こんにちは、Shin(@Speedque01)です。意識高めの人たちの間ではあまりにも有名な言葉の一つに、「点と点をつなげる(Connecting the Dots)」というものがあります。
これは、アップル創業者のスティーブジョブズが、2005年にスタンフォード大学でスピーチをしたときの一節です。
You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
Quote by Steve Jobs: “You can’t connect the dots looking forward; you…”
日本語に訳すと、「あなたは、点を将来に繋ぐことはできない。後で振り返り、それをつなぐことしかできないのだ。だからこそ、何らかの形で点が将来つながることを信じなければならない。」という感じですかね。
プランドハプンスタンス的なこの考え方には賛成です。ただ、これを引き合いに出して「あとで繋がるんだから好きにやればいいや」的な解釈をしている人が多く、ちょっとモヤっとすることもあります。
※プランドハプンスタンスについてはこの記事をどうぞ → 「自分の軸」探しは今すぐにやめよう – Outward Matrix
点がないことには始まらない
当たり前ですが、点と点をつなげるためには、まず「点」がないことには始まりません。この点というのは、ユニークな経験だったり、一生懸命した仕事だったり、頭が爆発するほど詰め込んだ勉強だったり、そういうところからしか抽出されません。
適当にフラフラしているだけでは、点にならず流れてしまうのです。中途半端にいろんなことに手をつけて、「Connecting the dots!」と叫んでいても、残念ながら何にもなりません。
では、ひとつひとつの経験をムダにするのではなく、ちゃんと将来に繋がる「点」とするにはどうすればいいか。まず絶対的に必要なのは、その物事に集中しきり、リソースを注ぎ込み、諦めずにやりぬくことです。これについては過去の記事でもいろいろ書いているので、参照ください。
- 唯一の成功要素「グリット」を鍛えるための方法を本気で考えてみる – Outward Matrix
- リソースをぶち込め、話はそれからだ。 – Outward Matrix
- 一生懸命働くことの素晴らしさとその実践方法について語らせて欲しい – Outward Matrix
今日はさらにもうひとつ、オススメの方法を紹介します。
勝手にアウトプット
自分が学んだこと、経験したことをキチンと自分のモノとするためには、何かしらの形でアウトプットすることが重要だとぼくは考えています。
というのも、他の人に伝えるためには、自分の学んだことや経験をかなり高いレベルでまとめあげる必要があるからです。そのプロセスの中で、「点」を打つことができるのです。
具体的にどのようなことをすればいいのかというと、
- 自分の経験をブログに書く
- 社内やゼミなどでトレーニング講師となる
- 社内および外部のメディアに寄稿する
- 関連資格を取得する
- etc
こんなかんじでしょうか。交渉が必要なものもありますが、基本的には勝手にやっていても文句を言われる筋合いはない(むしろ感謝される)ので、ぼくは「勝手にアウトプット」と命名しています。
こうやって自分の経験をどんどん発信することで、自分の点が加速度的に増えていきますし、副次的効果として周りからの評判もあがり、さらにチャンスが舞い込むいい循環を作ることができます。
資格も取っておけば、名実ともに「ここについては専門家ですよ!」といえますしね。(実務経験がないのにやたら資格を取りまくる資格コレクターになってはダメですけど・・・)
適当に勉強や仕事をして終わり、ではなく、点を作り続けるために勝手にアウトプットし続けてみてはいかがでしょうか。
次はこの記事をどうぞ:Todoリストの超具体的な活用方法を紹介するよ – Outward Matrix