目次
- 1 優秀な若手社員の行動特性1:誠実な対応
- 2 優秀な若手社員の行動特性2:ルール遵守
- 3 優秀な若手社員の行動特性3:マナー意識
- 4 優秀な若手社員の行動特性4:チームワーク
- 5 優秀な若手社員の行動特性5:共感力
- 6 優秀な若手社員の行動特性6:伝達力
- 7 優秀な若手社員の行動特性7:継続力
- 8 優秀な若手社員の行動特性8:創造的態度
- 9 優秀な若手社員の行動特性9:情報収集
- 10 優秀な若手社員の行動特性10:成長意欲・学習意欲
- 11 優秀な若手社員の行動特性11:状況把握・自己客観視
- 12 優秀な若手社員の行動特性12:企画提案力
- 13 優秀な若手社員の行動特性13:クオリティ
- 14 優秀な若手社員の行動特性14:主体的な行動
- 15 優秀な若手社員の行動特性15:タフさ
- 16 優秀な若手社員の行動特性16:ストレスコントロール
- 17 優秀人材が持つ行動特性をPlayersで身につけよう
こんにちは、Shin( @Speedque01 )です。最近、人事関連のプロジェクトを掛け持ちすることになり、大急ぎでいろいろ本を読んで知識を頭に叩き込んでいます。
これから新卒やインターン生の面接をしたり、会社説明をする機会も増えてきそうなのでちょうどいいですね。結構興味がある領域で楽しいですし。
いろいろ読んでいる本の一冊がこちらです。
この本によると、規模の大小や業界に関わらず、必要とされる行動特性(コンピテンシー)は共通であるとのこと。これは確かにそうですよね。もちろん業界や職種によって細かな違いは有るものの、いわゆる「優秀な社員」には共通項がある気がします。
その共通項を、大小さまざまな会社への調査を元にまとめてあり、非常に参考になります。今回はその中から、「優秀な若手社員の特性」について16個挙げてみますね。
優秀な若手社員の行動特性1:誠実な対応
周囲の人間に対して誠実に接し、相手から信頼される対応ができることです。誠実な対応ができる人は、誰に対しても分け隔てなく接し、嘘やごまかし、陰口など人を不快にさせる言動は慎みます。人の気持を理解しようとし、相手が気持ち良くいられるように、常に他者への配慮を忘れません。周囲の人々に対して礼節をわきまえて素直に感謝の意を表し、お礼をいい、ミスをしたら素直に謝ることも大切です。
優秀だったり弁が立つわけでなくても、その誠実な姿勢で人望を集めまくる人っていますよね。逆に、頭が良くてもすぐに人をけなしたり影で悪口を言いまくるような人は、おそかれ早かれ総スカンを食らってどうしようもなくなっていきます。
営業やコンサルタントなど、クライアントと直に関わる人以外でも、これは重要だと考えられます。人と無関係な仕事なんてほとんどないですしね。
クライアントとのかかわりという観点では、この記事も参考になるかも。
わたしが一番重要だと考えているのは、このClient readiness(クライアントと対峙するに足る人間性)だ。
わたしは、これを見抜くためにいつも候補者とディナーをする。その人間の食事や、リラックスした雰囲気の中での話を通じて、候補者が本当にクライアントの前に出しても恥ずかしくないか、しっかりとした関係を築いて我が社に利益をもたらす人材か、それをじっくり判断する。
いくら優秀だとしても、こちらの話を全く聞かずに自分のアピールをし続けるような人材は雇うに値しないし 、最低限の食事のマナーもなければ他のところもダメであることは容易に想像できる。
常に相手が何を考えているのか、何を望んでいるのか慮り、それに応じた行動を自然にできるかどうか。それがわたしが最後に確認するポイントだ。
優秀な若手社員の行動特性2:ルール遵守
ルールや規則、約束や期限を守ることです。ルール遵守ができる人は、決められた規則や期限をしっかり認識し、確実に守り、周囲から信頼されています。自分自身が規律や期限を守ることはもちろん、他者にもその遵守を求め、もしルール違反があった場合は、他者に対して適切に指摘し改善を促します。ルール自体に問題点がある場合は、ルール違反を見逃すのではなく、自ら改善策を提案することが大事です。
自分のことを「できる社員」だと思っている人は、概してこのルール遵守ができていない傾向にあります。時間を守らなかったり、毎日提出しなければいけないスケジュールを出さなかったり。
そのルールがおかしいと思うのであれば、周りを巻き込んで変えていかなければならないのです。そうしないのであれば、ルールは常に遵守しなければいけません。ルールを守らない = 約束を守らないということなので、そういう人はどんどん信用を失います。
優秀な若手社員の行動特性3:マナー意識
初対面の相手にも好感を得られる、社会人としての基本的なマナー意識を持っていることです。マナー意識の強い人は、ビジネスのおいてのマナーを理解し実践しており、礼儀正しい立ち居振る舞い、清潔な身だしなみ、安心感を与える笑顔、きちんとした言葉遣いなど、相手に不快感を与えない清潔さ、表情、距離感などを適切に身につけています。挨拶、受け答え、電話応対等の基本的なスキルの獲得も必須です。
いわゆるビジネスマナーですね。ひとつひとつ覚えていくのはなかなか大変ですが、若いうちに先輩や上司に怒られながら身につけていくものです。
自分の体型、服装や言葉遣い等々を振り返ってみて、いかがでしょうか。どのようなマナーにも共通する目的は、「相手に好感を持ってもらうこと」です。「こんなことやったって意味ないじゃん」と愚痴る前に、そのマナーがどう他人へ影響を与えるのか考えてみてください。
優秀な若手社員の行動特性4:チームワーク
メンバーと強調し、他者に積極的に協力します。困っている人がいれば助け、チームの方針を理解して働くことです。チーム内の自分の役割を把握し、責任を持ってその役割を果たす。自分が得た情報を適切にチームに提供する姿勢や、チームメンバーそれぞれの特徴を理解し、自分の意見が異なっていても、チームが決めたことに対して協力することも大切です。
会社で一人でできることなど限られています。だとすると、他の人と協力してチームとしてのパフォーマンスを最大化することは必須のスキルとなります。
たまに個人プレイに走って他のメンバーに情報共有をしなかったり、勝手に進めてしまう人がいますが、それだとマネージャレベルになることはできません。生涯「優秀だけど使いづらい1プレイヤー」となってしまうでしょう。
優秀な若手社員の行動特性5:共感力
共感力とは、他者の気持ちを推し量り、気にかけ、尊重することです。人の意見を聞き流さず、違う立場や意見を持つ人を受容する。相手が気にかけてもらっていると実感できる言動を常に心掛ける。相手から「この人は自分のことを気にしてくれている」と思ってもらえる状態になれば、いろいろな人が安心して近づいてくるようになり、信頼できる相談相手として多くの人から認められます。
これができる人は、仕事のみならず女の子にもモテている気がします。笑
何に悩んでいるのか、自分はどうしたら力になれるのか、柔らかな物腰で相手の話をしっかり聞くことは非常に大事です。入社直後の新人やインターン生は、やはりとても不安を感じているもの。「何をすればいいのかわからない」「こんなこと聞いていいのだろうか」等々。そのようなときに、笑顔で話を聞いてあげられるような上司になりたいものです。
優秀な若手社員の行動特性6:伝達力
自分が伝えたいことを、わかりやすく相手に伝える力です。口頭で表現するときにも、ビジネス文書やメールで伝える際にも、要点をしっかりまとめて的確な伝え方をする。客観的な事実と主観的な意見を分ける、結論から先に述べ、そのあとに理由を伝える、とりとめのない長い文章にしない、回りくどい形容詞を多用しないなど、相手を混乱させないように、簡潔かつ的確に伝える工夫や配慮が必要です。
これは面接や文章で結構すぐわかるポイントです。
いまひとつパフォーマンスが上がらない人は、言動や文章がよくわからない。何を言いたいのかわからなかったり、ムダに長くて最後まで聞くのに苦労したりします。
「わかりやすく伝える」というのは、ブログにも必須の能力ですよね。あえてわかりづらく書くというワザもありますが、それでウケるのは一握りのアーティスト的な人だけでしょう。
プレゼンのコツについては、こちらにも書いています。
しかし、幸運なことにプレゼンスキルは改善が非常に容易です。特に勉強しないといけないこともなく、ちょっとした心がけと練習で見違えるようになります。
プレゼンスキルがないなんていうつまらない理由で評価を下げるのはずいぶんともったいないことです。さくっと学んで次からプレゼン上級者になりましょう。
ちなみに、今回ご紹介するのは、ぼくが今までコンサルティングファームで学んできたことや、プレゼンがうまい上司や同僚から聞いたことをまとめたTipsになります。
優秀な若手社員の行動特性7:継続力
逆境や困難があっても、負けずに仕事に取り組み続ける力です。やると決めたことは最後まで取り組み、単調なことでもコツコツ努力を継続する。継続力とは、下積み時代を耐え抜く力のことも指します。不遇な時期や厳しい場面があっても、決して投げ出すことなく、一人前を目指す。たとえその成果がすぐに人から評価されなくても、頑張り続けることができるエネルギーの発露が継続力です。
いうまでもないことですが、継続し続けることができればいつかは結果を出すことができます。そのスピードを上げるために、ぼくらは日夜苦労しているわけです。
継続の重要性については、下の記事で詳しく説明しているので、よければご覧ください。
継続こそがすべてです。どんなノウハウでも、一晩やそこらで結果が出るものなんてない。信じて継続し、1週間、1ヶ月、1年・・・そういう中で、やっと結果が出てくるのです。
それを、ちょっとやってみて結果が出ないからといって「このノウハウはクソだ」といっている人のなんと多いことか。英語でもブログでも仕事でも何でもそう。浮き沈み、スランプはもちろんありますが、その中でも最後まで継続した人が笑います。
「継続」という明確な法則があるにもかかわらず、みなこういうんです。「もっといいやり方があるんじゃないか」「一瞬で救ってくれる方法があるのではないか」。
その結果、何の根拠もないスピリチュアル(笑)な何かや、とりあえずみなで褒め合うような馴れ合いセミナー(笑)、そんなものに足繁く通って主催者の養分と成り果てるわけです。
優秀な若手社員の行動特性8:創造的態度
創造的態度とは、どんなことにも広く興味を持ち、好奇心を持って物事をとらえることです。人の出した新しいアイデアや発想を否定せずに積極的に受け入れ、発展させようとします。常に物事の本質に迫ろうとする意欲が求められます。今の自分に満足せず、人からのアドバイスを受け入れる柔軟性、現状がより良くなる方法を常に模索する向上心も大切です。
これはぼくにだいぶ欠けているところですね・・・。興味範囲があまり広くなく、他の人から「これおもしろいよ!」といわれても適当に流してしまうことが多いです。
エネルギッシュに活躍している人は、本当に興味の幅が広い。また、人から何かオススメされたら「とりあえずやってみる」という特性も持っていますね。ぼくも少しずつ取り入れたいと考えており、「ビジネスコミュ二ティPlayers」で日々視野を広げています。
僕が運営するPlayersには、普段関わることのない業界・業種のプロの方が在籍しているため、さまざまな分野に興味・関心をもつ機会が多いです。
結果的に素直な気持ちでおすすめしてくれた情報を読めるようになり、少しずつ好奇心を持って物事をとらえる力を養うことができます。
身近な人よりも、少し離れたプロの意見の方が参考になる機会も多いので、そういった場があるのはとても貴重ですよね。
Playersについて詳しく知りたい方は、以下を見てみてくださいね。
優秀な若手社員の行動特性9:情報収集
必要な情報を多方面から入手し、いろいろな人の意見を聞き、多くの情報ソースから得たものをまとめ、客観的に事実をとらえられる力です。情報収集を行ううえで重要なのは、収集した情報を一面的にとらえず、多面的にとらえようとすること。そして必要な情報が何かを知ったうえで、不要な情報と区別することです。偏った判断をしないためには、幅広い有益で十分な情報源を持っていることが必要になります。
インターネットの登場で、ぼくたちの周りには情報が溢れかえっています。もはや情報そのものに価値はなく、それをどう加工し、どう自分のものとするかが大事になってきます。単独の情報ソースに踊らされることなく、複数の情報源や自分の経験、思考に照らし合わせて判断し続けることが必要です。
優秀な若手社員の行動特性10:成長意欲・学習意欲
成長意欲や学習意欲のある人は、自身のキャリアにおける目標をできるだけ明確に持ち、そこに向かって自らの能力を伸ばそうと努力します。好奇心を持って自ら能動的に学習し、能力を高めるために経験値の蓄積への努力を怠りません。必要な経験を得ようと、それができる場に自身の身を置こうとします。キャリアや能力の獲得のために、常に他者からのアドバイスを求めて成長していくのです。
常に自分を伸ばそうとし、そのためにはどのような仕組みを構築すればいいか自分で考える能力ですね。
みんな口では「成長したい」「がんばりたい」というのですが、それが実際に行動に落とせる人は想像以上に少ないという実感があります。しっかりと目標を立て、定量的にも定性的にも振り返りをし、耳の痛いアドバイスにもちゃんと耳を傾ける。そういうことができる若手の社員は非常に高く評価されます。
成長に関しては、ぜひこちらも読んでみてください。
もうほんとにこれ。やらない。
やらないから学ぶこともないし、成長することもない。いくらこっちが「こうするといいとおもうよ!」といっても、
- 「今はお金があんまりないんです」
- 「忙しくて時間がなくて」
- 「Shinさんにはできるかもしれないけどぼくには無理です」
もちろんぼくの伝え方が悪いのかもしれないよ?でも手を変え品を変え、優しく言っても厳しく言ってもロジカルに言ってもエモーショナルに言っても答えが変わらないんだけど、それでもぼくが悪いのかな?
優秀な若手社員の行動特性11:状況把握・自己客観視
状況把握・自己客観視とは、自分自身やチームが今どういう状況にあるかを客観的にとらえられることです。また、自分の長所や短所を客観的にとらえ、批判を受け入れる強さを持っていることを指します。場の雰囲気を良くしようと動くべきときは動き、動くべきでないときは動かない洞察力が必要です。自分の弱い点を人に示すことをためらわず、失敗談や自分の間違いを周囲に話せる強さも評価の基準になります。
自己客観視は、できる人は若いうちからできているし、そうでないと年を食っても治らないですね。おじさんになっても自己客観視ができていない人は、本当に悲惨です。ムダに虚勢を張ったり、若い頃はモテたアピールをしても、結局回りに疎まれるだけであることを理解して欲しいですが、まあ変わらないんでしょうね・・・。
「周りはなんて馬鹿なんだろう」と思ってしまったり、逆に「自分はダメすぎだ、消えたほうがいい」と思っている人は、高確率で自分のことを冷静に見れていない可能性が高いです。
優秀な若手社員の行動特性12:企画提案力
「伝達力」をより強固に効果的に、企画としてまとめる力です。文章だけでは伝えられない、あるいは複雑な事柄を、図解化し、説明します。そしてよりわかりやすい提案書・企画書にまとめていきます。パワーポイントやエクセルなどを使って数値をグラフ化したり、関係性を図解するなど、視覚的な資料作成を行います。どんな仕事でもより良くするための提案は必要です。多く案出しすることが大切です。
最近若干できてきましたが、入社当時にはほとんどゼロに等しかったのがこの力です。自分の提案などほとんどできず、単純に言われたことをやるだけのマシンと化していました。それだと仕事が全然面白くないし、クオリティもしょぼいんですよね。
もっとこうやったほうがいいのではないか、こうすればうまくすすむのではないか、そういう提案をいろんな形式でガンガンできるような若手社員は、そりゃ評価高いですよね。逆にそれを潰すような会社だったら、ちょっと転職を考えたほうが良いかもしれません。提案するときの資料作成については、こちらの記事もオススメです。
上司が「これやって」と投げてきたはいいものの、いったい何をすればいいのかわからず、途方に暮れた経験がぼくにもあります。このような丸投げをされると、部下としては非常に困ります。早く仕事を始めたいと思いつつも、いったい何をすればいいのかわからない。
上司に聞いても、「そんなことは自分で考えろ、おれはお前ぐらいのときはひとりでそのぐらいできたぞ」としか言われない。自分の想定で作ったとしても、上司のイメージとは大分違ってしまい、やり直しだったり巻き取られてしまったり・・・となるでしょう。
自分と上司が同じレベルの知識と経験を持っていれば、共通のスキルや知識があるので、それでもうまくいくかもしれません。しかしながら、大体の場合はお互いの知識には大きく差が有り、アウトプットイメージが一致していません。そういうときに、「やっといて」的な丸投げは絶対にやってはいけません。後で山のように修正が入ることになります。
優秀な若手社員の行動特性13:クオリティ
仕事の品質にこだわり、品質向上のための努力を惜しまず、ミスや品質低下が起こらない仕組みを作ることです。成果物について二重三重のチェックを行い、ケアレスミスを防ぎます。自分に対しても周囲に対しても、品質向上について厳しく働きかけ、現状維持ではない改善を繰り返していきます。品質やサービスに関するクレームについては、すぐに上司に報告し、迅速な対応で解決することが求められます。
徹底的にクオリティを追求する姿勢は、特に大学を出たての新卒社員には欠けている視点です。会社に入って働いているからには、その先にお客様がいて、お客様は何百万円というお金を払ってくれているわけです。それを心底理解できていれば、適当なクオリティの成果物を上げることはできないはず。
そもそも品質とは何か、どうすればそれを上げられるのか。そういうことを常に考えていきたいものですね。品質を上げるコツについては、下記でもいろいろ書いています。
また、しっかりと時間やタスクを管理し、余裕を持って成果物を作ることもまた重要です。Todo管理についてはぼくも非常に悩んだ時期があったので、下記でわかりやすくまとめてみました。
上記をあわせた結論として、まともなTodoリストを使って仕事をすることができれば、あなたは一日当たり11,400円もの効用を得ることができます。毎月342,000円、年になおすと400万円以上ですね。
周りの人からの評価がどんどん上がっていったり自分自身への投資をどんどん増やせたりできるという副次的なメリットもあるので、400万円をはるかに超えているメリットをこのTodoリストから得ることができています。
優秀な若手社員の行動特性14:主体的な行動
主体的な行動ができる人とは、機会をとらえ「チャンスだ!」と思ったときにためらわずに行動できる人です。人からの指示を待つことなく、今何が必要かを常に考え、どこをどうすべきか自ら判断し、やるべきと思ったことを自分の考えで実行します。それによって周囲を引っ張り、チームとしての動きをつくっていきます。上司から声をかけられるのを待つことなく、自ら提案し、確認し、行動するのです。
主体的な行動ができる人は、周囲の人からの評価はもちろん高いです。しかし何よりも大事なのは、主体的であれば毎日がとても楽しくなるということです。
「人から何か言われてその通りに動く」ということほど苦痛なことはありません。時計の進みもメチャクチャ遅くなります。「自分から動く」というクセは、いますぐにでもつけてほしい行動特性の一つです。この記事が参考になるかな。
まずこちら、主体性です。これは絶対に欠かせません。
主体性に関しては逆も成り立ちます。つまり、人に言われたことばっかりやってる状態だと、いくら自分の好きな領域やトピックであっても、全く楽しくないのです。
逆にそこまで興味が持てていなかったことでも、自分から「こうしたほうがいいんじゃないですか」とか「もっとこうすべきだ!!」とか、そういう思いを持ちながら仕事をしていれば、めちゃくちゃ楽しくなっていきます。
ぜひ自分から主体的に提案し、自分から動いていく癖をつけていきましょう。
優秀な若手社員の行動特性15:タフさ
タフさとは、エネルギーの総量のことです。タフな人は、集中力を持って長時間仕事を続けられるエネルギーを持っています。ハードワークでも自ら進んで引き受け、最後までやり抜き、途中でへこたれることがありません。タフさを発揮するためには、適切な期限や目標の設定、オンとオフの切り替え、仲間と励まし合うなど、自分自身を上手にコントロールする術を身につける必要があります。
自分あんまりタフじゃないな、って人がいたらすぐに筋トレを始めましょう。頭の回転も人当たりのよさももちろん大切ですが、最終的には筋肉がモノをいいます。
「悩んだ時は筋トレってアホか?一時的に気分はスッキリするかもしれないけど悩みの根源は断てない」って思うじゃないですか?違うんですよ。ほとんどの悩みは根源なんてない気分的な問題なんですよ。筋トレをするとテストステロンを中心とした色んなホルモンが総動員して分泌されそれに気づかせてくれる。
優秀な若手社員の行動特性16:ストレスコントロール
ストレスコントロールができる人は、緊張感の強い場面でもパニックに陥らず、プレッシャーとうまくつき合いながら成果を出します。パニックは準備不足から起こるので、最悪の状況を想定し、それを防ぐための十分な事前準備が必要です。ストレスは、仕事の量や求められる質、人間関係、指示命令の矛盾や不合理さなどから発生します。自分はどのストレスに弱いかを理解し、対応策を講じましょう。
ぼく結構パニックに陥りやすいたちなので、どうすれば防げるかいろいろ考えています。今のところ一番いい解決策は「徹底的な準備」ですね。
なので、その準備をするための時間を捻出すべく、ひとつひとつの作業を短縮するために一生懸命頑張っています。その一つの到達点がタイマーでの強制タイムアタックゲーム化ですね。
仕事もプライベートも、やりたいこと、やらなくてはいけないことはたくさんある。でもいつの間にか時間は過ぎ去ってしまい、やろうと思っていたことの1/3も終わらない・・・。「しょうがない、突然横からいろんなMTGが割り込んできたし」「明日休みだからまとめてやればいいか」と自分に言い訳しつつも、結局間に合わない。そんなことの繰り返しでした。
これを読んでいるあなたも、もしかしたら同じような想いをされているかもしれません。今日の記事は、そんなあなたの生産性を一挙に3倍ぐらい上げるお手伝いをするために書いています。
優秀人材が持つ行動特性をPlayersで身につけよう
さて、だいぶガッツりと書いてきましたが、いかがだったでしょうか。忘れないように、もう一度16の特性を振り返ってみましょう。
- 誠実な対応
- ルール遵守
- マナー意識
- チームワーク
- 共感力
- 伝達力
- 継続力
- 創造的態度
- 情報収集
- 成長意欲・学習意欲
- 状況把握・自己客観視
- 企画提案力
- クオリティ
- 主体的な行動
- タフさ
- ストレスコントロール
いきなり全部は難しいですが、ひとつひとつ身につけて、優秀な若手社員になっていきましょう。
もし、今日ご紹介した資質を身につける環境があなたの周りにないならば、ビジネスコミュニティを利用してみてください。
ぼくが運営するオンラインサロンPlayersでは、上記のような特性を養っていくための環境があります。
特に、継続力・成長意欲・学習意欲を養うためのチームとして、次のようなチームがあります。
- アウトプットファースト実践チーム
- 仕事力向上チーム
アウトプットファースト実践チームは、日々自分の学びをアウトプットしていくためのチームです。
メンバーがそれぞれの目的に沿ったアウトプットを毎日しているため、刺激が多く、モチベーションを保ちながら学習を継続していくための環境として利用することができます。
また、仕事力向上チームでは500名超のメンバーが日々悩んでいることを相談や、解決までの具体的な会話を見たり、自分も発言に加わったりすることで、色んな人の意見を聞きながら自分の考えを整理していくことができます。
普段仕事で関わらないような人だからこそ、新しい発見や学びも多く、結果的にとても刺激になり、成長意欲・学習意欲を加速させるための起爆装置として活用している人も多いです。
これから上記のような16の特性を養っていきたい方は、ぜひPlayersを覗いてみてくださいね!
★2017年7月6日、初の著書「7つの仕事術」をダイヤモンド社より刊行します!