こんにちは、Shinです。ぼくは、仕事でもプライベートでも、せっかく時間を使うのであれば、価値ある意見を発信していきたいと考えています。
それに、他の人に「あいつが言ってることって薄いよね」「そもそも何いってるのかわかんないし、意見を求めるまでもないよね」と思われるの、単純に嫌じゃないですか?
ぼくは、できることならば価値ある意見をたくさん出して、「何かあればShinに聞こう」と思ってもらえるような存在になりたいです。そうなるためにはどうすればいいか、上司や先輩の立ち居振る舞いを思い出しながら考えてみました。
その1:ポジションを取る
まず大事なのが、「ポジションを取る」ということです。ポジションを取るというのは、コンサルティング業界特有の用語かもしれません。
簡単に言うと、「俺はこういう意見を持っているんだ」と自分の立場を明確にすることです。自分の立場を明確にするということは、なかなか勇気がいる事でもあります。これが正しい、もしくはこれが間違っている、と言い切ってしまうと「いやいやおかしいんじゃないの」と言ってくるような人がたくさん出てきます。
しかしながら、そのような反論が怖くては価値のある意見を出すことができません。
「確かにこれも正しいと思うんだけど、でも僕の意見をこれなんだよね。いやでもその考え方はもちろんわかるんですよ?」というような弱腰な態度では、結局何も言ってないに等しいのです。
ぼくもつい先日、かなりポジションを取った英語のリスニングに関する記事を書きました。
これは正直、バズというよりも炎上するといったほうが正しいような感じの伸び方をしましたし、コメントでもだいぶ叩かれました。笑
確かにコメントで書かれているような意見もある意味正しいのです。
しかし、ぼくは一番大事なことは英語力ではなくそもそも聞く姿勢であるというメッセージを伝えたかったため、ポジションを取った書き方をしました。その結果、だいぶ伝わりやすい記事にはなったのかなと考えています。
その2:相手の状況に配慮する
次に必要なのは、「相手の状況に配慮する」ということです。ポジションをとって尖った意見をいうことはとても大事です。
しかし、相手が置かれている状況を全く理解せず自分の言いたいことだけをいい、とにかくしゃべりまくる、そういう人の意見を快く聞きたいでしょうか。
相手が今いったいどのような状況に置かれているのか、今どのようなことで困っているのか、そういうことについて徹底的に想像し、言葉の端々から感じ取り、それに配慮した提案/意見を言い続ける必要があるのです。
僕の後輩に、とても頭が良いのですがなかなか相手の状況に配慮できない人がいました。彼の意見は基本的に筋が通ってたのですが、人はそれぞれ抱えている状況が違うということを想像してしきれていませんでした。
その結果、クライアントやチームメンバーからの信頼を得ることができず、途中でプロジェクト出されることになってしまいました。プロジェクトの内容を高いレベルで理解し、ポジションをとった意見を言える人だったのに、相手の状況に配慮するということができなかったばかりに周りから総スカンを食ってしまった、という例ですね。
その3:徹底的に突き詰める
最後に必要なのは、とにかく自分のアイディアを徹底的に突き詰めることです。
なんとなく自分で思いつくアイディアや意見は、ほかの人も同様に思いつけるものでもあります。一歩飛び抜けるためには、自分の意見を論理的に徹底的に突き詰めていくことが大事になります。
この突き詰め方にはいろいろな方法論がありますが、個人的にお勧めしたいのは、やはりゼロ秒思考ですね。ゼロ秒思考についてはいくつかの記事で紹介しているのでぜひ読んでみてください。
一味違う意見を出すクセをつけよう
価値ある意見を出すための方法について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。誰にでも出せるような意見しか言えない人よりは、自分独自の価値ある意見を出し続ける人になるほうが、たぶんいろいろ楽しいはずです。
ぼくもいろいろ知見を広げ、「おお、こいつの言うことはいいな」と思ってもらえるような人になるべく努力していこうかと。