ブランド就活はもはや幻想。新時代の「企業選びの軸」を5つ紹介する

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。冬も終わりに近づき、就職活動戦線も本格化してきています。

ぼくはOB訪問を受けることがたびたびありますが、やはり学生のみなさんはいろいろと苦労している様子。

  • 面接対策ってどうすればいいの?
  • グループディスカッションに落ち続けるんだけど・・・。
  • そもそも書類選考に通らない!!

などなどさまざまな悩みを聞きます。

上記に並ぶぐらい良く聞かれるのが、「どんな企業を選べばいいんでしょうか?」という質問です。

身もふたもないことを言うと、答えは「人それぞれ」になります。どんなにすばらしいといわれている企業でも合わない人はいますし、逆にメチャクチャ評判が悪いドブラック企業でも生き生き働いている人はいます。

とはいえ、普段からコンサルタントとして働きつつ採用面接もちょいちょいやっている立場からして、「おそらくこれからはこういう企業にいくと楽しいんだろうなー」というアイディアはあるので、そちらを紹介しようと思います。

ちなみに、企業規模やブランド力など、今までメインとされてきた企業選択軸はもはや時代遅れであるとぼくは考えています。そうやって企業によりかかろうとして、その企業がつぶれたらどうするのでしょうか。

依存的な考えは持たないほうがいいんじゃないかなー、と思いますけどね。

軸その1:柔軟性

まず見ておくべきは、その企業の柔軟性です。具体的には、下記のポイントをチェックしておくといいかもしれません。

  • ある程度多くの事業に進出しているか(ひとつの事業領域に集中しすぎていないか)
  • 芽が出ないとわかったら撤退するスピード感はあるか
  • 新規事業を創出する仕組みはあるか

なぜこれが大事なのか、想像はつきますでしょうか。

今現在非常に好調な会社でも、破壊的なビジネスモデルやテクノロジーが出てきて、一気に左団扇になってしまう可能性は非常に大きいです。もし、新たな競合が出てきたときに、今までの商品やサービスで太刀打ちできるのか考え、もしNOであった場合はすぐに改善もしくは撤退の決断を下せるかどうかで、この先の生存確率が違ってきます。

また、今後継続的に成長したいのであれば、既存事業の改善ばかりではなく、新しい領域にもチャレンジしていき、新たな柱とする必要があります。また、鳴かず飛ばずであるならば、ぱっと撤退できるかどうかも重要です。

このように、市場の状況によって柔軟に対応できるかどうかは、今後の組織にとって非常に重要な要素となるのです。

軸その2:昇進の速さ

先ほども述べたとおり、これからの市場は圧倒的な速さで変わっていきます。ふっと出てきた企業があっという間に市場を席巻することなど、珍しくもなんともありません。

そして、それは人も同じなのです。

長年働き、右肩上がりに年収があがっていく世界はもはや終わりを告げています。年齢や経験に関わらず、「結果を出せる人」が重宝されるようになるのです。

単に自分のスキルで上を目指そうとしても限界があります。高度なスキルを持つエンジニアや医者などであれば別かもしれませんが、通常は一人で働くだけではせいぜい年収1500万円どまりではないかと周りのフリーランスを見ていて感じます。

お金という意味でも、自分が社会に与えるインパクトという意味でも、上に行きたいのであれば人を動かす経験は確実に必要となってきます。いくら優秀でも、ひとりでは限られた範囲の仕事しかできません。人の仕事を管理し、モチベートし、プロジェクトを動かすスキルは絶対に必要なのです。

ですので、若いうちから昇進して上の立場に立てるかどうかはかなり重要です。「はじめて部下をもてるのが30代後半」とか言っていたら、いつの間にか手遅れになっている可能性があります。

軸その3:責任範囲の大きさ

また、自分がどのぐらいの責任を持たせてもらえるかも重要なポイントとなります。大きな会社だと分業されすぎている傾向にありますが、これはぼくはあまりよくないとおもっています。

マーケティング担当ならばマーケティングだけ、経理ならば経理だけ、営業ならば営業だけ・・・そのようなやり方はぼくはあまり良いとは思えません。企業は、売り物を作り、マーケティングを行い、それを売り・・・というプロセスを繰り返すものです。その一部だけを切り取ってみても、ビジネスに対する理解は中途半端なものにならざるを得ません。

即起業でもしない限りはすべてを担当することはできないでしょうが、それでもなるべくいろんな経験ができるような企業を選ぶべきかな、とぼくは考えています。半年スパンぐらいでさまざまな業種を経験してある程度の知識とスキルをつけた後、新規事業推進責任者になってすべてをやってみる、というのが成長パターンの王道でしょうね。

軸その4:副業可否

副業を容認する空気がだんだんと出てきているとはいえ、まだ副業禁止規定があったり、条件付で認めているところが多いです。ぼくは最初の1年ぐらいは本業に邁進していいと思うのですが、だんだん慣れてきたら副業をやることを推奨します。

本業だと、いくら自由で柔軟な会社であっても、自ら予算や時間を使っていろいろなサービスや商品を作ったり、それを自由に売ったりすることはなかなか難しいです。自分だけでやる副業であれば、サイズは小さいとはいえ商売の最初から最後まで自分で体験をすることができます。

もちろんサラリーマンですからなかなか時間は割けないかもしれませんが、不可能ではありません。ぼく自身もそうですし、他にもサラリーマンで副業をやり、かなりの成果を挙げている方がいます。自分の力になるだけではなく、毎月いいかんじでお金が増えていくのもありがたいことですよね。

そうやってメリットがたくさんある副業ですが、副業禁止規定があるとどうしてもやりづらくなります。ばれないようにこそこそやるのも精神的に負担ですしね。

どうせなら、「本業に影響がでないならばどんどんやりなさい、そしてそれを本業に還元すればよい」ぐらいの懐の広さがある会社がいいですね。

軸その5:社員のレベル

最後に重視したいのが、社員のレベルです。

社会に入って最初の数年というのは、仕事の基礎を形作る上で非常に大事な時期になります。その時期にできた「仕事の型」というものは、その後の人生に大きな影響を与えます。そして、そこで教えを受けたことは、一生モノの財産にもなりますし、負債にもなりえます。

せっかく長い時間仕事をし、いろいろなことを学ぶのです。学ぶ先である上司や先輩が優秀であることに越したことはありません。

もし歳が上だからという理由だけで偉ぶったり、特に仕事をせず定時を待ち望んでいるようなおじさんばかりの会社に入ると、高確率で若手社員もその空気に染まってしまいます。人の影響を甘く見てはいけないのです。

  • 常に仕事の最終目的を考えて仕事をする
  • 自分自身で結果を常に出そうとしている
  • 若手のことも親身になってサポートし、力になろうとしている
  • 業務上必要なスキルはすべて見につけ、さらに上を目指している

上記のような人たちが多い会社を選んでおけば、間違いはないでしょう。あなたもその空気に染まり、いい形でスキルや知識をつけていくことができます。

そして、その先輩たちに負けないようにどんどん昇進をし、自分で自由に事業を切り回し、時間ができたら副業でビジネスの流れを体感する。これが新時代の若手社員のあり方ではないでしょうか。

ブランドに惑わされるな。

時代はどんどん変わっているのですが、まだまだ既存の価値観に染まりきっている人が多い印象を受けます。大きな会社に入ったからといっても、その先40年そのままいけるほど今は甘くはありません。

自分は何がしたいのか、どうやって力をつけていきたいのか明確に意識し、ある程度の選定基準を持って就職活動をすることをオススメします。

★参考記事