コミュニケーションに悩むあなたに「人を動かす三原則」を伝えたい。

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ぼくはもともと人と話すことはニガテではなかったのですが、会社に入ってコミュニケーションの問題には何度もぶち当たりました。


上司とうまくコミュニケーションがとれず嫌われてしまう、部下になかなか言いたいことが伝わらない・・・。そのような悩みを抱えていました。お客様の考えていることがなかなかわからず、プロジェクトが思うように進まなかったこともありました。

職種を問わず、ぼくのように人とのコミュニケーションに悩まれている方は少なくないでしょう。そのような方のためにオススメしたい本があります。それが下記の「人を動かす」です。

タイトルがそのものズバリすぎて若干胡散臭いと思われてしまう本ですが、シンプルかつ本質を突いている非常に素晴らしい本です。たくさんのコミュニケーション本を読み散らかすぐらいだったら、この本を何度も読み込んだほうがいい、とぼくは考えています。

今回は、パート1の「人を動かす三原則」の中身を紹介していきますね。

盗人にも五分の理を認める

人を非難する代わりに、相手を理解するように努めようではないか。どういうわけで、相手がそんなことをしでかすに至ったか、よく考えてみようではないか。そのほうがよほど得策でもあり、また、面白くもある。

そうすれば、同情、寛容、好意も、自ずと生まれ出てくる。

すべてを知れば、すべてを許すことになる。

イギリスの偉大な文学者ドクター・ジョンソンの言によると── 「神様でさえ、人を裁くには、その人の死後までお待ちになる」

まして、我々が、それまで待てないはずはない。

日々仕事をしていると、「自分はこんなに一生懸命やっているのに、何であの人はなにもやらないんだろう」「なぜ上司は自分のことを評価せず、批判しかしないのだろう」と思う人もいるでしょう。自分がすべて正しく、周りが間違っているような感情を持ってしまうことは誰しもあります。

コンサルティングというビジネスは形があるものを届けるわけではなく、コミュニケーションが難しい仕事のひとつだと考えています。事前に定義したスコープが、お客様の要望でひっくりかえってしまうこともそこまで珍しいことではありません。

しかし、そこで相手を罵倒したり、非難してもいいことはありません。上司やお客様も、別に悪気があるわけではないのです。自身の信念や状況にあわせ、最善の行動や言動を取っているだけなのです。

「相手を非難する代わりに、相手を理解するように努める」。一見簡単そうですが、実際にやろうとするとこれが難しい。人は自分の間違いを認めたがらない生き物なので、ついつい人を非難してしまうのです。

それをぐっとこらえ、「なぜこの人はこういう行動をしたのだろう?そこに潜む意図はなんだろうか?」と問いかけ、お互いにとって良いやり方を探る、そういうクセをつけると人間関係が一気に改善するでしょう。

重要感を持たせる

人を動かすには、相手のほしがっているものを与えるのが、唯一の方法である。

人は、何をほしがっているか?

二十世紀の偉大な心理学者ジグムント・フロイトによると、人間のあらゆる行動は、二つの動機から発する──すなわち、性の衝動と、偉くなりたいという願望とである。

アメリカの第一流の哲学者であり教育家でもあるジョン・デューイ教授も、同様のことを、少し言葉を換えて言い表わしている。つまり、人間の持つ最も根強い衝動は、〝重要人物たらんとする欲求〟だというのである。

〝重要人物たらんとする欲求〟とは、実に意味深い文句だ。本書では、それについて詳しく考えてみたいと思う。

コンサルティングという仕事や、オンラインコミュニティ「Players」を運営していく中で、「本当にいろんな人がいるな」と感じることがよくあります。好きなもの、触れられたくない話題、怒りっぽさ、価値観・・・みんな千差万別で難しく、それ故に面白いと感じます。

ただ、どの人も突き詰めて考えると「自分を見て欲しい」という欲求が強くあるように感じます。自分を認めて欲しい、自分を見て欲しい、自分を重要だと思わせて欲しい・・・そういう欲求は誰しも持っているようです。

逆に、「おまえなんか取るに足らない存在だ」といわれたり、感じさせられることは、どのような人にとっても屈辱です。そのような扱いをした人のことを好きになるはずがないのです。

自分の重要性を示すために他の人をさげすむような態度を取る人もいますが、そのようなことをしていると早晩自分とコミュニケーションをとってくれる人がいなくなります。

他の人に「この人は大事な人だ」と思ってもらいたいのならば、まずは自分から他の人を大事にすることからはじめるのがよいということでしょうね。

人の立場に身を置く

アメリカの心理学者オーヴァストリート教授の名著『人間の行為を支配する力』に次のような言葉がある。

「人間の行動は、心の中の欲求から生まれる……だから、人を動かす最善の法は、まず、相手の心の中に強い欲求を起こさせることである。商売においても、家庭、学校においても、あるいは政治においても、人を動かそうとする者は、このことをよく覚えておく必要がある。これをやれる人は、万人の支持を得ることに成功し、やれない人は、一人の支持者を得ることにも失敗する」

情報がこんなに氾濫している時代であっても、コンサルティングというビジネスがなくなる気配は今のところありません。むしろ、コンサルティングへの需要が増しているような気すらしています。

コンサルティングというビジネスは、単に情報を集めてレポートを作成する仕事ではないのです。

徹底的にお客様の身になって考えて、お客様自身も気がついていないような課題をあぶり出し、それを解決するための方法を調査し、お届けする。それがコンサルティングだと思っています。

もちろん、その中でいろいろと調査をしますが、それはあくまでも一手段であり、本質的な価値ではありません。本質的に大事なことは、「お客様は何を求めているのだろう?」と考え、問いかけ、明確にする力だと思っています。

これは普段のコミュニケーションでも活かされます。自分の好きなように動くだけではなく、周りの人の立場を理解した上で行動する。それができる人は、周りの人から好かれますし、信頼されるようになるのでしょう。

「人を動かす」はコミュニケーションの悩みを持つ人に最適。

名著「人を動かす」の一部を抜粋してご紹介しました。

シンプルですが、豊富な具体例とともに人とコミュニケーションをとる際に大事なことが明確に記載されており、ずっと売れ続けるのも理解できる一冊でした。

コミュニケーションに悩む人はぜひ「人を動かす」を読んで実践してみてくださいね。