こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ぼくは入社してから今に至るまで複数の上司がいましたが、その中にひとり「いやいや、さすがにおかしくない???」と思ってしまうレベルに仕事が速い人がいました。
同時にいくつものプロジェクトを管理し、火が吹いたら自ら鎮火しつつ、新規で提案書も作りまくって受注もし、チームビルディングでイベント企画もしつつクライアントのCXOレベルの人たちと会食もして・・・みたいな感じ。
傍で見ていて、「いったいなんなんだ・・・!」と圧倒されるレベルの仕事の速さでした。
もちろん基本は徹底していた
ぼくが過去の記事で書いているような基本的なところは、もちろん彼は実施していました。
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上記で挙げたようなTodo管理や仕事の濃度を上げるという基本を徹底していた故に、一日の中で非常にたくさんの仕事をこなすことができた、という側面はもちろんあります。彼も、どこかでかつての上司から上記のようなことを盗み、必死に身につけたのでしょう。しかしながら、ぼくは思ったのです。「この基本だけでは、ここまでのスピードでこなすことはできない」と。
そこで、ぼくはさらに彼の仕事ぶりや考え方、言動に注目してみました。いったい何が彼の仕事スピードをここまであげるのか、それを特定するために。結果、特徴的な彼の思考パターンを見抜くことができました。
彼はいつも「未来から逆算」していた
彼は、「常に未来から逆算する」ということを徹底していたのです。
プロジェクト運営だったら、彼の頭の中は下記のような感じであろうと推察しています。
- プロジェクトの最終目的は何か
- それに至るまでの半年間のロードマップはどのようなものか
- そこを実施する際の理想的な進め方はなにか
- その理想的な進め方を阻害し得る要因は何か
- その要因を潰しきるには何をすればいいか
- それを今日一日ですべて実施するには誰の協力を仰げばいいか
普通の人でも、ある程度プロジェクトの最終ゴールを描くでしょう。しかし、彼の場合はそのイメージの描き方が尋常じゃなく明確でした。
また、それをアクションプランに徹底的に落としきる姿勢、「できない」ではなく「できるにはどうすればいいか」と突き詰める考え方など、本当に徹底していました。
ぼくもこの思考に慣れるために日々苦心していますが、もう少し時間はかかりそうです。単純に目の前のことをこなすレベルから、未来のことを超具体的に描いてリスクを潰しきる力を早くつけたいなー。
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