Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

MENU

ついに「沈黙のWebライティング」を読んだので、重要ポイントをまとめてみる

スポンサーリンク

こんにちは、Shin(@Speedque01)です。最近いたるところで「ブロガーやライターは必読!」といわれているライティング指南書籍があります。

それがこちら「沈黙のWebライティング」です。

評判に違わない良書でした!ブログを書き始めたはいいものの、なかなかしっくりくる文章が書けなかったりPVが伸び悩んだりする人は必読ですね。

「沈黙のWebライティング」とは?

「沈黙のWebライティング」は、Webプロデューサー兼音楽家である松尾 茂起氏によるライティング指南本です。ただつらつらとライティングのコツが書かれているわけではなく、ストーリー仕立てになっているのも特徴です。

【SEOのためのライティング教本の決定版! 「成果が上がる」文章の書き方がわかる!】

Webで「成果を上げる」ための文章の書き方を解説した実用入門書。謎のWebマーケッター「ボーン・片桐」が活躍するストーリーを通じて、SEOに強いライティングのノウハウを学ぶことができます。

本書はWeb上で連載され、大人気を博したコンテンツを書籍化したものです。連載をまとめた本編全7話に、書籍だけの書き下ろしとなる本編エピローグ、Webで成果を上げる文章を書くための手法や思考法を伝える特別解説(約100ページ)を加えました。

特別解説は、ストーリーを通じて語られるさまざまなノウハウや考え方を、より深く具体的に掘り下げた実践的な内容になっています。Webサイトやブログの記事だけではなく、ビジネス文書などにも活用できるライティング教本の決定版です!

〈あらすじ〉
須原にある温泉旅館「みやび屋」。若女将である宮本サツキが切り盛りしているが、Web集客が振るわず、経営の危機を迎えていた。やがて、みやび屋にひとりの男が来訪する。男の名は「ボーン・片桐」。重さ39.9kgのノートPCを操る謎の男の目的とは一体……!? いま、みやび屋のWebライティングを巡る激闘が始まる!
※Amazon商品紹介ページより引用 

ぼくの本業は戦略コンサルタントですが、このブログ「Outward Matrix」も趣味の一環として書き続けています。ブログ開設が去年の1月末なので、もう1年以上経過しています。

その中である程度のボリュームの文章を書くことには慣れてきましたが、ライティングについての講座を受講したこともなく、本をしっかり読んだこともない。このままじゃダメだなーと思い、もっとも評判が良い本書を手にとってみました。

ストーリー仕立てで飽きずに読み進められ、かつブログ運営の中でぼんやりと感じていた「大事なこと」が明確に言語化されており、とても有益でした。

今回の記事では、「沈黙のWebライティング」より特に重要なポイントをXXXXXつ抽出してみたので、良ければご覧ください。

ユーザは検索したいわけではなく「答え」を求めている

たとえば、この本を読んでいるあなたのすぐそばに、SEOにとても詳しい人がいるとしましょう。もし、あなたがSEOについてわからないことがあったとして、詳しい人がそばにいるにもかかわらず、検索をするでしょうか?おそらくしないはずです。なぜなら、あなたのすぐそばにはSEOに詳しい人がいるわけですから、その人に質問をすればいいからです。

ですが、そのような状況は現実にはなかなか起こりえません。自分のあらゆる悩みに対して、迅速かつ的確に答えてくれる人が周りにいるような環境を作る のは難しいのです。だからこそ、人々は検索エンジンを使って答えを求めます。言い方は悪いですが、「仕方なしに検索エンジンを使う」というユーザーも多いということを知っておいてください。

ブログは「役に立つ」もしくは「面白い」ものでないと読まれません。

どこぞの一般人の日記をわざわざ時間をかけて読みたい人なんて誰もいませんよね。だからこそ「おお、これは知らなかった!便利だなー」という役に立った感か、「この人の文章めちゃめちゃ笑えるw」という面白感のどちらかがないと読者を惹きつけることはできません。そして、読者を惹きつけることのできないコンテンツは、Googleからもそっぽを向かれる可能性が非常に高いのです。

検索エンジンで上位を得るため、単語を詰め込んだり文字数を稼ぎまくるようなブログ記事をたまに見ますが、これは「検索されるための記事」になってしまっている典型例でしょう。

自分がネットで検索するときのことを考えてみればわかると思うのですが、とにかく文字数が多かったり適当に情報をまとめただけのサイトに対して「便利!」「面白い!」と思うことはないのです。そういう意味では「ユーザは検索したいのではなく、答えを欲しがっている」という指摘は非常に正しい。

ぼくは残念ながら面白い文章を書く才能はなさそうなので、せめて「役に立ったなー」と思っていただけるような情報を提供できるように記事を書いています。それをもっと磨いていかなければなりませんね。

選ばれるためには「USP」が必要

USPとは「Unique Selling Proposition」という言葉の略で、"ほかにはない独自の強み"のことを指します。あなたが何かの商品を売りたいとき、その商品のUSPを伝えることができるかは大切です。なぜなら、USPを伝えるということは他社商品との比較ポイントを伝えることになるからです。

ユーザーは商品を選ぶ際、多くのケースで比較を行います。そのため、他社商品との比較ポイントがはっきりしたUSPを打ち出すことが大事なのです。

セールスの人はとても強く意識しているポイントでしょう。この視点はブログ運営、特に何らかの商品を売ろうとしている人は肝に銘じておく必要があります。「なぜあなたのブログからモノを買わなければならないのか?」「なぜ私はあなたのサービス・商品を買わなければいけないのか?」という疑問に答えきれてはじめて、ユーザーは商品を買ってくれるわけです。

「コンテンツさえ良ければモノは売れる」といわれていた時代もありましたが、現在ではそれは「甘え」と一刀両断されます。コンテンツが良くても、その価値をしっかりと伝え、クロージングまで持っていくことができなければ意味がないのです。(もちろん、コンテンツがちゃんとしていることは前提ですが。)

ぼくも自分のツールやサービスをブログ経由で売っていますが、ここは非常に強く意識しています。なぜ買わなければいけないか、買うとどのようなメリットがあるのか。これらの疑問にしっかりと答えられる記事を書ければ、売上も自然と上がっていくはずです。

感情表現を入れ、共感を誘発する

共感とは"相手の感情を自分事として感じること"。読み手が共感した文章は、読み手にとっての自分事になるため、「この文章は自分にとって関係があるのか、じゃあ読んだほうがいいな」という心理になり、文章を読み進めてもらえるようになります。

ただ、読み手に共感してもらうためには、まずはこちらから感情を伝えなければいけません。では、感情はどのように伝えればよいのでしょうか?感情を伝える上で重要なのは次のふたつのポイントです。

  1. どこが感情表現なのかが、わかりやすいような演出を行う
  2. その感情は誰の感情なのかが伝わるよう、"感情の発信者"を明らかにする

ブログを書いていて特に難しく、かつ面白いのがこの「感情を伝えること」です。だんだんと書き慣れてくるにつれ、 妙にきれいな記事ばかりになってしまい、感情が乗っていないようなモノを書いてしがいがちになるのはぼくだけではないでしょう。

ブログに限らずですが、「面白い!」と思える文章は必ずその著者の感情が伝わってくるような迫力があります。そしてそれに共感したり反発したりするからこそ、その先の文章も読もうと思えるわけです。

ぼくは正直あまり感情を乗せた文章を書くのが得意ではありません。いくつか過去の経験を赤裸々に書いたものもありますが・・・。笑

★参考記事

沈黙のWebライティングに書いてあるいろいろなポイントを参考に、いわゆるエモーショナルライティングのスキルをもっとあげたいなー。感情が乗っている記事はやはり面白いし読みごたえがあるんですよね。

Webで文章を書いている人は必読。

ストーリー仕立てでWebライティングの重要ポイントが明確にまとまっている良書でした。ぼくはこのような本を読んだことがなかったので、今までのブログ運営の中で体得してきたいろいろを改めて体系化できました。

ブログを始めて間もない方、これから始めようとしている人は必読でしょうね。最初からこのような本質を理解した上でブログを書き始めると、伸びもとてもはやいと思いますよ!