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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。運営しているオンラインコミュニティ「Players」で、「やりたいことが見つからない」という方の悩みをうかがう機会がありました。
「やりたいことを見つけないとダメ」という考えは、想像以上に広がってしまっているようです。もちろん人の考えはそれぞれなのですが、ぼく自身は「やりたいこと」という明確なモノがすぐに見つかり、それを一生賭けて追求できるような人などほとんどいないと思っています。
人の価値観や考え方は、タイミングによって大きく変わるものです。ぼく自身、1年前と今では良くも悪くもかなり変わっていると思います。それなのに「やりたいこと」が一緒であるというのは、少々不思議なことですよね。
ぼく自身、大学生のときに「やりたいこと」が見つからず、いろいろな活動をしている同級生たちが羨ましくてしょうがなかった経験があります。自分は特に何もせず怠惰に日々をすごしている一方、学生起業や長期インターン、国際協力団体などなどで活躍している様をみて、悔しく思いました。
しかし、ぼくの同級生たちは果たして「やりたいこと」を見つけ、一生の活動として打ち込んでいたのでしょうか。ぼくはそうではないと思います。彼らは単純に「少し興味をあること」をやり、アウトプットをし続け、他の人より知識や経験をつけ、さらにそれを深めるもしくは違うことに手を出す、というサイクルをまわしただけだったのです。
「やりたいこと探し」マニアになると取り返しがつかなくなるかも。それよりも下記4ステップを繰り返そう。
1.少しでも興味があることをやる
2.感じたこと・学んだことをアウトプット
3.興味がある -> 他の人より得意 まで昇華させる
4.さらに深める or 違うことに手を出す— Shin@Outward Matrix (@Speedque01) 2017年9月9日
このステップについて、以下で詳しく説明いたします。
ステップ1:少しでも興味があることをやってみる
まずは何はともあれ「やること」からスタートします。
いつまでも「自分がやりたいことは何だろう」と頭の中で考えても、残念ながら答えが見つかることはほとんどありません。今までのあなたの人生の中で、少しでも興味が持てるものがあったはずです。
- IT企業でインターンをしてみたい。
- 経済理論についてキチンと理解したい。
- 自分の力で少しでもいいからお金を稼いでみたい。
- 起業ってかっこいいなあ。やってみたい。
- お金持ちの話を聞いてみたい。
- 文章を書いてみたい。
- モテたい。
なんでもいいのですが、上記の「したい」をとりあえず「する」ことからすべてがはじまるとぼくは考えています。
そのときにドライバーとなるのが「少しの興味」です。まったく興味がないものを続けても、すぐやめる羽目になって自己嫌悪に陥ってしまう可能性が高いです。
少しでもいいので興味があることを見つけ、インプットだけでなく実際に行動に移してみることをおすすめします。
ステップ2:感じたことや学んだことをアウトプットする
ステップ1で何かしらの行動に移すことができたら、ぜひそれをアウトプットする場を作ってみることをおすすめします。
人は想像以上に物覚えが悪い生き物で、その瞬間に「これを学んだ!」と思っても、次の日には綺麗さっぱり忘れてしまうものです。いくら良質な経験を積んでも、素晴らしい学びを得ても、そのほとんどが頭の中から流れ落ちてしまうのです。
それを防ぐためにもっともいい方法として挙げられるのが「アウトプットすること」です。個人的にはブログを開設してある程度長文でアウトプットし続けることが良いと思いますが、ハードルが高い人はツイッターでもFacebookでも良いと思います。
可能な限り高頻度で、自分の行動の中で感じたことや学んだことをアウトプットし続ける。そうすることで、現在やっている行動からの成果を最大化することができるのです。
これは仕事でも同じことがいえます。「仕事つまらないな」と思っても、そこから学ぶことはあるはずです。それを自動的に実行し続けるためには、毎日日報を書くことが重要だなと感じています。
ですので、さらに継続性を増すために、ぼくは日報のフォーマットは極めてシンプルにすべきだと考えています。具体的には、2つのことだけを書く。
- 今日したこと
- 反省と改善点
以上です。
2点目の反省と改善点に関しては、その日にしたことについてすべてかけたらベストです。ただ、そうやって無理矢理やろうとしてもなかなか思いつかないかと思いますので、一つだけでも書ければオッケーとしましょう。
おそらく、このぐらいの簡単なフォーマットであればかなり多くの人が継続できるのではないでしょうか。
そして、これを1週間・1か月・1年と継続していくと、あなたは自分の仕事がどんどん改善されていることを理解することになるでしょう。そして、そのときにはあんなにだるかった仕事がとても楽しいものになり、極めて高い成果をあげられる人になっているはずなのです。
ステップ3:興味があることを「得意」まで昇華させる
興味を持っていることを実行に移し、そこでの経験や学びを定期的にアウトプットすることができれば、今までのように「やりたいことはなんだろう」と思い悩むことはほとんどなくなっていると思います。目の前のことをやるのに夢中になり、そんなことを考えている暇がなくなるのです。
さらにここでもう一歩先に進めていきましょう。今の活動にさらにリソースを投下し、アウトプット量も増やし、「興味があってやっていること」から「得意なこと」に進化させるのです。
この世の中色々なハウツーが紹介されていますが、最も有効なのはなんだと思いますでしょうか?
ぼくは、自分の持てるリソースをすべて注ぎ込むことだと考えています。もちろんちゃんと戦略を考え、どのように物事進めていくか、キチンと練り上げることも非常に重要です。しかしながら、最終的にはどのぐらいのリソースを注ぎ込むことができたか、そこに尽きるのです。
時間やお金や体力を注ぎ込み、「ここに関しては自分はかなり得意である」という状況になったらしめたものです。周りの人からも頼られ、多くのチャンスを手にすることになるでしょう。その行動からお金をいただくこともできるようになるかもしれません。
「やりたいことがない」と考えて悶々としていたときに比べれば、大きな変化だとは思いませんか。
ステップ4:さらに深める or 他のことを始める
最後のステップです。「興味があること」を「得意なこと」にまで昇華させることができたら、その先には2つの選択肢があります。
- 得意なことをさらに深めていく:「得意」となっている行動にさらに集中し、他の誰にも負けないレベルを目指して努力していくパターンです。
- 他の興味があることに手を出して、同じサイクルをまわす:いったん現在の活動へのリソース量を少なくし、新たに興味があることをやっていくパターンです。
どちらがいいかはケースバイケースですので、一概には言えません。一点集中で誰にも負けない強みを持っていくのがいいかもしれませんし、複数の「得意なこと」をかけあわせることで唯一無二の存在になるのもいいでしょう。そこは各人の価値観やタイミング、志向によるのかなと思っています。
とにかく、ここまでいけたら毎日がとても充実すると思います。少なくとも「やりたいこと」をずーっと探し続けるより、よほど楽しいのではないでしょうか。
まずは動き出してみよう。
これを読んでくれた方、ぜひステップ1の「少しでも興味があることをやってみる」をすぐにでもスタートしてみてはいかがでしょうか。どこにも存在しない「やりたいこと」を延々と探すよりも楽しい日々が待っていると思います。
とはいえ、なかなか一人でこなすのは正直きついと思います。そんな方のために、ぼくは運営しているオンラインコミュニティ「Players」にて、「やりたいこと探しから卒業するチーム」というFacebookメッセンジャーグループを作り、このサイクルをまわすサポートをさせていただいています。
Playersのその他の特典について、下記にまとめます。
- 月額980円ですべてのサービスが使い放題
- 総計1万4,000円以上のnoteや音声がすべてダウンロード可能
- 自己紹介スレッド上での悩み相談(Shinや他Playerが回答)
- Shinによる定期的なツイキャスおよびズームでのオンライン講座
- Facebookスレッドを活用した、日々の生活を改善するためのスレッド(任意参加):毎日の予定スレッド、業務改善報告スレッド、ゼロ秒思考報告スレッド、ブログで自己発信力を強化するスレッド、就職活動の悩み相談スレッド等
- Facebookメッセンジャーを活用した少数グループでの密なコミュニケーション(任意参加):エクセルチーム、ブログ3ヶ月で30記事チーム、セルフコーチングチーム、個人サービス売上向上チーム、女子会チーム、筋トレ&ボディメイクチーム、暗号通貨勉強チーム、傾聴力向上チーム、デザインにマジになるチーム、マインドフルネス実践チーム etc
- 不定期に開催されるオフラインイベント(別途参加料金がかかる場合があります):オフライン仕事術セミナー、セミナー講師チャレンジ会、Players夏の陣(全体飲み会)、Players関西飲み会、Players速読セミナー、Players資産運用セミナー、ランチ会 etc
現在参加者数は444名ですが、いったん500名で募集をストップする予定です。その後の参加者募集については未定となっております。もし「やりたいこと探しから卒業して、どんどん活躍していきたい!」という方がいらっしゃったら、ぜひ参加してみてくださいね。