DAIGO「自分を操る超集中力」は、タイトルに恥じない超絶ライフハック本だった。

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ぼくは基本的に集中力があまりなく、それをなんとか改善しようと日々努力しています。

「ちゃんと仕事しないと」「もっと勉強せな」と思いながらも、気が散ってしまってなんとなく集中できない・・・そういう悩みを持っている人は、ぼく以外にもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

そういう「集中力」に関する本は今までもいくつか読んできましたが、正直具体性にかけていてあまり意味がなかったな、というのが正直なところ。

しかし、一冊だけ「これは本気で使える!」と思った本がありました。それが、DAIGO氏による「自分を操る超集中力」です。

ぼくも思いましたよ。「タイトル胡散臭っ・・・!」って。でも読み進めていくうちに、「これは本物だ」ということがわかってきました。ぼくが今まで実践してきたライフハックに重なるところも多々あり、頷きながら一気に読み進めました。

いくつか特に参考になるポイントについて書いていきますね。

集中力の源は「ウィルパワー」である

まず、そもそも「集中力」というのはどのように生まれるのか知らないことには始まりません。DAIGO氏は、集中力は「ウィルパワー」から生まれるものであることを丁寧に解説してくれています。

集中力をつけるために知っておかなければならないことが、1つあります。それは「集中力の源」についてです。  

集中力が湧き出す泉は、あなたの額から2~3センチ奥、前頭葉にあります。人間と他の動物の脳を比べたとき大きく違うのは、前頭葉の大きさです。前頭葉は、「ヒトをヒトたらしめ、思考や創造性を担う脳の最高中枢である」と考えられています。 

私たちは進化の過程で前頭葉を大きくし、他の動物にはない力を獲得しました。それが思考や感情をコントロールする力です。

この力は「ウィルパワー」と呼ばれています。

ウィルパワーは前頭葉の体力のようなもの。

イメージをつかむため、ロールプレイングゲームのキャラクターの体力や魔力を思い浮かべてください。敵の攻撃を受けると体力が減り、魔法を使うと魔力が減っていくように、ウィルパワーにも一定の量があり、集中力を使う度に少しずつ消耗していきます。

ちなみに、薬草や魔法を使えば体力が回復し、睡眠によって魔力が戻るように、ウィルパワーも良い睡眠を取る、エネルギー源となる食事を心がけるなどの行動によって補給することができます(詳しくは第2章で紹介します)。

ウィルパワー、日本語に訳すと「意志の力」とでもいえるでしょうか。ここでその概念を紹介し、その後の話を理解しやすくしてくれます。

DAIGO氏は、集中力を鍛えるには「ウィルパワーを鍛え、総量を増す」&「ウィルパワーを浪費しないようにする」の2つの方法しかないと断言します。

非常にわかりやすく、その後に紹介されるライフハックはすべて上記のどちらかに当てはまります。

これ、自分自身に置き換えてもよくわかるんですよね。ダラダラしていた学生時代は、ぼくのウィルパワーはほとんどゼロに近しいものだったでしょう。ですから、アクティブに動こうとしてもすぐにウィルパワーがなくなり、ウィルパワーを浪費しない活動しかできていなかったのだと思います。

しかし、社会人になってから大量のインプットとアウトプットをせざるを得ない状況にぶち込まれたり、ブログを書いたりするようになってからは、少々のことでは集中力が下がらなくなってきました。これは、ウィルパワーをガチガチ鍛えることができたからではないかな、と。

とはいえ、まだまだ自分のウィルパワーは足りませんし、非効率的にそれを浪費してしまっているのも事実。どうすればウィルパワーを鍛えられるか、またどう効率的に使うのか、先を見てみましょう。

「良い姿勢」を保つことでウィルパワーを鍛える

まず一つ目に紹介したいのは「姿勢」です。

ぼくはとても姿勢が悪く、すぐ猫背になったり足を組んだりしてしまいます。そっちのがリラックスできる気がするんですよね。しかし、「自分を操る超集中力」を読んでからは、常に良い姿勢を保つようにしています。

姿勢を保つという行為は、普段、なかなか意識しない行動です。私たちは気づくと猫背になったり、肘をついたり、足を組んだりしています。しかし、「この2週間は姿勢に気をつけて生活する」と意識することで、無意識の行動が強く認識されます。

猫背になったら、「いけない、いけない」と胸を張り、肘をついているのに気づいたら慌てて背筋を伸ばし、足を組んで座っていたらすぐに座り直す。文章にすると簡単なようですが、実際に試してみると想像以上の集中力が必要です。

たとえるなら、負荷の高いダンベルを使った筋トレのようなもの。無意識の行動に「はっ」と気づき、改めるという行動をくり返せばくり返すほどウィルパワーを鍛えることができるのです。これは「セルフモニタリング効果」と呼ばれ、自分で自分の行動を客観的に「観察」して、「うまくいった・うまくいかなかった」と評価し、そこから生じる達成感や反省によって行動をさらに強化できるという働きです。

このように自分の無意識の行動を観察するトレーニングを行なうことで、持って生まれた資質や性格とは関係なく、誰でもウィルパワーの総量を増やすことができます。

強く意識するだけでなく、ブログにも書いたため、やらざるを得ません。笑

猫背だと単純にかっこ悪いですし、最終的には疲れちゃうんですよね。それはわかっていたのですが、なかなかやめられない悪習慣。

しかし、「自分を操る超集中力」を読み、健康のみならずウィルパワーを強化するというメリットも理解したため、ちゃんと継続することができています。

そして、確かにDAIGO氏がおっしゃるとおり、意外と大変。しかしながら、これがウィルパワーの強化につながっていると思うとやっていて快感です。筋トレにも似てるかもしれませんね。

「即時判断」でウィルパワーの浪費を防ぐ

即時判断の重要性についても、DAIGO氏はきっちりと説明してくれています。これ本当にそうなんですよね・・・。「あとでやればいっか」をたくさん溜め込んでいると、どうしようもないストレスに襲われてしまうのです。

意思決定を減らせば減らすほど、ウィルパワーは消費されなくなります。

たとえば、毎日の家事は意思決定の連続です。

食事の後の皿洗い。お皿を洗うだけですから、そこに意思決定などないように思うかもしれません。しかし、満腹時は行動を起こすのが面倒になります。

そこで、「今やる? それとも後でやる? 自分がやるか、パートナーにやってもらうか?」と迷ってしまう。これも意思決定の一種です。

私は意思決定をなくすため、「シンクに持っていったら、その場ですぐ洗う」という決まりにしています。

脳は、行動することによって疲れるのではなく、小さな意思決定の連続によって疲弊していくことは、先にお伝えした通りです。

しかも、「今は面倒だから……」と後回しにすると、持続的に疲れが増していきます。これは第1章で述べた「決定疲れ」というもの。無意識下でありながらも、「やらなくちゃ」と意識し続けていくと起きる現象です。

ちなみに、即時判断とレスポンスについては、ぼくも記事を書いています。

★参考記事

ぼくがオススメしたい解決策は、「即レス縛り」を自らに課すことです。

  • メールがきたら即効で返す
  • 面倒な仕事でも、すぐにできるところまでやって上司に見せにいく
  • あとででいいかな・・・と思った瞬間にやる
  • とにかくすぐやる、即レスポンスを返す

「そんなにさっさとやっていたら質がさがってしまうじゃないか!」と考える人もいるかもしれません。それは確かにそうで、はやくやろうとするあまりに適当になってしまう人もいます。

しかし、あまりに生産性が低い人というのは、そのデメリットをおしてでも即レスグセをつけるべきなのです。そうしないと、いつまでたっても「後回しタスク」でいっぱいいっぱいになってしまい、永遠に生産性の低いままとなってしまいます。

仕事が遅くて生産性が低いタイプの人は、そもそもがまじめで非常に丁寧です。職人気質といってもいいでしょう。そういう人のパーソナリティ自体は尊重されるべきだとは思うのですが、スピードが速いビジネスの世界にある程度順応する必要もまたあります。

そのために一番良いトレーニングが、自らに即レスの縛りを課すことなのです。

上記でいっているとおり、即レスをすることでどんどん仕事が前に進み、楽になっていきます。さらに、「自分を操る超集中力」でDAIGO氏がいっているとおり、自分のウィルパワーを浪費しないためにも即レスは最適です。

ぜひ後回しグセをなくし、ガンガン行動して楽に成果をあげていってみてください。

不安を書き出すことで成果を上げる

試験や仕事など、いろいろとプレッシャーがかかる場面は多いです。そのようなとき、いくらリラックスしようとしても不安だけが増幅していき、何も手につかなくなる・・・そういう方も多いのではないでしょうか。

そのようなときにすべきことは、「不安を書き出すこと」だとDAIGO氏は強調します。

なぜ、「試験に関する不安を書き出す」と成績が向上するのか。その理由は、ワーキングメモリーにあります。プレッシャーを受け、試験に対する不安が高まると、ワーキングメモリーが心配事だけで手一杯になってしまうのです。

ところが、紙に書き出すことで心配事が外に吐き出されるのです。その結果、ワーキングメモリーがリセットされ、空き容量が増えるという仕組みです。

これは本当に効果的なんですよね。「ゼロ秒思考」のA4メモメソッドも、同様の効果があります。ぼくは以下のような感じでやっています。

★参考記事

ブログはどうしていきたい?

  • 可能な限り濃い記事を毎日書き続ける
  • 適宜確認&改善し続ける
  • サービスへの動線を作り、ブログ以外の可能性も広げる

次のミーティングの目的は?

  • 今後の分析に生かすため、よりよい質問項目を精査すること
  • クライアントに不満があれば、きちんと聞いておくこと
  • よりよいインタビュー項目とは?

次のミーティングの目的は?

  • 今後の分析に生かすため、よりよい質問項目を精査すること
  • クライアントに不満があれば、きちんと聞いておくこと

よりよいインタビュー項目とは?

  • どのような商品に強みがあるのか、商品以外の強みとは何か?
  • 競合は何をしているのか?彼らの強みは?
  • 市場の状況は?クライアントの要望とは?

明確にすべき問いは?

  • どのような商品、サービスに注力すべきか?
  • どんな地域に注力すべきか?
  • どういうクライアントに注力すべきか?

分析のテンプレートとは?

  • 対象の項目をどういう軸で分析するか
  • その軸をぱっと並べ、このスライドではここを見ていきますというのを明確にする
  • Visualizeはまた後ほどやればいい、今は気にしない

最終的なゴールはどこにある?

  • 商品、サービスのブルーオーシャンを見つけてそこに一気に入っていく?
  • 商品やサービスはコモディティ化していて差別化はムリなので、マーケティングで差別化を図る?
  • Profitableにも関わらず無視している市場がある?そこにさっと入り込む?

競合分析に関する上司の意見は?

  • クライアントにとって意味のある分析軸を見つけること
  • 意味のある分析軸とは、一言で言うと最終的なソリューションにインパクトを与えるような軸のこと

英語のブレークスルーには?

  • インプットもアウトプットも増やしまくる
  • どんどん英語記事を書く、覚える、そうすることで人のためにもなる
  • 話しまくり、聞きまくる、洋画を見るのもいいかもしれない

戦略とは?

  • 集中すべきところを決めること
  • 他者との違いを明確にすること
  • 定義した成功へのストーリー

スジのいい戦略とは?

  • 上手くいくVisionが見える
  • そのことについて他人に話し続けたくなる
  • 自分で実行したくなる

スジのいい戦略を立てるには?

  • 実際の当事者となる
  • キャイキャイしながら情報を集める
  • 自分のフィルタを通した上で統合する

興味がないものとは?

  • 自分と関わりがないもの
  • そもそもの知識が足りていないもの
  • 自分でなくてもできる人がいそうなもの

興味を持つには?

  • 無理やりにでも関わる
  • 死ぬ気で知識を詰め込む
  • たぶんそれはぼくにしかできない

集中力を極限まで高めるには?

  • そのことだけに注力すると決める
  • ゴール、目的をこれでもかというほど明確にする
  • 同時並行でやらない、シングルタスクにする

自分の思考回路のバグは?

  • 苦手な人と仕事をするときのパフォーマンスが大幅に下がる
  • やるべきことをサボってしまうことがある
  • 思考が詰め切れておらず、結果に繋がらないことがある

常にパフォーマンスを最大化するには?

  • アドバイスをくれつつ、ポジティブに関わってくれる人と働く
  • 常にゴールを見据え、ひとつひとつの行動に意味づけする
  • 将来の姿を超具体的に描いた上で、それに向かって進む

今後自分を伸ばすためには?

  • のびのびと自分の権限で意思決定しまくれる場を増やす
  • PPT、会計、エクセル、英語等々の基礎力を徹底的に高める
  • 常に最大のパフォーマンスを維持した状態で生活する

このように自分の考えや悩み、不安を徹底的に紙に書き出してみると、自分の頭のなかが一気にクリアになります。なんとなくモヤモヤ考え続けていたアイディアを外に出すことで、ほかのことを考える余裕が生まれるのです。

この「書き出す」という行動のメリットは計り知れないので、ぜひ実践してみて欲しいですね。

マジで「使える」本だった。

こういう系の本では、「実際に使えるかどうか」が評価の分かれ目になります。そういう意味では、「自分を操る超集中力」はほぼ満点に近いといえるでしょう。すぐ実践でき、効果もあるライフハックが満載の良書です。

あ、姿勢正さないと。

 

★次はこの記事をどうぞ