亡くなったおじいちゃんを待受画面に設定するおばあちゃんの動画がとても良い件

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ぼくはバラエティーはあまり見ないのですが、たまーにYou tubeの「次の動画」から気になったものを見ることがあります。

そこで見つけた、「果物を買いに来ていたおばあちゃんが待ち受け画面を変更する動画」がとてもよかったので、ご紹介しようと思います。たった1分20秒なのですが、愛情に溢れたすばらしい動画でした。

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おばあちゃんと待ち受け画面

「シニア層の携帯事情を調査した件」と題されたこの番組。スタッフが熱心に果物を選んでいるおばあちゃんを発見。スタッフは、「おかあさん、これで写真は撮るの?」と話しかけ、おばあちゃんも愛想よく対応してくれます。

携帯をおばあちゃんに借りていじってみるスタッフ。その中で、ある写真を発見します。

スタッフ:「おかあさん、これは?」

おばあちゃん:「これ・・・お父さん。これ出すのどないして出したらいいん?」

写真の出し方を教えるスタッフ。そして、それを「そのままにして欲しい」と頼むおばあちゃん。なぜなら・・・

おばあちゃん:「お父さんね、8月に亡くなってん。それで、お父さんの好きな柿を買いにきてん。晩になったらみんな帰るでしょ。だからシーンとしたら寂しくなる。涙がぽろんっと出る。」

スタッフ:「夜一人になっちゃうと寂しくなっちゃう?」

おばあちゃん:「寂しい。もう寂しがりやから。」

そして、お父さん(亡くなってしまったご主人)の写真を待ち受け画面に設定してあげるスタッフ。

おばあちゃん:「そうそう、これこれ!この方がよろしい。心丈夫やわ。こうして持ってたら、自分自身がこけないような気がするから。嬉しい!ええところでお兄ちゃんにお会いしたわ。」

お互いを想い合える夫婦っていいよね

とても短い動画でしたが、おばあちゃんのおじいちゃんに対する愛情、いなくなってしまったことの寂しさがぎゅっとつまっていました。

ある程度歳をとってしまうと、残念ながら夫婦のどちらかが先に逝ってしまうというのは珍しくないこと。そして、とても強い絆で繋がれている夫婦の場合には、それはとても寂しいことです。

ギリシャ神話である「バウキスとピレーモーン」には、神々に「好きな願いを叶えてやる」といわれたときに、「同じときに息を引き取らせて欲しい」という願いをした老夫婦のお話があります。

「見事なる翁と媼よ。そなたたちの望みを言うがよろしい」

神々の問いかけに、夫婦は少し相談したあとで望みを語った。

「私どもは神官となり、この宮の番をしとうございます。そしてこれまで2人で暮らしてきたものゆえ、それぞれ同じ時刻に息を引き取らして下さい。わしが婆の墓を見たり、婆がわしを埋めるようなことが無いようにしていただきとうございます」

神々は2人の願いを聞き届けた。

やがてさらに年月が経ち、夫婦は足腰も立たないほど年老いた。そんなある日、神殿の階段の前で語らっていた2人は、互いの体から木の芽が吹き出していることに気がつく。神々と約束した最期の時が来たことを悟った夫婦は、口が動く限り感謝と別れの言葉を交わし、そして物言わぬ大木へと姿を変えた。

2人が姿を変えたオークとセイヨウボダイジュの木は、今でも神殿の左右で茂っている。

バウキスとピレーモーン – Wikipedia

動画のおばあちゃんとおじいちゃんも、このバウキスとピレーモーンも、お互いを深く愛し、信頼していたのだろうな、と思います。

ぼくも、奥さんとこういう関係を築けるように、想い合っていけたらいいな、と感じました。

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