会社を辞める際に考えたい6つのこと

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こんにちは、Shinです。一昔前は「大企業に就職して一生懸命働き、定年まで勤め上げる」というのが成功の一本道のような言われ方をしていました。

しかし、現在はその神話がだんだんと崩れてきています。ぼくは20代ですが、周りで新卒で入った会社を辞めた人はかなりの数います。体感ですが、1/3程度の友人は1社目を辞めていますね。

もちろん、「仕事が辛すぎて限界を感じてしまった」というネガティブ寄りな理由も、「もっともっと自分の可能性を試せる場所を見つけた!」というポジティブ寄りな理由もあります。多くの人はポジティブ寄りに語りたがりますが、実はネガティブな理由が潜んでいることも多いのです。

ブログ界のスターとして名をはせているヒトデさん(id:hitode99)も、本日退職エントリーを書かれていました。とても深く考え、しっかりと準備もされた上でやりたい方向に突き進まれている様子が素晴らしいなと。

www.hitode-festival.com

ぼくは今のところ会社を辞めるつもりはないのですが、もし会社を辞めるのであれば、どういうことを準備する必要があるのか、少し考えてみることにしました。参考までに読んでいただけるととてもうれしいです。

その1:「逃げ」が50%以上を占めていないか

「会社を辞める」という決断の中で「逃げ」が何パーセントを占めているのか、しっかりと自問自答することは大事だとぼくは考えています。

「次のキャリアの素晴らしさ」が会社を辞める理由に第一に挙がってくる場合が多いですが、ほとんどの場合それは自己欺瞞です。今の環境がいやでいやでしょうがないから辞める人が大多数を占めています。

それがダメだ、といっているわけではありません。しかし、その理由がほとんどを占めてしまうと、おそらく次の環境でも同じような状況になってしまう可能性が非常に高いのです。

「今の環境がイヤだ」という逃げの理由は誰しもがもっていますが、それが自分の中で何パーセントを占めているのか、一度真摯に自分と向き合ってみましょう。そして、その理由が辞める理由の50%以上を占めてしまっている場合は、もう一度今の環境を何とか改善できないか、今の仕事を好きになるにはどうすればいいか、冷静に考えてみることをおすすめします。

その2:現時点で学べることを学びきったか

「もうこんな会社で学ぶことは何もない。おれはもうすべてここで得られるものは得た」と大言壮語してやめる人もちょくちょく見かけます。

冷静に考えるとそんなことは有り得るはずがありません。仕事のみならず、すべての経験や事象には「はじめてのこと」がつきものであり、そこから学べることは数限りなくあるのです。

とはいえ、それでも「現時点で学べることはほとんど吸収できた」という場合もあるでしょう。しかし、それはあなた自身で判断しきれない場合もあります。

信頼できる同期や、自分を入社当時から見ていた上司をランチか何かに誘ってみて、自分のパフォーマンスに対するフィードバックをもらってみましょう。「自分の弱いところはどこでしょうか?」「もっと学ぶところはあると思うのですが、xxさんの観点からフィードバックいただけませんか?」と聞いてみましょう。

「いや、お前は素晴らしいよ。ここで学ぶことはもうないよ。」という回答が返ってきたとしたら、あなたは次のステップに進むときなのかもしれません。そうでなければ、フィードバックを活かして一心に頑張ってみることをオススメします。

その3:会社に「プラス」を与えることができたか

社会人1年目や2年目は会社に迷惑を掛け続けるものです。たいしてできることもないのにプライドばかり高く、上司に反抗したり腐ったりしながら、「お勉強させていただく」というのがほとんどの場合でしょう。(中には、いきなりとてつもないパフォーマンスを出して会社に利益をもたらす超人もいるのですが・・・)

頭の中に「辞める」という言葉が踊ったときに、「果たして自分は会社に恩返しすることができたかな?」と考えてみるということを、個人的にはオススメしたいです。自分が受け取っているお給料と経費分はお返しできたか、冷静に振り返ってみるとよいと思います。

もし自分が会社から与えてもらってばかりでプラスを返していないとしたら、もしかしたら辞めるのは時期尚早かもしれません。

その4:周りの人にちゃんと説明したか

あなたの周りの家族や恋人、会社の同期や先輩、上司は想像以上にあなたのことを考えてくれています。心配してくれています。

もちろん、人生はあなたのものです。「周りになんといわれようがオレはオレの道を行くんだ」という気持ちは個人的にもよくわかります。

しかしそれでも、あなたは真摯に説明する義務があるのです。自分が辞める理由、これからやろうと思っていること、将来のキャリアプラン、不安要素、そういうことをしっかりと周りの人に伝える必要があるのです。

もちろん反対されるかもしれません。それでも、周りの人はあなたのためを思って心からアドバイスをしてくれています。しっかりと自分の考えを伝え、対話し、理解してもらいましょう。どうしても理解してもらえないときはあきらめるしかないですが、それは最後の手段だと思います。

心を尽くして説明し、理解してもらい、応援してもらいましょう。「こいつらなんかにわかるはずがない」という態度で説明を放棄すると、後で自分が痛い目を見る可能性が高いのです。

その5:自分と家族を養える分の蓄えはあるか

なんだかんだ「カネ」の問題は何をやるにもついて回ります。

ある程度の期間自分や家族を養えるかどうか、というのはかなり重要なポイントです。まともに生活できる蓄えがないと、人はどんどんおかしくなっていきます。食うために悪事に手を染め、判断基準の第一に来るものが「金を稼げるかどうか」になってしまいます。

せっかく自分の将来を明るくするために会社を辞めても、ただの金の亡者になってしまっては元も子もありません。しっかりと自分の思いを貫くためにも、ある程度生活できる貯金やお金を稼ぐシステムを用意しておくといいでしょう。そうすると、お金に惑わされすぎずに次のステップにいくことができます。

その6:次にやることに熱中できるか

「会社を辞める」というときは、おぼろげかもしれませんが次のステップがあるはずです。他の会社にいくのかもしれませんし、独立して自分の腕で稼いでいくのかもしれない。起業というパターンもありますね。

どのようなステップにも共通して必要なのは「熱意」です。自分の持てる熱意や時間というリソースを注ぎ込めるかどうか。それがどんなことをやるときにも大事だとぼくは考えています。

★参考記事

この世の中色々なハウツーが紹介されていますが、最も有効なのはなんだと思いますでしょうか?

ぼくは、自分の持てるリソースをすべて注ぎ込むことだと考えています。もちろんちゃんと戦略を考え、どのように物事進めていくか、キチンと練り上げることも非常に重要です。しかしながら、最終的にはどのぐらいのリソースを注ぎ込むことができたか、そこに尽きるのです。

会社を辞めるという大きな決断をしてまでも、次にやることはあなたにとって大事なのでしょうか。高純度の熱意を注ぎ、社会のため、周りの人のために貢献しようと思えているのでしょうか。

はっきりと首を縦に振ることができれば、次のステップもとても素敵なものになることでしょう。

それでも辞めたいときは。

上記で掲げた6つのことは、率直に言って「理想論」です。体や心の問題や、あまりにもブラック過ぎる会社にあたってしまい、「辞める」以外の選択肢がないこともあるのです。

「このまま続けたら自分自身を壊してしまう」というところまで追い込まれてしまっている場合は、上記の6つのことは華麗にスルーしてとにかく逃げてください。あなたの健康こそが、何よりも大事なのですから。

★参考記事

 

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