ニュージーランド、キー首相の辞任理由が素晴らしい

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。首相や大統領の突然の辞任というと、どうしても不祥事か健康問題か暗殺されかけたか、みたいな感じですが、それとは一線を画しまくるニュースを拝見しました。

平和な国という印象が非常に強いニュージーランド。この地での現在の首相がジョン・キー氏です。

ジョン・フィリップ・キー(John Philip Key、1961年8月9日 – )は、ニュージーランドの政治家。第11代ニュージーランド国民党党首。第38代ニュージーランド首相。元メリルリンチ外国為替部長。

ジョン・キー – Wikipedia

もともとメリルリンチでバリバリに働いていた金融畑出身の人のようです。首相としても非常に有能であり、人気が高いとのこと。現在首相3期目です。

不祥事もなく人気も高いのに突然の辞任発表。その理由とは。

そんなキー首相ですが、12月5日に記者会見を開き、辞任することを発表しました。

www.huffingtonpost.jp

現地紙ニュージーランド・ヘラルドは今回の電撃辞任について「ブロナー夫人がキー氏に頼んだ」と報じている。キー氏は辞任について「これまでで最も困難な決断だった」とした上で、ブロナー夫人と2人息子のことを念頭に「私の職務は、かけがえのない人たちに大きな犠牲を強いていた」と語った。

今後についてキー氏は「次に何をするのかは分からない」としている。ニュージーランド・ヘラルドは、キー氏が家族旅行など静かな生活を楽しみしていると伝えた。

ニュージーランドのキー首相、家族のために辞任を決断 「かけがえのない人たちに犠牲を強いていた」

当然のことですが、首相という一国を預かる立場の仕事はとてもとても忙しいでしょうし、かかるプレッシャーも並大抵のものではありません。家族との時間を犠牲にして、職務に没頭してしまうのもしょうがないことでしょう。

もちろん、それによって奥さんや子どもが悲しむことは十分に考えられます。とはいえ、普通であれば「そんなことをいっても、オレは首相なんだ。家族よりも仕事を優先しなければいけないのは当然だろう」と一喝してしまうことでしょう。

ですが、今回キー首相は妻であるブロナー氏の頼みを聞き入れ、首相を辞任することを決断したのです。

個人が自由にライフスタイルを選べる時代が近づいている

このニュースを拝見して、ぼくは本格的に個人が自由にライフスタイルを選択できる時代が近づいてきたな、と感じました。

キー首相がこの決断を出来た理由として、「世論もこの決断を支持するだろう」という確信があったのではないかとぼくは考えています。もし「一国の首相であれば何を犠牲にしても仕事に邁進すべき!!!」という雰囲気が国を支配していたとしたら、それを押してでも決断するというのはなかなか難しかったのではないかと。

ぼくもニュージーランドに移住している友人が2名ほどいますが、彼らの日常をFacebook等で見ている限り、非常に伸びやかに暮らしているなという印象があります。個々人が自分にとって最適なライフスタイルを選び、実現している感じ。

ぼくは、「これだから日本はダメなんだ!」という主張を声高にしたいわけではありません。しかし、このような柔軟な考え方、キャリア選択はまだまだ日本ではしづらいというのが実際のところです。

今回、キー首相が勇気を出して「家族のために首相を辞める」という決断をしました。首相であっても家族を優先するのですから、日本のサラリーマンが家族を優先するために転職したり、もっと柔軟な働き方を選択しても問題はまったくないのです。

キー首相のように、ライフスタイルに合わせてキャリアを柔軟に変えていける世の中が、どんどん近づけばいいなと考えています。

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