人材育成の4つのステップについて語る

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。最近は通常のコンサルティング業務に加えて「人材育成」というところにも関わらせていただくチャンスが多くなりました。

ぼくは過去に仕事でとても苦労した経験があるので、「人を育成すること」にはとても強い興味を持っています。自分のように苦しむ人をなるべく減らすため、過去の経験を活かしてしっかりと育成が出来ればいいな、と思っています。

しかし、そう思っているだけではうまくいくほど人材育成は甘くありません。ぐんぐん伸びる人もいる一方で、ほとんど現在地点から動けていない人もいました。「人それぞれ」と突き放すことは簡単ですが、それでは過去のぼくと同じような人を再生産してしまうことになります。

人材育成に関してはいろいろと本を読んだり、上司や同期、ぼくが主催しているオンラインコミュニティ「Players」の経験豊かなメンバーたちに相談したりしつつ、自分の至らないところを反省し、「育成される側」の立場を考えられるようになってきたと思っています。

もちろんまだまだ足りていないところばかりなのですが、なんとなく「人を育成するステップ」が見えてきましたので、そちらについて本日はご説明いたします。

ステップ1:話を聞く。

まずはステップ1として「話を聞く」というところがとても大事だなと気づかされました。

「育成」と考えると、どうしても「いろいろとアドバイスすること」「自分の経験を伝えること」にフォーカスを置いてしまいがちです。

しかし、自分がアドバイスされたり教えられる側になったと仮定してみて欲しいのです。自分の話を聞いてくれず、いきなり「お前はこうしたほうがいいんだ」「お前のスキルは全然だからまずはオレの言うことに従え」といってくる上司がいたとしたら、そんな上司のアドバイスを受け入れようと思うでしょうか。その人の真似をしたいと思うでしょうか。

答えはNoだと思います。

まずは、2時間でも3時間でもその人の話を聞くこと。ほぼすべての場合、スタートポイントはそこになるはずです。

  • どのような価値観を持っているのか
  • 今までどのような仕事をしてきたのか
  • 現在の仕事を選んだ理由は何か
  • 今後どのようになって行きたいのか

そういうことを「口を挟まず」聞いていくことが重要になっていきます。会議室で話してもいいし、アフターファイブでビールを傾けながら話してもいいでしょう。

まずは「相手に話してもらい、自分は聞く」、ここが重要になってくるのです。

ちなみにぼくはこの「話を聞く」というのがとても苦手であることに今更ながら気づきました。どうしても人の話をさえぎって持論を展開してしまうクセがあるようなのです。Playersで改めて「傾聴力を鍛えるチーム」に入らせていただき、日々トレーニングを重ねているところです。

悪い例と良い例は、下記のような感じですね。

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その人との関係性によってかける時間は変わる

補足ですが、この「話を聞く」というプロセスにどのぐらい時間をかけるべきかは、その人とあなたの関係性によって変わると考えています。

もしその人があなたのことを前々から知っていて、尊敬の念を持っているとします。その場合は、すでに「あなたの話を聞く準備」ができています。だからといって「話を聞くこと」をおろそかにしてよいというわけではないのですが、比較的このステップ1は容易にこなせると思います。

難しいのは、「あなたが育成担当になったことを不服に思っている人」を育成しなければならない場合です。「そんなことあるの!?」と思われる方も多いと思いますが、実際の現場ではこのような状況はよくあります。

下記2パターンのどちらかにあてはまる方が育成対象者となった場合は、「あなたの話を聞く」というマインドに持っていくまでにかなり時間がかかることを覚悟されたほうがよいかと思います。

  1. 入社時期も年齢も同じ同期
  2. 中途で入社してきており、年上だが経験は浅い人

とはいえ、やることは変わりません。何時間でも何日でも時間をかけて話を聞く。そのときには「アドバイス」「自分の経験のシェア」は不要です。「問いかけ」のみちょいちょい挟み、たくさん耳を傾けてあげてくださいね。

ステップ2:学んでもらう。

ステップ1をしっかりとこなしてお互いに信頼関係ができた後、実施するのは「学んでもらう」というステップです。

自分自身痛感しているのですが、私たちは自分で思っている以上に鈍感ですし、自分に甘いですし、理解力も少ないものです。いくら本で読んだりセミナーを受けたりしてみても、ほとんど自分の血肉にできていない・・・そのように悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか。

ですので、ただ「これやっておいて。やり方は自分で考えて。」といきなり放置して人が育つなんてことはないのです。もちろん中には非常に優秀で察しがよく、完全に放置してもある程度伸びてくる人はいると思いますが、それは例外です。それに、そのようなやり方で人が育ったとしても、そこには育成方針が存在せず、他の人に適用できなくなってしまいます。

あなたは何かしら「育成される側」の人に伝えたいことがあるはずです。だからこそ育成担当としての役割を与えられているのですから。その伝え方は人それぞれでよいのですが、ぼくがおすすめしたいのは「そばにいてもらい、自分のやっていることや意図を言語化して伝え続けること」です。

自分がなぜそのような考え方をしているのか、なぜこのようなプロセスで仕事をこなしていくのか。それらを「見て覚えろ」というのは若干無茶ですし、「これから話すからメモをとっておけよ」というのもいまひとつです。最善は、「そばにいてもらって実際のやり方をしっかりと目に焼き付けてもらい、その後丁寧な説明をすること」ではないでしょうか。

そうしていくと、育成される側の方も「仕事っていろんな側面があるんだな」「学ぶことって楽しいな」と思うようになっていくのではないでしょうか。

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ステップ3:任せる。

ステップ2では、あなたのことを信頼してくれた部下は多くのことを学んできたはずです。ただ学ぶだけではなく、ある程度まとまった仕事をこなしたこともあると思います。

次のステップとしては、「思い切ってかなり大きな仕事を任せる」ということをおすすめしたいです。あなたのそばで多くのことを学んできた部下の方は、「自分も責任を持ってプロジェクトを完遂してみたい」とうずうずしているはずです。

いきなりすべてがうまく行くほど甘いものではないのですが、「一発でうまく行かせること」が目的ではありません。失敗してもいいので、今まで学んだことをアウトプットし、さらに伸びてもらうことこそが目的ですよね。

もちろん完全に目を離すのではなく、「本当に困ったことがあったらいつでも頼っていいんだよ」とバックアップ姿勢を万全にしておくことも大事です。自分の力を試せるうれしさと、信頼できる上司が支えてくれている安心感で、部下の方はさらなる成長を遂げることと思います。

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ステップ4:同じことをしてもらう。

ステップ3までこなすことができた部下の方は、もうあなたの右腕といっても過言ではないレベルまで成長していると思います。あなたも、指導するよりも相談することのほうが多くなっているかもしれません。

そこまでいったら、最後のステップに進みましょう。それは、「部下の方に、あなたがしてあげたことと同じこと(育成)を他のメンバーにしてもらうこと」です。あなたがどのようなことを考えていて、何を目的に部下の方を育ててきたのか、それを再度明確に語り、部下の方にもやってもらうのです。

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そうすると、部下の方は「育成」というさらなる大きな壁にぶつかり、またしても成長の機会を手に入れることができます。また、チーム全体としての人材レベルもどんどんあがっていくのです。

いつの間にかあなたは、同じマインドや仕事への姿勢を同じくする強力なチームを率いる立場となります。そのような環境での仕事はとても楽しく、また結果もどんどん出るようになります。

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ただ、この4ステップを実際に実施していくのは想像以上に難しいことです。自分では部下の話を聞いているつもりでも、部下からしたらワンマンな上司と思われてしまっていることは珍しくありません。ぼくも毎日反省の連続です。

ぼくは運営しているオンラインコミュニティ「Players」にて、「コンサルティング思考で仕事について語り合うチーム」というFacebookメッセンジャーグループを作り、起業家や経営者、さまざまな業界で働いているビジネスパーソンと日々人材育成や仕事についてディスカッションしています。もしあなたが本気で人材育成を成功させたいのであれば、こちらに参加してみてはいかがでしょうか。

Playersのその他の特典について、下記にまとめます。

  • 月額980円ですべてのサービスが使い放題
  • 総計1万4,000円以上のnoteや音声がすべてダウンロード可能
  • 自己紹介スレッド上での悩み相談(Shinや他Playerが回答)
  • Shinによる定期的なツイキャスおよびズームでのオンライン講座
  • Facebookスレッドを活用した、日々の生活を改善するためのスレッド(任意参加):毎日の予定スレッド、業務改善報告スレッド、ゼロ秒思考報告スレッド、ブログで自己発信力を強化するスレッド、就職活動の悩み相談スレッド等
  • Facebookメッセンジャーを活用した少数グループでの密なコミュニケーション(任意参加):エクセルチーム、ブログ3ヶ月で30記事チーム、セルフコーチングチーム、個人サービス売上向上チーム、女子会チーム、筋トレ&ボディメイクチーム、暗号通貨勉強チーム、傾聴力向上チーム、デザインにマジになるチーム、マインドフルネス実践チーム etc
  • 不定期に開催されるオフラインイベント(別途参加料金がかかる場合があります):オフライン仕事術セミナー、セミナー講師チャレンジ会、Players夏の陣(全体飲み会)、Players関西飲み会、Players速読セミナー、Players資産運用セミナー、ランチ会 etc

現在参加者数は444名ですが、いったん500名で募集をストップする予定です。その後の参加者募集については未定となっております。興味を持っていただいた方は、お早めにどうぞ。