こんにちは、Shin(@Speedque01)です。どんな団体でも、第一に考えるべきは利用者(クライアント)のためになることをし続けるべきとぼくは考えています。
サービスや商品を提供しているのに誰にも感謝されないようなことをし続けて金を稼ぐのは本末転倒です。「金なら払うから、ぜひあなたのところの商品・サービスを買わせてくれ!」といってもらえるように運営すべきですよね。
すがすがしいほどそれに逆行しているのがNHK(日本放送協会)です。
テレビがないのに、受信料を払わされ続けた
社会人になった当初、一人暮らしのアパートにテレビを置いていたので、NHKの集金人が来たときに素直に契約をしました。NHKの番組は好きでしたしね。
その後引っ越すことになり、そこではテレビを置かないことに決めました。テレビがないのにNHKの受信料を払うのもバカらしいのでキャンセルしようと電話したところ、「電話ではキャンセルできない」とのこと。
めんどくささをこらえて書類を送ってもらって返送したのですが、「廃棄証明がないので受理できない」などと難癖をつけられて解約できず・・・結局1ヶ月あたり1,260円の受信料を延々と支払わされたという苦い思い出があります。
※ちなみに、今同じような状況に陥ってしまっている人は、下記サイトを参考に解約に再度トライしてみるといいかもしれません。なんでサービスの解約のためにそんな手間をかけないといけないのか心底理解できません・・・
そして、本日NHKからまた新たな要求をする電話がかかってきました。
衛星放送(BS)の追加料金を払え!?
(いったい何なんだ・・・)と思いながら電話を取ると、「今住んでいるところにBS用のアンテナはあるか、もしあるならば追加で衛星放送の料金を払え」などといってきました。
ちなみに、衛星契約をすると、2ヶ月で約2,000円追加で徴収されます。

しかも、さらに怖いことに「差額徴収」ということもしているようです・・・
地上契約ですでに「お支払済」または「ご請求済」の期間がある状況で、衛星契約へ変更される場合は、衛星契約への変更月(衛星受信設備設置月)から、地上契約でお支払いいただいている最後の月までの月数に応じた差額を精算させていただきます。
ぼくは衛星放送用の受信機を持っていないので即座にNoと答えましたが、もしよくわかっていないおじいちゃんやおばあちゃんがいたら、よくわからないまま「はい、あります」と答えてしまう人がいそうです。
ぼくの推測ですが、いったんYESと答えたら、NHKは全力で契約するように迫ってくるでしょう。実際に受信設備があろうがなかろうが関係なく、「決まりごとだから」とかなんとかいって無理やり契約させられそうです。
その結果、ほとんどみてもいないBS放送のために月々1,000円払い、かつ過去に遡った差額請求までされるというハメになるわけです。
Yahoo知恵袋には、こんな相談もありました。
現状マンションに住んでて、共通アンテナはあるので配線をすれば見れる環境にありますが分配器を購入してないので地デジのみしか見れない環境にあります。
妻はBSはつないでないから見れないといったら、分配器を購入したら見れますし、皆”薄型テレビ”を買ったら契約してもらってるといわれたとのことです。
契約者は主人(私)なので今すぐ契約できないというと、同じような説明を何回もくりかえして帰ってもらえなかったので仕方なしに契約のサインをしてしまいました。
簡単にサインをしてしまう妻が悪い、という意見はもちろんあるとおもいますが、それよりも先に糾弾されるべきは詐欺まがいの集金行為を繰り返すNHKではないでしょうか。
NHK職員の平均年収は1,150万円以上だってさ
こんな感じで国民からワシワシ”受信料”を徴収しているNHKの平均年収は、余裕で1,000万円を超えているとのこと。

NHKの原資は国民からの受信料収入。徴収した受信料総額は例年6000億円~6500億円程度でNHKの堅調な根幹収入となっています。
そりゃこんな詐欺まがいのやり方で強制的に受信料を巻き上げ、難癖をつけてキャンセルもさせないような仕組みを構築すれば、「堅調な根幹収入」は得られますよ。ひどい話だ。
NHKはまっとうな民間企業になるべき
NHKには、強制的に受信料を徴収する権利などそもそもないはずです。
作っているコンテンツが非常に良質であり、料金を払わなければ見ることができないようなものだったら、最初からNHKが映らないようにすればいい。そして、NHKの大ファンで毎月受信料を払っても見たい人は、自分で申し込んで受信料を払って見れるようにするシステムにすればいい。
なんで強制的に安くもない受信料を払わされ続け、テレビがなくてもキャンセルすら出来ず、電話で言質をとってBS契約を強制的に進めようとするなんていうあくどいことができるのか、正直神経を疑います。
先ほどもいいましたが、「プロジェクトX」、「その時歴史が動いた」、「プロフェッショナル 仕事の流儀」などなど、NHKがとても良質な番組を作っていることは否定しません。個人的にNHKに勤めている方とお話したこともありますが、とても誠実な方でした。
また、このような勧誘をするオペレーターの人や集金人の人も、こんなことを好きでやっているわけではないでしょう。彼らも、電話先や集金先で怒鳴られたり追い返されたりしているのではないかと推察します。そんなことを好きでやる人なんかいない、とぼくは考えています。
だからこそ、NHK上層部の方々には、この妙な料金巻上げ制度の廃止を検討してほしいのです。真にコンテンツに自信があるのであれば、見たい人はお金を払って見るのですから。