こんにちは、Shin(@Speedque01)です。「仕事が遅い、終わらない・・・」と悩んでいる方、たっくさんいますよね。
ぼくの後輩や同僚にもいますし、だいぶ年上のお客さんにもいます。一生懸命だし決して頭も悪いわけではないのに、なぜか生産性が低く、いつもつらそうな人たち。
ぼく自身、もともと非常に生産性が低いタイプでした。いくら時間をかけてもまともなアウトプットは出ず、時間をかければかけるだけ消耗していく、そんな感じでした。
ただ、今はどちらかというと生産性が高いほうではないかと考えています。
毎日コンサルタントとして仕事をしつつ、3000字程度のブログを月に20本程度更新し、奥さんと一緒に家事をしたりデートをしたり、新サービスの「Players」を運営したりもしています。
あなたの生産性が低い理由
生産性は、最近のホットワードのひとつです。ぼくも過去に記事を書いています。
生産性がなぜ低いのか・・・いろいろな理由が思い浮かぶかもしれません。
作業スピードの遅さ?段取りの悪さ?もちろんそれもあるでしょう。
しかしながら、作業スピードが速かったり、段取りがきちんとしている人でも、生産性があがっていない人はたくさんみてきました。しっかり仕事をするスキルがあるのにも関わらず、何かイマイチなのです。その人たちをつぶさに観察していると、ひとつの共通点が浮かび上がってきました。
それは、「取り掛かりが遅いこと」です。
- あとで考えてみます
- ちょっと調整してみます
- 今やっていることが終わったらやります
- 来週ぐらいにはお答えできると思います
こんな返答ばかり。こういう積み残しタスクがどんどん増えていって、仕事を圧迫していきます。そして、「あれもやらないといけない、これもやらないといけない」という状況になり、どんどん思考リソースが削られていき、通常だったらさくさくこなせるような仕事にも集中できなくなってしまう、という悪循環です。
そして、上司やクライアントから「あれどうなってる?」と聞かれ、「すみません、忙しくてまだ取り掛かれていません・・・」と答えるしかなくなってしまうのです。その状態で新しい仕事が振ってきたらどうなるか?
そう、「あとでお答えします」ですね。
「即レス縛り」を自らに課せ
ぼくも、会社に入って最初のころは、少し難しいことがあるとすぐに「後で考えてみます!」と決断を先送りしていました。これは、人間の本能的に仕方ないところはあるのかな、と考えています。
難易度が高いことについて考えたり、アクションを起こすことは「苦痛」以外の何者でもありません。そして、人間は苦痛を避けるようにできている生き物です。普通であれば、そのような難しいことを考えることはできる限りしたくない。可能であれば、先延ばしをする。それが人間というものです。
とはいえ、冷静に考えて欲しいのですが「後で考える」ということで状況は改善するでしょうか?振られた仕事が簡単になったり、楽にこなせるようになったりするでしょうか?
もちろんそのようなケースがないとは言いません。しかしながら、どちらかというと決断を先送りしたことで、より状況が複雑になり、解決が難しくなることのほうが多いのです。みなさんも、身に覚えがあるのでは。
ではどうすればいいか。
ぼくがオススメしたい解決策は、「即レス縛り」を自らに課すことです。
- メールがきたら即効で返す
- 面倒な仕事でも、すぐにできるところまでやって上司に見せにいく
- あとででいいかな・・・と思った瞬間にやる
- とにかくすぐやる、即レスポンスを返す
「そんなにさっさとやっていたら質がさがってしまうじゃないか!」と考える人もいるかもしれません。それは確かにそうで、はやくやろうとするあまりに適当になってしまう人もいます。
しかし、あまりに生産性が低い人というのは、そのデメリットをおしてでも即レスグセをつけるべきなのです。そうしないと、いつまでたっても「後回しタスク」でいっぱいいっぱいになってしまい、永遠に生産性の低いままとなってしまいます。
仕事が遅くて生産性が低いタイプの人は、そもそもがまじめで非常に丁寧です。職人気質といってもいいでしょう。そういう人のパーソナリティ自体は尊重されるべきだとは思うのですが、スピードが速いビジネスの世界にある程度順応する必要もまたあります。
そのために一番良いトレーニングが、自らに即レスの縛りを課すことなのです。
即レスマンになると世界が変わる
ぼくは、即レスをしまくる人になってから世界が変わりました。仕事のスピードはアップし、ブログなどいろいろなコンテンツも短時間で大量生産できるようになりました。
もちろん、スピードが速いゆえにミスることもありますが、そこも速攻で修正していけばいい話。ダラダラと悩んで何もできないことに比べれば全然マシです。
そうやっていくと、いつの間にか他を圧倒するスピードがついており、だいたいのことはさくさく進める力がついているのです。
ぜひ、だまされたと思って「即レスマン」になってみてくださいね。