目次
こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ぼくは、仕事の悩みを解決することを目的としたオンラインコミュニティ「Players」を運営しています。
Playersでは、定期的にビジネス書の著者や経営者の方を招いて、オンラインやオフラインで対談をしています。
つい先日は、ベストセラーである「ゼロ秒思考」の著者、赤羽雄二さんとお話させていただきました。
ゼロ秒思考に関しては、ぼくも記事を書いていますので、よろしければご覧ください。
その対談の中で、ある質問を赤羽さんに投げかけてみました。
成長するためには、アウトプットが大事というのは、私も賛成です。
ですが、そのアウトプットをする道筋がなかなかはっきりしておらず、「やりたいけどやれない」という人も多いのでは、と感じています。
具体的に、アウトプットを続けて成長する人になるための方法はあるでしょうか?
赤羽さんは、このように答えてくださいました。
成長したいのであれば、下記のステップを踏むといいでしょう。
- 自分の好きな分野、興味のある分野を決める
- Google Alertに関連キーワードを30-50登録し、関連記事を100程度読む
- ブログを50記事ほど書いていく
- 講演依頼が来たら、過剰なほど準備する
- 継続的な講演依頼や、出版依頼が来る
このプロセスは、「なるほど・・・!」と深く頷けました。
なぜなら、ぼく自身も同じようなプロセスを踏んできたからです。
自分の好きな分野、興味のある分野を決める
まずは「自分が注力する分野」を決めることが大事になってきます。
そのときに、「一生涯かけて突き詰めてやる」「誰よりも情熱を持って取り組める」等、ハードルをあげまくる必要はありません。
なんとなく興味がある、面白そうだと思う、その程度で大丈夫です。
ただ、この後のステップで、その分野に関する記事をたくさん読んだり、ブログとしてアウトプットすることになるので、それが苦にならない程度には好きなものである必要があります。
ぼくの場合は、それは仕事全般でした。
仕事に苦しみ、「仕事ができるようにさえなれば、人生はめちゃくちゃ楽しいはずなのに」といつも悔しく思っていました。
だから、仕事に関する記事はたくさん読んでいたし、本も好きでした。
その学びが今にも生きているな、と感じます。
Google Alertに関連キーワードを30-50登録し、関連記事を100程度読む
次にすべきは、Google Alertへの関連キーワード登録と、関連記事の読破だと赤羽さんは述べます。
いくら好きな分野でも、ある程度勉強しなければ、価値のある情報は発信できません。
自動的にさまざまなニュースが通知されるような設定をしておき、空いた時間で関連記事をたくさん読み込む。
その量は100記事が目処である、と赤羽さんはおっしゃっていました。
たしかに、100記事読んだり、気になったキーワードを深堀していけば、ある程度専門的な知識がつきます。
そこまで来たら、他の人のアウトプットを見ても「本当にそうなのかな?」「もっといいやり方があるのでは?」と能動的に疑問を持てるようになるでしょう。
そうなったら、次のステップに進みます。
ブログを50記事ほど書いていく
自分の好きな分野を決めて、それに関する知識もついてきた。
そうしたら、次はどんどんアウトプットをしていくフェーズに入ります。
アウトプット方法はなんでもいいとは思いますが、やはりその後のことを考えるとブログが一番おすすめです。
ある程度長い文章を書く必要がありますし、ネット上に残って自分の代わりに意見を発信してくれるんですよね。
「なかなかブログがかけない・・・」と悩む人もいると思いますが、そのときはぜひ下記の記事を参考にしてみてください。
講演依頼が来たら、過剰なほど準備する
にわかには信じがたいかもしれないですが、熱のこもったブログを更新し続けていると、だんだんと周りの人への認知が広まっていきます。
ぼくも、無名のビジネスパーソンですが、仕事に関する記事を書きまくっていたおかげで、さまざまなところからお声がけいただくようになりました。
50記事程度、熱量のこもった記事を書いていると、「講演してくれませんか?」「勉強会で少し話してみてくれませんか?」というお誘いがきます。
そのときに、「ここまでやるか!?」と驚かれるほど、ちゃんと準備をするといい、と赤羽さんはおっしゃいます。
そうすることで、「次回もぜひ呼びたい」とリピートが生まれますし、口コミで他の団体からも呼ばれる可能性が増えるのです。
ぼくも、2018年の10月20日に過剰な準備をした講座を実施するので、タイトルにピン!と来た人はぜひおいでください。
継続的な講演依頼や、出版依頼が来る
そのように何回も講演を繰り返し、ブログも引き続き書いていくと、講演を依頼される機会が徐々に増えていきます。
出版依頼が来ることも、実は珍しくはありません。
ぼくの場合、下記の記事を大変多くの方に読んでいただき、それがきっかけでダイヤモンド社の編集者の方にお声がけをいただきました。
継続的な情報発信をしておくと、このような機会をいただけることもあるのです。
「成長を仕組み化する5ステップ」で自分を変えよう
最初は、好きな分野を決めて記事を読んでいるだけだったのに、いつの間にか講演依頼をたびたびいただくようになり、出版までできるようになりました。
非常に自然な流れですよね。
あなたも、「もしかしたら自分にもできるかも!」と思ったのではないでしょうか。
ぜひ、「自分にはそんなことできない」と思わずに、好きな分野を決めるところからやってみてくださいね。
それでも怖い・・・という方は、赤羽さんの新刊「変化できる人」を読んでみてください。
自分を変えるにはどうすればいいか、非常に具体的に書いてありますよ。