仕事の不安を最小化するためのシンプルな2ステップについて語る

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ぼくは戦略コンサルタントとして働き出した当時、仕事が非常に怖かったです。

「自分がやっていることが正しいかどうかわからず、上司に怒られるかもしれない」「お客様とお話しするときに全然プロジェクトについてわかっていないことがばれてしまい、契約を打ち切られてしまうかもしれない」、そんな不安をいつも抱えていました。

かつてのぼくのような不安を抱えている方は、一定数いるのではないかと考えています。その不安さえなくなれば、もっと仕事を楽しめるのに・・・そう思っている方のために、「仕事の不安を最小化するためのシンプルな2ステップ」について語らせていただければと思います。

仕事の目的を深堀する

後輩たちにも毎日毎日伝えていますが、コンサルティングに限らず、仕事においては「目的を明確にする」ことは大変重要です。

  • この仕事をすることで、誰がうれしいのだろう?
  • なぜこの仕事が必要とされているのだろう?
  • この仕事を発注するのにかかっているお金はいくらぐらいなのだろう?
  • それに見合うだけのゴールとはいったいなんなのだろう?

等々、とにかく深く仕事の目的を突き詰めていくこと。目的なくやる仕事は仕事ではなく、ただの作業になってしまいます。

ほとんどのみなさんは、何らかのテレビゲームや携帯ゲームをした経験があると思います。そのゲームの中で、雑魚キャラを倒して経験値やお金を稼いだりしたこともあるのではないでしょうか。

正直、これ自体はあまり面白い作業ではないと思います。しかし、そのような「作業」的な活動も、ぼくは大変楽しくゲームに没頭していました。

それがなぜかというと、「ボスを倒す」という最終的な目的が明確になっていたからです。そのため、単純な作業になってしまいがちな活動でも、心をこめて打ち込むことができていたのではないでしょうか。

普段の仕事がつまらなかったり不安を感じたりしてしまうのは、「最終的に行き着く場所」がよくわかっていないからです。

  • このプロジェクト、「A社を買収する」という方向で動いているけど、お客様にとって本当にそれがベストなのかな?なんでそれがベストであるという結論がでたのかな?
  • システム導入をするのはいいんだけど、明らかに前のシステムのほうが保守費用も安いし業務プロセスもお客様にあってるよね・・・。なんでしないといけないのだろう?

このような状態で仕事をしても、しっかりと集中することができません。「これって本当に正しいのかな?」という迷いがあると、人のパフォーマンスは大変低いものになってしまうのです。

なぜ自分はこの仕事をする必要があるのか。この仕事をすることで、誰をどのように幸せにすることができるのか。まずそれを明確にしてみましょう。

目的を明確にするために「10の疑問」を活用してみる

「そういわれても、目的を明確化するってどうすればいいの・・・」と疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。いくつかやり方はあるのですが、もっともシンプルなやり方は「プロジェクトについて、10個の疑問を洗い出すこと」だと考えています。

例えば、「製薬会社であるA社が新薬Xを海外に売り出したいという要望を持っており、それをサポートする」というプロジェクトに参画していると仮定してみましょう。その場合、下記のような質問を洗い出してみるといいかもしれません。

  1. A社は何で海外進出をしたいんだろう?
  2. 国内では売上がなかなか上がらないから海外に活路を求めているということなのかな?
  3. 国内では充分に売上向上施策を実施したのだろうか?
  4. A社のメインビジネスは何だろう?
  5. 今回対象となっている新薬XはA社の売上のどのぐらいを占めているのだろうか?
  6. 新薬Xをメインで購入しているユーザーはどのような層なのだろう?
  7. 新薬Xはそもそもどのような薬効があるのだろう?
  8. 新薬Xの成分要素はどのようなものだろう?
  9. 新薬Xの競合となる製品はどのようなものだろう?
  10. 新薬Xと競合製品の差別化ポイントはどのようなところにあるだろう?

これらの疑問を持つことで、それに対する答えを考えることになります。ホワイトボードで図式化したり、後輩や上司と建設的なディスカッションを実施したりもしていました。

どんなに頭がいい人でも、通りいっぺんの説明を受けただけですべてがうまくいくほど仕事は甘くありません。目的を即座に把握しているように見えても、その背後には「たくさんの疑問を持ち、それによって頭を回転させる」という基本的なことをみんなやっているようなのです。

ぼく自身もこれを実践しています。新しいプロジェクトを実施するときに、形式にはこだわらずとりあえず10個疑問を考え、自分自身で考えてみるのです。どうしてもうまく進まない場合は、後輩や上司の時間をもらい、ディスカッションしてプロジェクトの目的を突き詰めるようにしています。

この作業はある程度時間もかかりますし、そこから何らかの成果物が出てくるわけではありません。しかしながら、最初に疑問を洗い出しておくことで、後々壁にぶつかる可能性は低下しますし、何らかの課題が出てきたときも初動が早くなります。ぜひみなさんも、「まず10個疑問を洗い出す」を実施してみていただければと思います。

目的までのステップを細かく刻む

目的が明確化できたら、それはかなり大きな前進です。それだけで仕事の不安がかなり軽減されるでしょう。ただ、せっかくならばダメ押しで「仕事が不安どころか、楽しみになってくる」というレベルにまで到達できたらいいですよね。

そのためにオススメしたい方法は「目的までのステップを細かく刻むこと」です。

達成すべき目標を明確化できても、そこへの到達方法がふわふわしていると、人を導くこともできないし、途中で挫折する可能性も高くなってしまいます。

  • その目標を達成するのにかかる総工数は何人日なのだろうか?
  • どのような人材をチームに入れると仕事が効率よく進むだろうか?
  • お客様との打ち合わせによってやり直しが発生することも考慮に入れているだろうか?

このようなことを考えつつ、上司や同僚と相談しながら最初はざっくりと、だんだんと細かい作業計画を作ってゴールまでの道筋を明確化していきます。

最初は月単位の計画を立て、その後週単位の計画、その後日単位の計画を作り、さらに一時間単位の作業計画まで練り上げていきます。もちろん、プロジェクトの状況は日々変わっていくので、定期的に修正をしていくことも大事です。

実際に練り上げただけで終わってしまったら意味がないので、洗い出したやるべきことはTodoリストに登録して地道につぶしていく努力をすることもまた重要ですね。

過去にTodoリストの作り方と使い方について解説した記事があるので、よければ読んでみて下さい。

Todoリストの超具体的な活用方法を紹介するよ

仕事への不安を一掃して楽しく仕事を進めよう

目的を明確化し、さらにその目的への道筋を細かく刻むことができたら、仕事への不安は雲散霧消していくことでしょう。せっかく仕事をするのであれば、楽しく結果を出していきたいですよね。ぜひ今回説明した2つの方法を試してみてください。

さらに具体的な仕事の相談や、一緒に仕事をがんばる仲間が欲しい!という人にはオンラインコミュニティのPlayersを勧めています。450名超の仲間たちと一緒に仕事に関する悩みやノウハウを共有し、楽しく成果を出していける場ですので、よければこちらものぞいてみてくださいね。

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