こんにちは、Shin(@Speedque01)です。 ウェブベンチャーの会社を2社経営され、オンラインサロン「トリイくんのファーストペンギン大学」も運営をなさっているトリイさんにお話を伺い、記事にさせていただきました!
過去の対談記事はこちらになります。
Shin:本日は起業に至るまでのエピソードを伺えるということで、とても楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。
トリイ:こちらこそ、よろしくお願いします。
Shin:トリイさんもそうですけど、個人の力で数千万や数億円レベルで稼がれている方って、大きく分けて2つの能力があるのかなと思っています。
- 何か自分で企画して儲かりそうなプランを立てる力
- 立てたプランを実際にゴリゴリ実行していくこと
Shin:ビジョンを描く能力と、実際に実行に落とすという力がズバ抜けている。その2つの力ってどうやってつくのか、じっくりとお伺いしたいです。
- やりたいことが分からない
- 何をしたらいいのか分からなくてモヤモヤしたまま日々を過ごす
という方も多いように見受けるので。トリイさんの場合だと、そういうモヤモヤしてた時期ってありました?
優れた起業家にも「モヤモヤ期」はある
トリイ:もちろん僕もありましたよ、たぶん全員あるんじゃないですかね。
Shin:そうなんですね、トリイさんほど行動されている方には、そんな時期はないのかと思ってました。
トリイ:そんなことないですよ。当然悩むんですけど、悩んだときの行動パターンが人と違うかもしれません。
一番最初だと、ほんとに「起業したい」って漠然と思ってたんで、何がやりたいとかもありませんでした。ほんとにただ『リクルートのDNA』っていう本を読んで、リクルート出身の方の本を何冊か読んで、「リクルート入りたいな、起業したいな」って。
まずはリクルートに入って、こんなに面白い人たちがいっぱい輩出されてるとこ、どんなとこか見たいなって思っていました。
そして、ゆくゆくは自分も独立したいなって思ってたんです。ただぼんやり憧れただけなんで、何もなかったんですよね。で、そこからずっと同じように悩みましたよ。「結局、何するんだ?」みたいな。
Shin:入ったはいいものの、みたいな感じですか?
トリイ:そうですね。実際に入ってみたら仕事は面白くなかったし。笑
そんなもんかと思って、じゃあもう1人でやったほうが早いなと思ったんですけど、当時は経験もないし、東京に出てきちゃってて、ずっと関西にいたんで人脈もないし。困りましたね、だいぶ。
Shin:そこからどう、今のようなトランスフォームを遂げたんですか?リクルートの本を読んで、「カッコいいな」と思って入社して、でもいまいちつまんないな、で終わってしまう人がたぶん95%で、トリイさんはそうじゃない5%だと思っています。そこの違いって何なんですかね。なぜそこでトランスフォームできたのかっていうところが知りたいです。
「やりたいことを探す」のではなく「とにかくやってみる」
トリイ:何でもそうなんですけど、本当はそこに魔法の粉みたいなのがあって、振りかけると空に飛べるといいんですけど、当然そんなことはないんで。
そこからもうずーっと、もがいてっただけです。
僕の場合は止まらないんで、何をしたらいいか分からないから探すってふうにならなかったですね。やりたくないことをやってみる、っていうところからやりました。
Shin:そういう意味ではトリイさんの価値観自体がファーストペンギンなのかもしれませんね。
トリイ:そうですね、足止まったら終わりなんで。だいたいほとんどの人は手しか動いてないですよね。
Shin:だからこそ、 前回の対談でおっしゃっていたように、足を動かす為の「安心」が必要になるのですね。
トリイ:そうですね、トリイくんのファーストペンギン大学で行っている最も滑った人を表彰する文化などはまさに手足を動かす為の仕組みとして取り入れています。
Shin:行動を起こすことに安心を持ってもらい、ひたすら手足を動かし続けることで見えてくるものがあるんですね。
トリイ:まずは行動しないと見えるものも見えてこないと思っています。
トリイさんのブログはこちら →トリイケンゴ.com ( ・`д・´)
トリイさんのオンラインサロンはこちら →トリイくんのファーストペンギン大学
「行動できない」を突破しよう
ぼくは仕事や運営しているオンラインコミュニティ「Players」で、いろいろな方のご相談に乗らせていただくことがあるのですが、突き詰めていくと「なかなか行動が出来ない」というところに尽きると思います。行動に移せている人は、悩みも具体的だし「ああ、結果が出そうだな」というのがなんとなくわかるのですが、行動できずにモヤモヤしている人は結果を出すのに時間がかかってしまいそうな気がしています。
トリイさんのようなすごい起業家の方でも、「モヤモヤする時期」があるというのは、ある意味勇気付けられることですね。ただ、できるならば、そのモヤモヤした状況からなるべく速く脱したほうがいいのかもしれません。
ぼくも個人的に、「どういう人が行動できないのだろうか?」「行動に移せるようになるにはどうしたらいいのだろうか?」ということに関して記事を書いていますので、よろしければ読んでみてくださいね。