こんにちは、Shin(@Speedque01)です。「仕事がつまらない、こんなことを続けても何も変わらない」・・・そう悩んでいる方、結構いるのではないでしょうか。
気持ちはすごくよく分かるのです。「いったいこれが何の役に立つんだろう」・・・そう思わざるを得ない仕事も多いですし、上司から無茶苦茶なことを言われたり、意地悪なことを言われたりすることもあるでしょう。
そういうことが続くと、どんどん仕事が嫌になってしまうというのは、人として当然のことです。
ダルい仕事をダルいままにしては何も変わらない
とはいえ、そのまま「仕事だるいなー、もう辞めたいなー」と思っていると、残念ながら近いうちに詰むことになります。
テンションがあがらないまま、だらだら10年、20年、30年も仕事を続けたいでしょうか。だらだらと働いているため、もちろんまともな成果も出せないし、お金も稼ぐことができません。5歳も10歳も下の後輩達にどんどん抜かされ馬鹿にされる、そんなおじさんにはなってしまうのです。
だとしたら、だるい仕事であっても何とかして自分の糧にする術を見つけなければなりません。
せっかく大事な時間を使うのですから、だるい仕事でも何とか自分のためになるようにしよう、そういう姿勢が大事です。
そして、だるい仕事をだるいままにせず、自分で工夫を凝らし結果を出すために努力する姿勢をつけることができれば、いつのまにか仕事が楽しくなり、成果も出るようになります。昇進や収入アップも見込めるでしょう。
「仕事を楽しもう」というマインドについては、いまさら敢えて強調するまでもないことです。
特に大した経験もスキルもないぼくたちは、まずは「どうしようもなくつまらない仕事」から始めないといけません。誰でもできる、単純な労働です。
でも、みんなスタートはそこからなのです。そこを受け入れた上で、ぼくたちは「仕事を好きになる力」を徹底的につけなければいけません。
コンサルティングファームに入っても、最初から面白い仕事ができるわけではありません。既存のデータをエクセルにまとめなおしたり、議事録を取ったり、先輩が作ったパワーポイントの地道な修正をしたり、そんなところから始まります。そういう仕事をどう捉えるかで、その後の成長速度が決まります。
ダメな例としては、「おれはこんなことするためにコンサルタントになったわけじゃない」「もっと楽しい仕事をしたいのに、上司は何もわかってないな」という態度をとることです。
そのような心持ちでした仕事は、品質にも明確に反映されます。言われたことをただやっただけのやらされ仕事になってしまい、ミスも多発する。深く考えることもされていない。その結果として、上司はどう思うか。
「こいつはこの程度の仕事もできないんだな。もっと単純な仕事を振るしかないか」です。結果、ますますつまらない仕事を振られるようになり、どんどん腐っていく悪循環に陥ります。
徹底的に仕事を好きになる姿勢を取るとどうなるでしょうか。
「この会議ってどういう意味があるんだろう?」「この資料の背景を考えると、こういうメッセージの資料を新規で付け加えたほうがいいんじゃないか」などなど、一見つまらない仕事でも、いくらでも付加価値をつけられることに気がつきます。
そうした結果、いわれたこと以上のパフォーマンスを出せるようになり、上司は「こいつにならもっといろいろ任せられるな」と考え、”本当に面白い仕事”を得ることができます。
そうすると、「経験」「スキル」というものがどんどん自分の中に蓄積され、いつの間にか「好きな仕事をする権利」を得ることができるわけです。
上記のようなマインドセットを鍛えていくことももちろん大事です。
いろいろな本やこのブログを読みながら、仕事を好きになる姿勢を身につけていくのもいいでしょう。
ただ、今日はそのようなマインドセットではなく、「具体的にどうすればだるい仕事を自分の成長の糧に出来るのか」というポイントについて詳しく解説します。
自分の行動を直視し、改善点を見つける
まず一番にすべきは、自分がどのような行動をしているのか、しっかりと直視することです。自分が何をやっていたか明確でなければ、改善することはもちろんできません。
自分のしたこと・やったことを明確に理解出来たら、次にやるのは反省と改善です。自分がした仕事のどこが悪かったのか・どこがよかったのか、さらに良くするにはどうすればいいのか。そういうことを自分自身に問いかけるのです。
そうやって、毎日自分の行動を直視し、改善点を見つけ、改善策を実行していくと、どんどん仕事の質が向上していきます。
- 時間管理がうまくいかなかった -> To Do リストをもっとうまく活用する方法はないか
- 英語会議で全然発言できなかった -> どうやってスピーキング能力を上げるべきか
- 上司とまともにコミュニケーションが取れなかった -> どのように仲良くなっていけばいいか
- 毎日やると決めた行動ができなかった -> どうやって仕組み化するか
このように、強制的に自分がしたことを直視し、振り返り、改善していく。そうすることであなたの仕事の質は圧倒的に向上していきます。
そのために僕が強くお勧めしたいのは、「毎日日報を書くこと」です。そして、さぼることを防ぐために、上司に「これから毎日日報を書くので目を通しておいていただけますか」と依頼するのです。
そうやって上の立場の人に前もって宣言しておけば、毎日書かざるを得ません。そしてあなたは、毎日自分の行動を直視し、改善点を見つけるという行動を習慣化できるのです。
絶対に継続できる日報のフォーマット
しかしながら、人というのは儚くそして弱い生命体です。みなさんにも覚えがあると思いますが、人はどんどん楽なほうに流れていってしまいます。
上司に「日報書きますよ!」と言ったとしても、どこかのタイミングでやらなくなってしまう・・・そういう体験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
ですので、さらに継続性を増すために、ぼくは日報のフォーマットは極めてシンプルにすべきだと考えています。具体的には、2つのことだけを書く。
- 今日したこと
- 反省と改善点
以上です。
2点目の反省と改善点に関しては、その日にしたことについてすべてかけたらベストです。ただ、そうやって無理矢理やろうとしてもなかなか思いつかないかと思いますので、一つだけでも書ければオッケーとしましょう。
おそらく、このぐらいの簡単なフォーマットであればかなり多くの人が継続できるのではないでしょうか。
そして、これを1週間・1か月・1年と継続していくと、あなたは自分の仕事がどんどん改善されていることを理解することになるでしょう。そして、そのときにはあんなにだるかった仕事がとても楽しいものになり、極めて高い成果をあげられる人になっているはずなのです。
今すぐやってみよう
「鉄は熱いうちに打て」ということわざがあります。
この記事を読んで、「おおこれはよさそうだ!ぜひやろう!」と思ってくれた方がもしいたら、即この瞬間にやっていただきたいのです。
- メールの下書きに日報のフォーマットを準備する
- 上司に「今日から日報を書くので、良ければ目を通しておいていただけませんか」と頼む
- 早速書いてみる
このような振り返りは、早くやればやるほど効果がレバレッジされていきます。1日10分もかからないので騙されたと思って是非行ってみてくださいね!