こんにちは、Shin(@Speedque01)です。仕事をしていると精神的に来ることがいろいろとあります。
くだらないミスをしてしまって上司に詰められたり、自分にはどうしようもないことでクライアントから呼び出しを受けたり、部下に任せた仕事が全然期待したレベルに達していなかったり・・・。
日々サラリーマンとして奮闘しているみなさんであれば、上記のようなことは日常茶飯事なのではないでしょうか。
もともとぼくは傷つきやすいタイプ
ぼくは今、コンサルタントとしてクライアントの業務改善や戦略立案、企業風土改革などのプロジェクトに携わっています。新人のころは、先輩の言うことを聞きながら、先輩の指示に従っていろいろこなしていました。
要領が良い同期は、すぐさま先輩やマネージャの指示の背景を汲み取り、サクサクと仕事を終わらせて涼しい顔をしていました。ただ、残念ながらぼくはそういう要領のよさとは縁がなく、いつも苦しい思いをしていました。
参考:ダメ人間から脱出するための3つのポイントをマジで考えてみた – Outward Matrix
人から注意を受けてもどこ吹く風、マイペースで仕事をこなせれば良かったのですが、ぼくは人の顔色を伺ってしまうようなタイプでした。そういうタイプの人が上司から怒られたり注意されたりすると、必ず傷つき、落ち込みます。
- なんであんなアホなことをしてしまったんだろう
- ○○さん、怒っているかな・・・
- せっかくコンサルタントになれたのに、こんなことじゃ何年持つかわからないな
- あと少しで昇進のタイミングだけど、ぼくは無理だろうな
- あいつはいつも早いし正確だし頭いいしうらやましいな
- 自分はなんてダメなんだろう。もっとがんばっておけばよかった
- 頭が良くないのにコンサルタントとかやめておけばよかったな
みたいなかんじですね。
最終的には「もうダメだ・・・疲れた・・・やる気でない」的なダルい思考で頭がいっぱいになり、手が止まります。結果、さらに自分の生産性が下がり、また周囲から叱責を受けてさらに落ち込むというダメスパイラルに落ち込みます。
「落ち込むメリットはどこにもない」と自分を納得させる
こんなことを続けていたある日、ふと「こうやって落ち込んでいいことってあったかな?」と振り返ってみました。
落ち込むとどのようなことになるかというと、
- 機嫌が悪くなる
- 体調も悪くなる
- 頭の回転が悪くなる
- 家族との関係が悪くなる
- 自暴自棄になる
- 刺激物や脂っこいものを食べたくなる
- アルコールに逃げたくなる
- 勉強や仕事が無意味に思えてくる
- 何をやっても楽しくない
うん、いいことないよね。
ぼくはそれから、いやなことや他人からの叱責を受けたとき、かならずワンクッションはさむことにしました。
「落ち込んでいていいことって何かあるかな?」
答えはいつもNoでした。
落ち込んでいても何も変わらないどころか、状況は悪化するばかりなのです。残念ながら、落ち込んでいる姿をまわりにアピールしても、わざわざ助けてくれる人などほとんどいません。むしろ、笑いものにしたりだとかさらに苦境に追い込んでこようとする人のほうが多いでしょう。
だとしたら、わざわざ落ち込む意味なんてないですよね。自ら不幸になりたい奇特な人であれば別ですが、ぼくはどうせなら仕事もプライベートもしっかりいい感じにやっていきたいので、「落ち込む」という行動には逃げません。
落ち込みそうになったときは、「落ち込んでもいいことないよね。今出来ることを笑顔でささっと終わらせて、好きなものを食べたり好きな人と話したりしたほうがいいよね。」と自分を説得し、またやるべきことに戻るのがいつものルーティーンです。
「落ち込むよりも、気分よくやるべきことをやったほうがいいよね」と自分を説得することができれば、無用な落ち込みに行く手を阻まれることはなくなります。良ければ試してみてください。
次はこちらの記事をどうぞ:仕事がつらいときのゼロ秒思考は、マジで効果絶大だった – Outward Matrix