夢中で仕事に取り組もう!!「ムダな努力ゼロで大成長 賢い仕事術」著者、木下氏との対談

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こんにちは、Shinです。ぼくはオンラインコミュニティ「Players」で、様々な方をお招きしてオンライン対談をしています。

先日、『ムダな努力ゼロで大成長 賢い仕事術』著者である木下 雅幸氏をお招きし、お話を伺いました。そのときの模様をこちらのブログで書いていきます。

Shin:おはようございます。本日は木下さんと対談をさせていただきます。株式会社山下PMCの取締役常務執行役員で、「ムダな努力ゼロで大成長 賢い仕事術」を出版されています。

仕事をどうやってレベルアップさせていくのか、ToDo管理をどうされているのか、いろいろとお話を伺えればと思います。よろしくお願いします。

木下:よろしくお願いします。私は現在、株式会社山下PMCにて建物関係のコンサルタントをしております。もともとは株式会社山下設計でキャリアをスタートさせ、そこで14年間勤務しました。

木下:初めのころは仕事がうまくいかず、もがき苦しんだこともありましたが、最終的には超高層オフィスビル等の大きいプロジェクトを担当しました。その後、生命保険会社に転職して2年9か月ほど働いた後、現職の株式会社山下PMCに入社し、現在に至ります。

キャリアチェンジをしたきっかけ

Shin: ありがとうございます。最初の設計事務所から、保険会社への転職は大幅なキャリアチェンジですよね。どういう流れで生命保険会社への転職を決意したのか、教えていただけますでしょうか。

木下: 転職を考えだしてから、実行するまでに3-4年ほどかかりました。いろんな会社を紹介してもらったのですが、最後の決め手は「全く業界が違うこと」でした。本にも書きましたが、端と端を押さえれば答えは必ずその中から見い出せます。そのように大切にしている考えだったので、一度建築業界から離れて、幅広い経験をしてみたいなと。

Shin: そこで経験を積んで、今の会社に移られたわけですね。現在、勤務されている会社は何か建物の設計の実務に関わることはないのでしょうか。

木下:クライアントの方が建物を作ろうとするときに、クライアント側に立って支援する仕事です。支援というと、何となくクライアントのそばにいるだけではありません。クライアントは何かしら建物を作る目的があって、単純に建物が建てられればいいと思っているわけではないのですね。

木下:建物を建てることで、何らかの経営課題を解決しようと思っている人が多いので、その経営課題をよりよく解決するための提案・実行支援が我々の提供価値だと考えています。

Shin:一般的な設計事務所では、そこまで踏み込んで提案・実行支援はしないということでしょうか。

木下:かつてはそうやっていたのかもしれませんが、専門領域が細分化されていくにつれて、それが難しくなってきたのです。

本を出版するに至ったきっかけと特徴

Shin:「ムダな努力ゼロで大成長 賢い仕事術」の出版をしようと思われた理由を教えていただけますでしょうか。

木下:大きく2つあります。

  1. 「クライアントへの寄り添い方」という暗黙知を明確に言語化したかった:弊社では、技術的な理解に加えて、クライアントへの寄り添い方も考えなければいけません。日常の業務でこれを都度教えるには限界があり、見える形で残したかったのです。
  2. これまでの恩返しをしたかった:私自身は特別な人間ではなくて、これまでのキャリアで諸先輩方に育てていただいた実感があります。その恩返しとして、これまで教えてもらったことを伝え直したかった。これも大きなきっかけでした。

これら2つの理由が相まって、本を出すことになりました。

Shin: 私も「ムダな努力ゼロで大成長 賢い仕事術」を拝読しました。ノウハウがたくさん詰まっているすごくいい本だと感じました。この本の特徴を教えていただけますでしょうか。

木下:この本の特徴は、以下の3つだと考えています。

  1. 業界横断的に活用できる:私は全然違う業界でこれまで経験を積んできたので、様々な業界の人たちに役立つ内容が書かれていることです。
  2. 発注側・受注側双方の視点がある:生命保険会社の不動産投資グループで働いた経験があり、そこでは発注側として働いていました。そのため、「発注側」「受注側」双方の視点を持って本を書くことができました。「相手」と「自分」という関係性の中で働く方に共通で役に立つ内容です。
  3. 現場主義である:私自身、今でも現場の最前線にいます。とおりいっぺんのロジックに留まらず、リアルに痒いところに手が届いている本になったと自負しています。

仕事で成果を出すための秘訣

木下:Shinさんからも、「ムダな努力ゼロで大成長 賢い仕事術」の感想を教えていただけますでしょうか。

Shin:はい。すごく経験がしみだしている本だと感じ、感銘を受けました。「経験をどう稼ぐのか」という話がたくさんあり、それらが構造化されていますよね。理想論で終わらずに「どう実行していくのか」まで書かれていると感じました。

木下:ありがとうございます。

Shin:本日は、「仕事の成果をどうやって出せるのか」という点をお伺いしたいです。木下さんは、下記の二つが大事であるとおっしゃっていますよね。

  1. 準備が出来ているための状態づくり
  2. 戦略的に実践していくこと

Shin:「準備が出来ている状態づくり」というのは、何か大きなプロジェクトが来た時や、危険な状況が来た時でも、対応できるようにしておく、ということでしょうか。

木下:はい、日々の仕事の経験を自分の知見にまで昇華できている必要があると考えています。そういう状態をいかに作るかを考えること、これがとても重要です。当たり前ですが、初めてのことは全然うまくいかないですよね。そこをどうするかが重要なのではないかと。

Shin:なるほど。進研ゼミモデルに近いかもしれないですね。木下さんは、進研ゼミはご存知ですか?

木下:もちろんです。かつては受講していました。

Shin:ぼくは受講したことはないのですが、ダイレクトメールに入っているマンガがとても楽しみでした。主人公は中学生もしくは高校生。部活も全然だめで、女の子にもモテなくて、勉強もダメで、進研ゼミをやることで人生が変わった。というようなストーリーです。毎回ワンパターンなのですが、毎回読んでしまうのですよね。

木下:漫画の方が分かりやすいですよね。

Shin:分かりやすいですよね。そこでよくあるのが、主人公が進研ゼミを受講し、その後の期末・中間テストで高得点を取るパターンです。そのときのセリフが「ゼミでやったやつだ」です。

Shin:これは仕事でも同じことが言えると考えています。「これゼミでやったやつだ。」というようなものがたくさん自分の中にあれば、新しい仕事でも100点を簡単にとれますよね。「進研ゼミでたくさんやったことがあるやつだ。」というような状態を作っておけば、どんな仕事が来ても、楽に早く仕事ができるようになります。

木下:その通りですね。私が大事にしていることは、想像(イマジネーション)です。実際に経験をしなくても、強く想像をすることで、経験不足を補うことができます。

木下:本の中で「ロールプレイ」というやり方を紹介しています。実際の会議を想定して、頭の中で模擬会議をする方法のことです。

木下:ロールプレイをしている中で、相手とのやり取りを何回も頭の中でシミュレーションできますよね。実際の会議でまったく同じになることはないですが、近いことがその場では起きます。

木下:思ったように話が展開されて欲しい結果がついてくることもあるし、仮にそうはならなくても経験値として生きてきます。その経験値が何かの拍子で思わぬ展開で生きていきます。

Shin:ありがとうございます。これも漫画の話になってしまって恐縮ですが、バキという格闘漫画を思い出しました。

Shin:主人公の範馬刃牙は、このロールプレイングの才能がすごくあります。どんな相手か想像し、その想像上の相手と戦うトレーニングをしています。そうやって何千回、何万回と想像上の戦いを繰り広げていて、結果圧倒的な経験値を獲得しています。もちろんマンガの世界の話ではあるのですが、現実世界でも活用できるのではないでしょうか。

木下:おっしゃるとおりですね。ロールプレイは、ビジネスだけでなくスポーツでもよくつかわれます。頭の中でシミュレーションしてから本番を迎えると、体が素直に動きますよね。

Shin:そうですね。ぼくも、大きなプレゼンがあるときは、一時間くらい会議室にこもって、リハーサルや質疑応答のシミュレーションをします。完全なぶっつけ本番だと焦ってしまうケースもあるので。

木下:私はそれを「1人プレス発表」と呼んでいます。声に出してやると、おかしなところがよくわかるんですよね。

Shin:声に出すと、「ここのロジックがおかしい」「伝わらないから具体例を入れた方がいい」等、気づきますよね。

戦略的な仕事の進め方、成長方法について

Shin:実際の仕事のやり方について考えていきたいと思います。「ムダな努力ゼロで大成長 賢い仕事術」に掲載されている具体的な方法を教えようとしても「自分ではできない。」と言われることは多いのでは?

木下:よくありますね。自分を成長させるうえで大事なのは、「プライドを捨てる(自分を守るために使わない)こと」かなと私は思っています。ToDo管理でいいやり方があったとしても、それを取り入れないケースを考えてみましょう。その原因は、ほとんどの場合「つまらないプライド」なんです。

木下:自分の仕事のやり方を捨てきれず、やり方を変えることができない。そうなってしまうと、成長が滞ってしまいます。プライドをわきに置いてみる、というのは大事ですよね。

Shin:ありがとうございます。木下さんは、ToDo管理をする際に「ToDo + 時間軸が大事だ」とおっしゃっていますね。

木下:はい。一般的な方法でTodoを管理しようとしても、なかなか時間通りに終わらないことがあります。その原因は、「自分自身の処理能力や経験値の足りなさ」と「緊急の仕事の多さ」です。

木下:私も最初は一般的なTodo管理だったので、なかなか予定通りに仕事が終わらないという状況が頻発していました。「明日はできるだろう」と思っても、その次の日も同じ状況になってしまっていました。「緊急の仕事」は実はその日だけでなく、次の日もその次の日も起きていたのです。あるとき「このままではだめだ」と感じ、タスクごとの予定時間を決めてTodoを管理し、仕事相手に予定通り仕事をしてもらうための段取りも加えて管理するようになってから、うまくプロジェクトの管理もできるようになってきたのです。

Shin:ありがとうございます。ぼくのシンプルTODOリストとすごく似ているなと感じました。

木下:先日読ませていただきました!似ているところが多くて面白かったです。

早く若手を卒業して、上司に信頼されるようになるには

Shin:「若手」という言葉は会社によって解釈が分かれますが、ともあれぼくは「若手」とみなされる段階は早めに卒業すべきと考えています。その卒業要件の一つとしては、「お客様とひとりで対峙できること」かなと。

木下:そう思います。なかなか思い切って若者を前に出すことは勇気もいるんですが、そういうチャンスは早めに与えてあげたいですよね。

Shin:いきなりお客様の前に出すのは難しい場合、「社内勉強会で講師をしてもらう」等の経験を積ませてあげるのもいいですよね。

木下:お客さまへの説明資料を作っている若手に「自分で話してごらん。」と伝えた途端、面白いくらい自分ごとになりますね。「どうせ木下が説明してくれるんだ」と思うと、どうしても変に安心してしまいます。なので、部下には「今日はぼくは行かないから、説明よろしくね」と任せるタイミングを増やしています。

木下:そうすると、資料の質が如実に変わるんですよね。逃げ場のない環境が与えられると、人は伸びるなーと改めて感じました。

仕事に夢中になるための方法

Shin:ありがとうございます。最近のぼくのテーマは、「仕事に夢中になるにはどうすればいいのか?」です。

木下:夢中になっている人の表情はすごくいいですよね。そういう人と何かやると、こっちも楽しくなります。夢中になる環境をどう提供するか、というのは私のテーマですね。

木下:生命保険会社にいた時代に、「みんな結構つらそうに仕事をしているなあ」と感じました。設計事務所は、結構自由な感じの人が多いので、よりギャップが激しかったです。つらそうに悲壮感をもって仕事をしているというのは、夢中になれていない、自分事として働けていないからなのではないか、と思っています。

木下:今、一緒に仕事をしている人には、「(このプロジェクトで)あなたのやりたいことは何ですか。」と聞くようにしています。「プロジェクトの中に、自分のやりたいことをいれてみよう」と。そうすると、働いている人たちの目の輝きが変わって、主体的に動けるようになりますね。

Shin:シンプルに、24時間365日、つらいより楽しい方がいいじゃないですか。「つらいのは当然」「楽しいことでお金がもらえるのは間違っている」みたいな考え方はどうかなと。「成果を出せているからお金がもらえる」「成果出すにはたくさんの勉強・たくさんの知識が必要」「それを自然にやるには夢中になることが必要」というシンプルなロジックをもっと伝えていきたいです。

Shin:木下さん、本日は大変ありがとうございました!!

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