企業勤めは「大リーグボール養成ギブス」である

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。サラリーマンとして夢中で働いているうちに、少々年月がたってしまいました。

新入社員のころは「今はつらいけどもう少し立てば能力もついてわかることも増え、ラクになっていくはずだ」と無邪気に信じていました。残念ながら意外とそうでもない。

企業に勤めて自分の責任を必死に果たし続けていると、仕事の進め方がうまくなったりある領域の知識がつくというのは確かです。なので「新入社員のころと比べたら能力もつくしわかることも増える」というのは正しいといっていいでしょう。

しかし、そのような自分の知識やスキル増強に応じて責任範囲もどんどん増えていきます。最初は上司がタスクレベルに落としてくれるものを粛々とこなせばいいだけだったのが、クライアントとの調整やスケジュール立案、他メンバーへのタスクアサインメントなども実施する必要が出てきます。

また、ひとつの仕事のみに集中できるのも最初のころだけで、いずれ社内の改革に駆り出されたり、複数のプロジェクトにアサインされるということもたびたび起きます。結果としてラクにはなっていません。

フリーランスコンサルになったら

ブログをはじめてからフリーランスでガンガン稼いでいる人たちの姿を良く見るようになりました。「月100万円程度普通に稼げるでしょ」みたいなテンションの方々が多く、非常に刺激的です。

そういう方々を見ていると「ぼくもフリーランスとなって働いたらもっとラクにお金を稼げるのかも?」と思ったりします。フリーのコンサルタントの単価は月額150万円程度はありますし、加えてブログを起点にいろいろなサービスを始めたら今以上のお金をいただける可能性はあります。

もちろん企業づとめと違って毎月仕事がもらえる保障はどこにもありませんし、各種福利厚生がなくなったりいろいろ手続きが増えたりするめんどくささはありますが、自分の好きな仕事を自由に選択でき、かつ今以上のお金を稼ぐことができるフリーランスという選択肢が魅力的であることは否定しません。

ぼくが何よりもいいなーと思うのは「自分の好きな仕事ができる」というところ。会社勤めをしていると、あまり気乗りのしない仕事や今までやったことがなく時間がかかってしまう仕事をしなければなりません。そういう仕事を切り捨て、自分のパフォーマンスを最大限に保てる仕事だけをやることができるフリーランスは非常に魅力的です。

ですが、ぼくは現時点でフリーになるつもりはありません。そしてそのもっとも大きな理由は安定した給料でも社会的立場でも会社のブランドでもないのです。

ぼくが「ラクにならないな・・・」と嘆きながら企業勤めをしている理由は、企業勤めをすることで自らの能力を強制的に向上させることができるからです。わかりやすくいうと、企業勤めはぼくにとっての「大リーグボール養成ギブス」なのです。

企業勤めは「大リーグボール養成ギブス」だ

先述のとおり、企業で働いていると「自分の好きな仕事」「自分の得意な仕事」だけをやっているわけにはいきません。

今までまったく触れていなかった業界について即効でリサーチしてその道何十年のお客さんとディスカッションしなくちゃいけなかったり、プログラムなんて何にもわからないのに「とりあえずマクロ組んでみて」といわれて「サルでもわかる」系の参考書を買いながら頭をひねったり、そんなことが日常茶飯事になっていきます。

最初は本当に苦労するのです。特にぼくのようにあまり要領が良くないタイプは大変です。「こんなのできないよ・・・」と涙目になりながらなんとか食らいついていくしかありません。

やっている間はもう本当につらい。とはいえ「できませんでした」は許されません。決められた時間内に一定以上のクオリティで仕上げなければならず、そこには甘えは許されません。

とはいえ、人というものは「順応する」という性質を持っています。最初は「こんなん無理だろ」と思っていても、あきらめずに取り組むうちに「なるほど!」とピンとくる瞬間がやってくるのです。その瞬間から苦手で苦手でたまらなかったものが、一気に得意へと変換されるのです。

この繰り返しで、さまざまな財産がぼくらの中に溜め込まれていきます。

  • あきらめずに本質を掴み取ろうとする姿勢
  • 未知の分野でも即座にキャッチアップする能力
  • ひとつずつつけていったスキルや知識
  • 物事を紐解く思考回路
  • etc

もう投げ出したいほどつらい思いをしながらも、じわじわと本質的な力をつけていく。それは大リーグボール養成ギブスをつけながら投球練習をし続ける様に似ています。

ぼくにとって企業づとめは「大リーグボール養成ギブス」なのです。

自分の位置を測る2つの手段

大リーグボール養成ギブスで自分の能力を上げることも大事ですが、いったいそれがどれほどのレベルに達しているのかはかるために「試合」をやってみることもまた重要です。

具体的におすすめしたいことは二つあります。

1.自分で稼いでみる

企業づとめをしていると、どうしても「自分で稼ぐ」という感覚を掴みきることができません。「いやいや自分は毎月数百万円以上の売上げを立てているよ」という方も少なくないかとは思いますが、それはすべて自分の力で稼いだものでしょうか。

自分の力で稼げていると思っても、結局は会社のブランドや他部署のサポートがあるからこその売上げなのではないでしょうか。

会社という組織に頼らず自分自身で稼ぐためには、「会社」という枠組みの外で活動しなければなりません。ぼくもブログをテコにチャレンジしてみました。

★参考記事

結果としては、そこそこの額のお金を毎月いただけることができるようになりました。

自分でもうまくいくかどうか半信半疑だったので、結構驚きました。 ただ、これは自分がサラリーマンとして会社でいろんな経験をしてきたからであり、もしゼロから「ブロガー」としてスタートしていたとしたら、稼ぐことはできなかっただろうな、とも思います。

自分の頭を整理したり、いろんな人に感謝してもらえるのみならず、お金も稼げるブログは非常にいい趣味だなーと改めて感じる最近です。

人には適性がありますので、稼ぐ手段としてすべての人にブログを勧めるわけではありません。ECサイトによる物販でも不動産投資でもなんでもいいと思いますが、何かしら自分でお金を稼ぐ経験をしてみましょう。自分が今まで企業勤めで培ってきた力をフルに活かしてどこまでいけるのか試してみることで、いろいろなことを学べるはずです。

2.転職活動

2つ目におススメしたいのが転職活動です。

何もいますぐに転職しろ!といっているわけではなく、自分自身の価値を明確に測定するため、ここまでコスパがいいやり方は他にないのです。経験豊かなエージェントがぼくらの経験を棚卸ししてくれて、「こういう企業であればあなたのような人材を欲しがっている。年収は900万円ぐらいを想定している」などと教えてくれるわけです。もしその途上で興味が出てきたら実際にその企業と面接してもいいですしね。

本来このようなキャリアコンサルティングはお金を払ってやるものなのですが、転職活動においてぼくらがお金を払う必要はまったくありません。交通費ぐらいはかかるかもしれませんが、それだけで自分の現在の立ち位置を明確に把握することができるのです。

リクルートエージェント など大手エージェントであればキャリアコンサルタントの質も担保されていますし、ゴリゴリに転職を勧めてくることもないです。一度登録して話を聞いてみると面白いですよ。すぐに転職したいので案件を探してみたい!という方にはリクナビNEXT で求人情報を探すのもオススメです。

つらさに負けずトレーニングを続ける

ぼく自身できないことはたくさんあるため、もっともっといろんなことを学んで真に力のあるビジネスパーソンになりたいと思っています。最初に考えていたように「ラク」にはなりませんが、それはしっかりと新しいことにチャレンジできているという証拠なのでしょう。

たまに「あーつらい」と思いながらも、大リーグボール養成ギブスによって大きく自分を変化させていけたら嬉しいな。

★次はこの記事をどうぞ