポは入ってないの?」

タカハシ「16時に鶴亀のアポが・・・」

布津田「それ・・・どうするの?」

タカハシ「う・・・うまく説明して・・・」

布津田「自分の意地のために、仕事をトバす気?タカハシ。会社はお前が運送することに金を払っているんじゃない。運送には運送のプロがいるんだよ」

果たしてタカハシの決断は・・・。

“リアルな仕事”を手っ取り早く理解したいなら「商社マンは今日も踊る」を読もう。

上記に出てくる副社長の若い頃の話や、タカハシを厳しくも温かく見守る部長との関係など、このマンガは本当に読みどころがたくさんあります。4巻で終わってしまったのが本当にもったいない・・・。

かたーいビジネス小説やビジネス書を読むのもいいですが、「そんなのダルい!」という方はぜひこのマンガを読んでみて欲しいです。ダメダメな社員だったタカハシが、いろんな人の想いや意地、会社やビジネスにかけた執念に触れることで成長していく姿は涙を誘います。

そして、第4巻のクライマックスとなる夢跡工業の副社長との交流は、本気でビジネスをやった経験がある人にはザクザクと刺さっていくことでしょう。

「商社マンは今日も踊る」、マジでオススメです。