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戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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プロジェクトメンバーとなったあなたに伝えたい4つのこと

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ぼくはコンサルティングファームで働いているため、すべての仕事が「プロジェクト」という形式になっています。

ぼくの中では「プロジェクト = 期限と期待される成果物が決まっている仕事のこと」と定義しています。つまり、毎日毎日同じことをするルーティンワークではない限りは、すべてプロジェクトワークとなります。

プロジェクトは通常の仕事と違い、チームメンバーがそのときどきで変化していきます。マネージャとしてアサインされた人が社内からよさそうな人に声をかけ、チームを組成してプロジェクトスタート!という流れです。

コンサルティングファーム勤務の人以外も、社内のプロジェクトに駆り出されることがあるかもしれません。そのようなときには、いろいろとびっくりすることがあるでしょう。

  • 職位が上の人が常に頼りになるわけではないし、いろんなことを知っているわけでもない
  • なんとなくプロジェクトを進めていたら、あとで大変な状況(俗に言う炎上状態)となってしまった
  • 普通に仕事をしていたつもりなのに、なぜか周りとの関係がうまくいかなくなってしまった
  • 自分の価値が全然発揮できず、つまらない

ぼくもコンサルタントとして初めてプロジェクトを実施したときに、上記のようなことを思いました。学生時代のアルバイトとは全然違っていたのです。そのため、最初は本当に苦労をしました。

しかし、コンサルタントとして経験を積んでいくうちに「プロジェクトメンバーとして仕事をする場合にしっかりと意識しておきたいこと」が明確になってきたため、この場を借りてみなさんにお伝えしようかと思います。

プロジェクトメンバーとなったときには、ぜひ思い返してみてくださいね。

1.責任を取る覚悟を持つ

「このプロジェクトの最後の砦は自分だ!」という強い覚悟を持つことはメチャクチャ大事です。

このブログを読んでくれている方々の中には、まだ新人だったり若手だったりする人もいるかもしれません。しかしながら、プロジェクトメンバーとして働くからには年次に関係なく「自分が最終責任を取る」というつもりでいることを強く推奨します。

プロジェクトワークの場合、上の人が頼りにならなかったり、責任をなすりつけられたりすることが往々にしてあります。プロジェクトオーナーだったはずの部長レベルの人がいつの間にかプロジェクトの体制図から名前が消えてしまい、課長代理がヤバい状況の中で青い顔をして働いている、なんてこともあります。

プロジェクトの場合は期限が決まっており、そのプロジェクトが完了したら皆もとの職場に戻ります。そのため、プロジェクトがうまくいかなくなりそうだったらいろいろな手段を使って人に責任を負わせ、なんとなく離れていくような手練手管を使う人がいるのです。

あなたが若手社員だとしても、いつの間にかどんどん責任が重くなっていき、「いやいやこんなの俺の仕事じゃないだろ」という気持ちになることもあります。あなたが優秀であれば優秀である分、そういう状況になるでしょう。

そんなときには逃げるのも一手ですが、どうせならば上位役職者も逃げ出した難しいプロジェクトを自分の手でこなしてみるチャレンジをするのも一興です。

うまくいかなかったとしてもそこで逃げずにトライした経験は無駄にならないですし、うまくいったらあなたはヒーローになります。

2.開始一週間で枠組みを固める

プロジェクトがうまくいかない一番の理由は「枠組みがふわふわすぎること」です。いつまでに誰が何をやればいいのか、プランAがうまくいかなかった場合のプランBは用意してあるのか、そのプランBの具体的な発動条件は何か、などなど徹底的に枠組みを決めておかなければなりません。

枠組みをしっかり考えておくことで、各仕事においてどれだけの人が必要かもわかります。「なんとかなるっしょ」と見切り発車した結果全然作業工数が足りず、みんなで仲良く徹夜する・・・なんてこともなくなります。

このプロジェクトにはどのような仕事があり、それには何のスキルを持った人がどれぐらい必要で、ボトルネックとなる可能性がどれだけあるのか。ボトルネックの解決策は事前に準備されているのか、どうしても立ち行かなくなったときの中止判断はどうするのか、追加予算はどれぐらいまで許されるのかなどなど、「もうこれ以上考えられない」というところまで徹底して枠組みを固めておきましょう。

これをする役目は基本的にはプロジェクトマネージャですが、プロジェクトメンバーとしてアサインされた場合もこれを主導してやるべきです。プロジェクトマネージャはいろいろなしがらみにとらわれていたり、各種金勘定をしないといけなかったりで、フレームを完全に固めきる余裕がない場合があります。

そんなときにあなたが颯爽と現れ、フレームをぴしっと決めたとしたら・・・こんなにかっこいいことはありません。

3.密でポジティブなコミュニケーションをとる

プロジェクトがうまくいかなくなる2番目の理由は「コミュニケーション不全」です。通常の仕事と違い、知らない人と仕事をしないといけない。自社だけではなく、第三者のベンダーと一緒に協業することもあれば、海外人材とコミュニケーションをとる必要がある場合もあります。

みなさんも覚えがあると思いますが、知らない人とコミュニケーションをとるというのは億劫なものです。どんな反応が返ってくるかわからないし、距離感も取りづらい。ついついメールで適当なコミュニケーションをとるだけでおしまいとしてしまう気持ちもわかります。

しかし、それではプロジェクトは確実に失敗します。お互いに信頼し、仕事を任せあい、気持ちよく仕事ができなければ結果がでるはずがないのです。

もしあなたが人見知りタイプだとしても、ぐっとこらえてその殻を破り、積極的にポジティブなコミュニケーションを多くの人ととってみましょう。そうすることであなたの存在が認知され、チーム全体の雰囲気も明るくなり、ひいてはプロジェクトの成功に繋がりますよ。

★参考記事

4.主体性を発揮する

最後は「主体性の発揮」です。日々のルーティンワークであれば、「自ら積極的に仕事を取りにいこう!」「仕事を与えてもらうばかりではダメだ!」などのことを考えなくても、自動的に「やるべきこと」は流れてきます。

しかしながら、プロジェクトワークではこれは当てはまりません。いくら最初にしっかり枠組みを定義したとしても、プロジェクトの状況は刻一刻と変わっていきます。そんなときに「次にはどんな仕事をすればいいですかー」とのんびりしている若手社員にチャンスが与えられるはずがないのです。

絶対に必要なのは、「すべての仕事は自分がリードする」という主体性を持ち続けること。コレに尽きます。

もしこの主体性がないと、刻々と変わっていくプロジェクトの状況に振り回され、プロジェクトマネージャから指示を受けることを待つしかない「使えない人材」となってしまいます。スキルがなかろうが知識がなかろうが、主体的に仕事を奪っていく覚悟が必要なのです。

プロジェクトワークは楽しいよ!

いろいろといってきましたが、プロジェクトは通常の仕事とはまた違った刺激や学びが得られるものです。最初はなれずにとまどうことも多いかとは思いますが、チャンスがあればぜひ積極的に取り組んでみてください!

そのときには、今回お伝えした4つのことを再度思い返してみて下さいね。

★参考記事