新入社員に教え込んでいる13の具体的な仕事術を紹介するよ

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ぼくはちょいちょいインターンや新入社員と一緒に働くことがあります。当然ですが、新入社員には一刻も早く戦力として独り立ちしてもらわなければなりません。さもないとプロジェクトの状況が悲惨なことになってしまう確率が大幅アップしてしまいます。

ですが、もちろん新入社員は仕事の経験が豊富なわけではないので、いきなり全部任せてうまくいくとは思っていません。たまに、「とりあえず何でもやらせてみろ、できるやつはできるしできないやつは消える」的な思想を持っている上司がいたりしますが、ぼくはそれには反対です。

もちろん、中にはどんなキツい仕事を与えられても前向きにがんばっていろいろ吸収して、凄まじく伸びるような優秀な新入社員もいるにはいます。しかし、体感的にそのような人は全体の1%にも満たないでしょう。その人たちを選別するために、他の99%を切り捨てるというのはいかがなものでしょうか。

ぼくも、いろいろな上司に当たってきました。完全に放置しつつ、成果物が少しでも自分の意に沿わないとブチ切れる上司だったり、ずっと隣で一挙一投足を監視したがる上司もいたり・・・なかなか大変でした。(もちろん素晴らしい上司もたくさんいらっしゃいました。)

新入社員にとってぼくがどういう上司か、本音のところでどう思っているかはわかりませんが、ぼくとしては「今後苦労しないように、ぼくが学んだことは教えられる限りすべて教えよう」と思いながらアドバイスおよびフィードバックをしています。

コンサルティングファームだけでなく、他の会社でも当てはまることがあると思いますので、紹介させてください。

新入社員用仕事術その1:適切なタスクリストで抜け漏れを防止

まずは絶対にこれ。タスクリストを作ること。

ぼくは社会人になりたてのころ、タスクリストという概念をちゃんと理解していませんでした。もちろん知ってはいましたが、自分で使ってはいなかった。

その結果どうなったか。即パンクしました。

自分が今何を抱えていて優先順位は何で、どこまで進んでいるのか。「あれどうなった?」と上司から聞かれても、何のことだったか思い出すので一苦労。それで詰められ怒られ夜遅くまで残業し、それでも終わらず土日出勤。なのに成果は上がらずダメ人間扱い・・・。

★参考記事

コンサルティングファームに新卒で行くようなタイプの人は、基本スペックが高いのに加えて吸収スピードも非常に速いという特徴があります。

誰でも初めてのプロジェクトでは苦労をします。最初のプロジェクトからバリバリ活躍できるような人は、さすがにほんの一握りではないでしょうか。

とはいえ、最初のプロジェクトを乗り切った後には、多くのコンサルタントは基礎スキルや勘どころを掴み、クライアントや上司としっかり議論し、スマートに分析もこなしと一人前のコンサルタントに近づいていくものです。

しかしながら、ぼくにはそれができませんでした。もちろん最初のプロジェクトで先輩たちは親身になっていろいろなことを厳しい口調で教えてくれました。ぼくも一生懸命それを吸収しようと頑張りました。が、その吸収度は一般的に求められるレベルを大きく下回っていたのです。

2つ目のプロジェクトで、ぼくのレベルが求められるところに達していないことは、すぐにマネージャや先輩たちにバレてしまいました。一生懸命資料を作っても採用されることはないし、クライアントとの議論にも参加させてもらえない。挙句の果てにはコピー取りしかさせてもらえず、そのコピーの仕方やホチキス留めについても怒られる。

そんな日々が続いて「もう続けていけないかもしれないな」と思いました。なんとか当初の予定時期までそのプロジェクトにはいましたが、本心では「早くプロジェクトから出してくれ」と毎日祈っていました。

タスクリストは即作りましょう。

ちなみに、ぼくはそこからタスク管理についてはだいぶ深く研究し、エクセルで汎用的かつメチャクチャ使いやすいタスクリストを作成しました。下記で作り方を解説しています。

★参考記事

自分が今どれぐらい仕事を抱えていて、その優先順位は何かということがわからないと、仕事のゴールが見えず、上司からの無理難題を断ることが出来なくなってしまいます。

ぼくの実感値ですが、コンサルタントとして得た知識と経験を総動員し、自分で作ったTodoリストを使って仕事をするようになってから、1日あたり2時間ほど仕事が早く終わるようになり、かつ評価も上がるようになりました。

自分の時給を3,000円と仮定すると、一日あたり6000円のトクですね。空いた時間を使ってさらに評価アップのために仕事をしてもいいですし、彼女とデートしに行ってもいいですし、今後の能力アップのための勉強をしてもいいのです。それは、あなたの自由です。

上記をあわせた結論として、まともなTodoリストを使って仕事をすることができれば、あなたは一日当たり11,400円もの効用を得ることができます。毎月342,000円、年になおすと400万円以上ですね。

周りの人からの評価がどんどん上がっていったり自分自身への投資をどんどん増やせたりできるという副次的なメリットもあるので、400万円をはるかに超えているメリットをこのTodoリストから得ることができています。

新入社員用仕事術その2:毎日30分単位でスケジュールを決定、それ通りに動くことを習慣化

タスクリストを作るぐらいだったら誰でもやると思いますが、ぼくの下についてくれた新入社員にはさらに一歩踏み込んでもらい、スケジュール作成もやってもらっています。ただスケジュールを作るだけではなく、Todoと紐付けも取ってもらっています。このスケジュールとTodoリストの詳しい作り方については、「Todoリストの超具体的な活用方法を紹介するよ」という記事を参考にしていただければと思います。

社会人生活をずっと続けていても、スケジュール管理をまったく学んでこなかったという方もいらっしゃいます。もちろんだましだまし仕事を続けていくことは不可能ではないですが、「効率的に働く」「チームを管理する」というところまでいける可能性は低いと言わざるを得ないでしょう。

自分がどの仕事にどのぐらいかかるか明確に理解したうえで、それを周りの人に知らせる。それだけのことで、あなたの仕事への信頼感が一気に増します。ちなみに、ぼくは30分刻みで毎朝スケジュールを作成し、周りのメンバに共有しています。

★参考記事

この記事を読んでくださっているようなあなたは、タスク管理ツールやエクセル等を使い、しっかりとタスク管理はされているはずです。しかし残念ながら、タスクを自分で抱え込んでいるだけでは、タスク管理は片手落ちと言わざるを得ません。

新卒の社会人が入ってきたら、あんたは「ホウレンソウが大事だぞ!」とアドバイスされると思います。が、あなたはそれが本当に徹底できていますでしょうか?勝手にタスクを抱え込んで、「忙しい忙しい」と言いながらずるずると帰宅時間を引き延ばしたりはしていないでしょうか?

ぼくからのおススメは、毎朝自分が抱えているタスクをすべて洗い出し、完了予定時間とボトルネックを付記したうえで、上司に毎日送ることです。

そこまでやる必要あるのかな?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、Todoをしっかりとリスト化した上で、それを粛々とこなすためのスケジュール表を作ることが出来る人と、そうでない人の間には大きな差が出ます。また、自分のためにリスト化するだけではなく、チームにそれを自ら共有できるような積極性がある人は、上司からの評価も非常に高くなるでしょう。

このように事前にTodoを管理したりスケジュールを作ることによって、「今日は何をしないといけないのか」「仕事を進めていく上でのボトルネックはどこか」ということを自然に意識するようになり、仕事のクオリティもどんどん上がっていきます。最初は少し大変かもしれませんが、ぜひ入社直後からやってみて欲しいですね。

新入社員用仕事術その3:7分タイマーで常に高い集中力をキープ

7分タイマーも絶対にやってもらっています。なんとなくだらだら気が散りながらやっていた1時間の仕事と、集中して行った7分の仕事では、後者のほうがいいアウトプットが出るのです。それをずっと続けていけたとしたら、一日の生産性は格段に向上します。

★参考記事

タイマーって普段使いますか?おそらく、カップラーメンを作るときぐらいしか活躍の場がないのではと推察します。しかし、それではあまりにももったいない。あなたは、タイマーを常に使うべきなのです。タイマーを使うことで、先ほどあげた2つの理由は一挙に解決するのですから。

具体的にはこんな感じで使っていきます。

  • 朝早く家を出たい:10分のタイマーをかける
  • ひとまとまりの仕事をしたい:20分のタイマーをかける
  • 今後のキャリアプランを考えたい:15分のタイマーをかける
  • 試験勉強をしたい:30分のタイマーをかける
  • ブログを書きたい:20分のタイマーをかける

つまり、何かするときには絶対にタイマーをかけること、そしてアラームがなる前にそれを達成することです。

ぼくは、だいたいの場合7分で設定していますね。5分だと短い、10分だと長い。7分だとちょうどいいのです。もちろんこれは人によって違うので、心地よい時間を設定してください。

このタイマーをかけまくる習慣がつくと、あなたの行動が一気に早くなり、生産性が少なく見積もっても3倍以上になります。

いつもだらだらとやっていて全然終わらなかった仕事が、7分 x 3サイクル = 21分で終わることもありますし、身支度に1時間かかっていたのが7分 x 2サイクル = 14分で終わることも。

タイマーを使う効用としてよく言われるのが「締め切り効果」ですが、個人的にはそれ以上に「やる気スイッチ効果」が重要だと考えています。なかなか手をつけられなかった面倒なことでも、7分タイマーを設定した瞬間にやり始める、そしてなんとか7分で終わらせようとするように、自然となるのです。

ぜひ一度、だまされたと思ってタイムアタックしてみてください。マジで効果がありますよ。

上記で記載しているように、タイマーをかけることは「やる気スイッチを押す」「締め切り効果を発揮する」という二つの大きなメリットがあります。

人間は残念ながら意志の弱い生き物ですので、自然とやる気が出るのを待っていたら日が暮れてしまいます。しかし、一度手を付け出したら一気にやるという習性も同時に持っています。「タイマーをかける」という行動により、一気にやる気スイッチを押し、さらに締め切り効果をつけることによってパフォーマンスをあげていくのです。

これが習慣になると、時間の密度が一気に濃くなり、短時間で多くの仕事をこなせるようになるのです。

新入社員用仕事術その4:エクセルショートカットを速攻で記憶

マウスを使いながらエクセルをだらだらと操作していると、時間がどんどんなくなっていきます。ひとつひとつのロスは数秒でも、それが積み重なると無視できない量の時間になっていきます。お客様にプレゼンテーションをしながらエクセルを操作することもありますが、そこでのろのろと操作していると「この人は大丈夫かな」と思われてしまうデメリットもありますね。

エクセルでよく使うショートカットに習熟することで、生産性をあげたり、上司やお客様からの評価を改善することも可能になるのです。

そこまで難しいものではないので、特にエクセルを良く使う職種の人は、ショートカットはなるべく早く覚えきることをおすすめしています。

★参考記事

今日は、仕事がガチで速くなるエクセルショートカットをご紹介します。

エクセルのショートカットにもいろいろあるのですが、大きく分けると実は2種類しかない。それが俗に言う”Ctrl系ショートカット”と”Alt系ショートカット”です。この2種類のショートカットを使いこなせると、仕事のスピードが圧倒的に速くなります。誇張ではなく、20倍以上変わってくる。

ショートカットを知らないせいで、仕事がたまりまくり、上司からも怒られ、でもたいしたアウトプットが出せない・・・そんなかんじに悩んでいる人は、ぜひこのショートカットをご確認あれ。

ぼくが実際に毎日仕事で使っているショートカットのみ紹介しています。

エクセルを何度も使ってショートカットに習熟すると、「どのようにすれば綺麗にファイルを作れるかな」「どんな機能があればみんなの作業量を減らせるかな」と考える余裕も出てくるため、仕事のスピードと質はさらにアップしていきます。このようにして、余った時間でさらなる効率化や質の向上を考えられる新入社員がもしいたとしたら、「コイツはすごい優秀で、チーム全体のことも考えられる」という評価を周りから得ることも充分に考えられます。

新入社員用仕事術その5:メールのドラフトに指摘事項を一覧化

最初に何もできないのは誰でも同じです。そこから1ヶ月、1年、3年と立つ間にどんどんすごい人とダメな人の差が開いていくのはなぜか。過去の指摘事項をちゃんと自分のものとして吸収できているかどうか、そこの差です。

なので、ぼくはすべての指摘事項をメールのドラフトに一覧化するように指導しています。別にエクセルでもワードでもいいのですが、それだといちいちファイルを開かなくてはいけず、ちょっと効率が下がります。

メールソフトは基本的にいつも立ち上げているはずなので、ドラフトボックスに「指摘事項一覧」というメールドラフトを作っておいて、何か言われたら即そこに追記、適宜見直すようにしています。

ぼくはそれをずっとやってきて、二度とやらないように改善しているので、最近は上司から怒られるということがほとんどなくなりました。そうなると精神的にもラクです。

ちなみに、ぼくも英語の表現から資料作成のコツ、メールを出すときの注意点やプレゼンのコツ、これから読むべき(もう読んだ)本の一覧、上記にとどまらない仕事術やマインドセットなどを逐一メールドラフトに保存しています。こちらについては、著書「7つの仕事術」で詳細を記載しています。

★参考記事

このドラフトメール一覧化をすることで、過去に上司から受けた指摘を最大限自分のモノとすることができます。毎日ひとつでも何かを学んでいくことができれば、月に30個新しいことを学べます。年換算すれば、365個になります。

毎日漫然と過ごすのではなく、学んだことや指摘されたことをすべて一元化してメモにしておき、いつでも見返せるようにしておくと、どんどん自分の知識が増していくことが実感できるでしょう。そして、それらが有機的につながることで、よりよいアイディアが出てくることも日常茶飯事となります。

最初は少々面倒かもしれませんが、ぜひトライして欲しい仕事術のひとつですね。

新入社員用仕事術その6:情報を周囲に提供し続ける

新入社員や若手は、最初はどうしても萎縮してしまいます。「自分は何も知らないし・・・」「一番若手だし・・・」「怒られるの怖いし・・・」的な感じ。

もちろん気持ちはわかるのです。ですが、それで何も行動を起こさなかったらいつまでも変わらない。いてもいなくても変わらない存在として扱われ、その結果自信をなくしてさらにダメになってしまう悪循環。

それは即座に断ち切らなければいけません。そのためにぼくがいつも言っているのは、「なんでもいいから役に立つ情報をメールで展開しよう」ということです。オフィスのお役立ち情報でも良いし、新聞に載っているクライアントの最新情報でもいい。そういうふうに情報提供してくれる人のことを、無碍に扱うようなメンバーはそうそういないはずです。むしろ感謝してくれる。

そういうふうに積み重ねることで、だんだんと自分の存在感が上がってきて、仕事が楽しくなります。周囲のメンバもいろんな情報をゲットすることができてハッピーになります。「学ぶ」だけでは力にならないので、このプロセスを通して学んだことをアウトプットすることで、自分の力もどんどんついていきます。

自分の力も増し、かつ周りのチームの知識も増えるといういいことだらけの仕事術です。

新入社員用仕事術その7:議事録を使ってプロジェクトをドライブ

議事録は、会議の流れや決定事項を後に残しておく、非常に重要な成果物です。かつ、パワーポイントでの資料作成に比べれば時間もかかりません。まさに新入社員にうってつけの仕事といえるでしょう。

誰が何を言って、何が決定事項で、何がTodoか、そしてそれをいつまでに誰がやらなければならないか、会議の後にそれがまとまっている議事録がぱっと出てくると、先輩としてはメチャクチャ助かります。また、そうやって議事録を取ることで、プロジェクトの全体像もどんどん見えてくるようになります。

「前の会議ではこういう話だったと思うのですが、今の○○さんの意見はちょっと違いますね。それはこういう背景があったからという認識であっていますか」的な発言もできるようになってくるでしょう。そうやっていくなかで、ただ座っているだけで何もできなかった新入社員が、だんだんとプロジェクトの中心メンバーになっていきます。

「議事録にかける時間は、会議の時間の1/2以下にしよう」というのが定説です。1時間の会議であれば、30分以内で議事録を作成できれば合格点というところですね。実際にやってみると、これが結構難しい。ただ発言を書き下しているだけだと無駄に長くなるし、時間もどんどん削られていく。しっかりと会議の内容を理解し、自分の言葉で噛み砕いたり全員が納得できるストーリーを組み立てる必要があるのです。

議事録をしっかり取れれば、それは自分が会議の内容を理解していることの証明となります。そのようないい議事録を何回も取ることができれば、上司もあなたのことを信頼して「次の会議は君だけでいってきていいよ」というようなチャンスをもらえる可能性もあるでしょう。

新入社員用仕事術その8:日報を使って毎日改善/上司との円滑なコミュニケーション

タスクリストで一元管理、スケジューリングで予定通り仕事を終わらせることができたら、そこそこ信頼はしてもらえます。できればもう一押し頑張ってみましょう。それは、日報の作成です。

上司と円滑にコミュニケーションをとり、毎日自分の足りないところを確認し改善するために、ぼくは日報を作成することを新入社員に勧めています。そこまでかっちりしたものでなくてもいいですが、下記のような内容を含むものを送付するといいのではないか、とすすめています。

  • 今日やったこと
  • 上司からのレビュー待ちタスク
  • 上司以外(クライアントやバックオフィス)からの連絡待ちタスク
  • 今日の所感
  • 問題と改善点

これらのことをちゃんと書いて振り返ることで、何のタスクがボトルネックになっているのか、自分のみならず上司も理解することができます。さらに、今日の仕事がどのようなものだったか、改善するにはどうすればいいか、毎日考える時間が取れます。

★参考記事

自分のしたこと・やったことを明確に理解出来たら、次にやるのは反省と改善です。自分がした仕事のどこが悪かったのか・どこがよかったのか、さらに良くするにはどうすればいいのか。そういうことを自分自身に問いかけるのです。

そうやって、毎日自分の行動を直視し、改善点を見つけ、改善策を実行していくと、どんどん仕事の質が向上していきます。

  • 時間管理がうまくいかなかった -> To Do リストをもっとうまく活用する方法はないか
  • 英語会議で全然発言できなかった -> どうやってスピーキング能力を上げるべきか
  • 上司とまともにコミュニケーションが取れなかった -> どのように仲良くなっていけばいいか
  • 毎日やると決めた行動ができなかった -> どうやって仕組み化するか

このように、強制的に自分がしたことを直視し、振り返り、改善していく。そうすることであなたの仕事の質は圧倒的に向上していきます。

そのために僕が強くお勧めしたいのは、「毎日日報を書くこと」です。そして、さぼることを防ぐために、上司に「これから毎日日報を書くので目を通しておいていただけますか」と依頼するのです。

そうやって上の立場の人に前もって宣言しておけば、毎日書かざるを得ません。そしてあなたは、毎日自分の行動を直視し、改善点を見つけるという行動を習慣化できるのです。

新入社員用仕事術その9:自分自身の評価をまず自分でつける

評価は、サラリーマンとして働いている以上、とても重要です。その評価の積み重ねが昇進にも響いてきます。

しかしながら、上からの評価はときに理不尽に見えるものです。「こんなに頑張ったのに全然評価してもらえない・・・」という気持ちを味わったことのある人は、ぼくだけではないでしょう。

そのようなギャップを最大限埋めるために、ぼくは新入社員に「自分自身の評価を自分でつけ、それをもとに上司と話すこと」をすすめています。こうすることで、自分の悪いところといいところを冷静に振り返るチャンスを得ることができます。また、上司にとってもこれは非常に良い判断材料になるといえるでしょう。

上司ももちろんしっかり部下のことを見ようとはしていますが、なかなか完璧に観察しきることはできないものです。そのときに、「私は自分ではこのように評価をつけています。このプロジェクトではこのような働きをできたため、評価Aをつけています。こちらでは、想定以上のアウトプットを出すことができていなかったため、Cにしています」という風に自分から提案する部下がいたら、とてもありがたいと思います。

定期的に上司と自分に対する期待値についてディスカッションし、それをなるべく細かく定量化していくと良いと思います。そして、それを達成できているか自分なりに確認し、上司に送付するのです。その情報をもとに上司も評価を考えてくれるとすると、評価は非常に納得感のあるものとなるでしょう。

新入社員用仕事術その11:全ての仕事において「ゴール」を考え続ける

ぼくは常に新入社員に、「これの仕事の最終形はなんだろう?これをすることで、なぜクライアントは喜ぶんだろう?他にもっと良いやり方はないかな?」という風に問いかけるようにしています。残念ながら、「やれといわれたからやりました」という姿勢、考え方でやっていけるほど甘くはない。自分自身で仕事の目的を考え、それに沿って動けなければ、コンサルタントとしては価値がないとみなされてしまうのです。

上司も、指示を出したはいいものの、なぜそれをやるべきか考え抜けていない場合が多いのです。そこをちゃんと考え、みながハッピーになる方向に行動できるような若手は非常に重宝されます。

★参考記事

こんなボロボロの状態で、帰宅時間もとても遅く、体力もどんどん削られていきました。そんなぼくを尻目に、優秀な同期たちはどんどん大きな責任を任されて前に進んでいく・・・とても悔しく情けない思いをしました。

「自分だってがんばってるのに、なんであいつらだけ評価されるんだ。なんで自分だけ結果を出すことができないんだ。」、そんな想いで眠れない夜が続きました。

今から考えると、ぼくと優秀な同期たちで差がついたのは至極当然のことだったな、と感じています。

ぼくはただ上司から振ってくる仕事を、一生懸命手を動かしてこなしているだけのマシンだったのです。逆に同期たちは「この仕事の目的は何だろう?」「どうすれば実行可能性が高いスケジュールを組めるだろう?」「本当の意味でお客様のためになる資料はどのようなものだろう?」と常に自問自答していました。言い換えると、「考える仕事」をしていたのです。

かつてのぼくのように「ただ手を動かすだけの仕事」をしていると、いつまでたっても大きな成果は出ません。しかも、業務量は増える一方で体力は削られ、プライベートな時間もなくなっていきます。切ない。

新入社員用仕事術その10:進捗報告は定量的に実施する

「さっき頼んだあの仕事、どうなってる?」と聞かれて「できてません」では残念ながらお話になりません。仕事の進捗は可能な限り定量的に実施しなければなりません。

例えば、幹部報告用の資料を上司から頼まれ、作成途中だとしましょう。そのときに、「どうなってる?」と聞かれた答えとして、適切なのは下記のどちらでしょう。明らかに後者ですね。

  • まだ終わってません
  • 70%完了、30%残っています。あと1時間半で完了予定です。全体構成は、プロジェクト目的再掲、現在までのサマリと課題、今後のタスク、スケジュールに分けていて、全部で15枚となる予定です。現在10枚目の途中ですので、70%完了と報告しました。

※上司が忙しそうだったら、「70%完了です。あと1時間半で完了予定です」だけでもいい場合もあります。

新入社員用仕事術その12:「わかる」ではなく「できる」を目指す

学生から社会人になってから、「わかるだけではほとんど意味がない」というギャップにぼくは苦しみました。仕事において、その内容を理解しているかどうかは、ある意味どうでもいいのです。その知識を活かして何らかのアウトプットをしなければ、お客様からお金を頂くことはできません。

しかし、多くの人が「ああそれね、わかってる」とか「もう知っているので大丈夫です」という発言をしてしまいます。残念ながら、「わかっている」「知っている」だけではほとんど仕事にならないのです。それを深くまで理解して、自分で使えるレベルにまで落とし込まなければならないのです。

これができるようにするために、ぼくは「絶対はない」というクリティカルシンキングを身に着けることをおすすめしています。

★参考記事

その結果、「絶対はないんだ」ということを心底理解することができ、モノゴトに対して「それは絶対じゃないよね」「穴はあるかもしれないよね」「無理そうに見えるけどうまくいくかもしれないよね」と、モノゴトを批判的(クリティカル)に見ることができるようになるのです。

「クリティカルシンキング」と聞くと、どんなことにも批判的になるネガティブな思考法のように捉えられてしまうかもしれません。確かに「絶対うまく行くよ!」と言っている人に対して「いやいや、絶対ではないでしょう」というだけでは、あまり価値があるとはいえません。

逆を考えてみましょう。何らかの壮大な目標を持っている人がいて、周りの人はみんな「そんなこと絶対うまく行かないよw」と嘲笑しているとします。そのようなときに、クリティカルに考えられる人は「いやいや、絶対うまく行かないなんてことはないよね。これこれこうすればうまくいく可能性はあがっていくと思うよ」というコメントを出せるのです。

つまり、クリティカルシンキングが出来る人というのは、「暴走を抑え、かつ絶望を救済する」ということが出来る人だといえるのです。

新入社員用仕事術その13:自分を最後の砦だと考える

最後はこちら。最後の最後は自分で何とかすること。

一人前になりたいのであれば、「頼る気持ち」を速攻で消さなければなりません。「上司がいるから、自分がミスっても良いだろう」という気持ちがある限り、上にはいけません。もちろん無理なことは無理と断るのも大事ですが、「ではどうすればいいのか」「どのように撤退すればいいのか」というところまで考え、実行していきましょう。

これができるようになると、「プロフェッショナル」として内部のメンバーからもお客様からも評価を頂くことができるようになるはずです。

プロフェッショナルについて学びたい人は、ぜひ下記の本を読んでみてください。

プロフェッショナルは自分の手がける仕事に対して、その仕事を引き受けることができるかどうか、どのようにやるかを自分自身で決めることができるし、また自分自身で決めなければならない。そして当然、自分の仕事は人に頼るのではなく自分自身でやらなければならないし、またその仕事の結果責任はすべて自らが負わなければならない。簡潔に言うならば、プロフェッショナルは仕事において、他人をアテにしてはならないという掟である。

(中略)

良いアウトプットを出すために全力で最善の努力ができているかどうかのチェックと管理をするのは、自分自身である。そこには自分の仕事に対して目を光らせている上司はいない。それでも自分自身のことであるから、全力で取り組んでいるかどうかについては、胸に手を当ててみればわかる。しかし最善のことがやれているかどうかについては、自分自身では確信が持てない。このようになかなか確信が持てない中でのセルフ マネジメントは大変なプレッシャーであり、このプレッシャーに耐えて一人で頑張りぬく精神力がプロフェッショナルの重要な資質なのである。

最後に:きつかったら逃げよう

いろいろ言いましたが、最後に伝えたいのは「きつかったら逃げよう」ということです。仕事は大事だしメチャクチャ面白いものですが、身体や心を壊すほどやるものではないです。辛かったら、逃げてください。

辛いことがあっても、職場ではなかなか相談できなかったりするものです。また、一生懸命自分のスキルを磨こうと思っても、上手くできないこともあります。そういうときは、社外のコミュニティを頼ってみるのもいいかもしれません。

ぼくも実は「Players」という名のオンラインコミュニティを運営しています。「仕事の悩みを解決する」というテーマで、400名強のみなさんが日々活発にディスカッションをしたりお互いにアドバイスしあったりしています。

ぼく自身も、ここでみなさんの変化をサポートする活動をさせていただいています。

「コンサルティング思考で仕事について語り合うチーム」で仕事について真剣に話し合ったり、「業務改善習慣化チーム」で毎日ひとつずつ効率化をしていったり、「やりたいこと探しから卒業するチーム」で自己肯定感が低くプライドが高い自分の殻を破って少しずつ行動に移していくお手伝いをしています。

Playersのその他の特典について、下記にまとめます。

  • 月額980円ですべてのサービスが使い放題
  • 総計1万4,000円以上のnoteや音声がすべてダウンロード可能
  • 自己紹介スレッド上での悩み相談(Shinや他Playerが回答)
  • Shinによる定期的なツイキャスおよびズームでのオンライン講座
  • Facebookスレッドを活用した、日々の生活を改善するためのスレッド(任意参加):毎日の予定スレッド、業務改善報告スレッド、ゼロ秒思考報告スレッド、ブログで自己発信力を強化するスレッド、就職活動の悩み相談スレッド等
  • Facebookメッセンジャーを活用した少数グループでの密なコミュニケーション(任意参加):エクセルチーム、ブログ3ヶ月で30記事チーム、セルフコーチングチーム、個人サービス売上向上チーム、女子会チーム、筋トレ&ボディメイクチーム、暗号通貨勉強チーム、傾聴力向上チーム、デザインにマジになるチーム、マインドフルネス実践チーム、業務改善習慣化チーム、コンサルティング思考で仕事について語り合うチーム、ロジックツリー特訓チーム etc
  • 不定期に開催されるオフラインイベント(別途参加料金がかかる場合があります):オフライン仕事術セミナー、セミナー講師チャレンジ会、Players夏の陣(全体飲み会)、Players関西飲み会、Players速読セミナー、Players資産運用セミナー、ランチ会 etc

現在参加者数は444名ですが、いったん500名で募集をストップする予定です。その後の参加者募集については未定となっております。もし「若手のうちから仕事で成果を残したい!」「なかなか仕事の悩みを相談できずもやもやする・・・」という方がいらっしゃったら、ぜひ参加してみてくださいね。