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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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社会人になったあなたに贈りたい言葉。

仕事やキャリア

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。春になり、生活が変わった人も多いかと思います。

新しく高校に入る人、大学に入る人、昇進した人。みなそれぞれ、期待や不安で胸がいっぱいだと思います。

その中でももっとも劇的に変化するのが「新しく社会人になる人」です。

大学をストレートで卒業していたら22歳、大学院卒であれば24歳。たくさんの楽しい思い出や悔しい気持ちを抱え、社会人になろうとしていることでしょう。

ぼくは不安もたくさんありましたが、それよりも「絶対に活躍してやる!」という想いがとても強かったことを覚えています。大学ではさしたる成果を残せず、「自分はこんなもんじゃないはずなのに・・・」という悔しさでいっぱいでした。

それを跳ね除けるために、誰よりも一生懸命働いて、誰よりも一生懸命勉強して、誰よりも成果を残してやろう、そうギラギラしていました。

甘くなかった。

社会人一年目、二年目とぼくはとてもがんばったと思います。もちろんぼくよりも一生懸命仕事をしている人もいるし、驚くほど勉強していた人もいるでしょう。それでもぼくは、自分なりにとても一生懸命仕事に取り組み、勉強もしていたと思います。

コンサルティングファームという環境に飛び込んだため、周りの同僚も先輩も非常に優秀でした。だからこそ「一生懸命やらなければ置いていかれる、首になる」という危機感がありました。そういうネガティブなモチベーションが強かったことは否定できません。

自分自身が一生懸命やっていたことは認めてあげたいと思っています。しかし、ぼくは社会人の最初のころに結果を出すことはできませんでした。

みなさんが思っているよりも、周りには優秀な人たちがいます。どんな人とでもうまくコミュニケーションをとれたり、自分が1日かかってもわからなかった答えを15分で出したり、そういう人たちがゴロゴロいるのです。そういう人たちから見たら、ぼくはあまりにも出来が悪く、とろかったと思います。

実際に「何でこんなこともできないんだ」「こんなに時間かけてこの程度の資料しか作れないのか」「向いてないから他の道を考えたほうがいいかもね」などなど、厳しい言葉をもらうことも珍しくありませんでした。

「社会は甘くない」というのは使い古された言葉です。もしかしたら「全然らくしょーじゃん♪」という人も中にはいるかもしれません。

ただ、ぼくにとっての社会は明らかに「甘くなかった」。大学生のときの後悔、屈辱を晴らそうと一生懸命努力しても、その努力に見合う結果はまったくでないまま、どんどん追い込まれていきました。

結果が出ないと、挑戦することが怖くなります。現時点でできることがほとんどないのに、新しいことに挑戦することもできず、どんどん受身になっていきます。どんどん受身になっていくと、結果が出なくなります。そしてまた挑戦するのが怖くなります。

ネガティブ無限ループですね。

「楽しむ努力をしよう」

社会人になり、どんどん活躍しようとギラギラしている人を見ると、まるで昔の自分の姿を見ているような気持ちになります。

その中で一部の人はつきぬけた結果を出すでしょうし、一部の人はどこかで諦めをつけてそこそこレベルで折り合いをつけるでしょう。一部の人は、昔のぼくのように「まったく歯が立たない」という事実に絶望することになるでしょう。

昔のぼくのような、ギラギラしているけれども実力がどうにも不足してしまっている人はどうすればいいのでしょう。「もっともっとがんばれ」と発破をかけることでしょうか。「仕事なんかてきとーでいいんだよ」と慰めることでしょうか。

「もっともっとがんばれ」といわれても、その時点でこれ以上ないぐらいがんばっている。「仕事なんかてきとーでいい」というふうに割り切ることもできない。そんな不器用な人が、ぼくは好きです。過去のぼくとかぶるからかもしれません。そんな時代の自分を肯定したいからかもしれません。

そういう人たちがうまくいくにはどうすればいいのか。

実は「新社会人が身に着けておくべき5つのスキル」的な記事を書こうかと思っていました。良い感じにスキルを分類し、詳細に書くことはできます。それらのスキルを身に着けることはとても大事ですし、みなさんいろいろな記事や書籍を読んだり、先輩たちから直接教えてもらったりして今後身につけていくことになると思います。

でも、過去のぼくもそういうことはやっていたんですよね。いろんな本を読んだり、いろんな人に多くのことを教わったり。しかしそれでも満足の行く結果を残すことはできなかったのです。

今改めて振り返って「あのときに知っていたらよかったこと、覚えておきたかった言葉は何かな」と考えると、ふと一言浮かび上がってきたのです。

それが、「楽しむ努力をしよう」です。

仕事は面白いことだけではありません。単純作業で嫌気が差すことも、怒られてばかりで逃げたくなることも、あまりのプレッシャーで胃が痛くなることもあります。「会社に行きたくない」、そう思う気持ちもよくわかります。

でも、そんなネガティブな感情にずっと囚われつづけ、「こんなことはイヤだ」「もう逃げたい」と思っていても、得することは何もありません。

せっかく時間を割いて「仕事」という社会に何らかの価値を与える活動をするのだから、つまらないこと・つらいことの中にも「楽しさ」を見つける努力をしてみてはどうだろうか、ぼくはそう思うのです。

振り返ってみると、ぼくは仕事をまったく楽しめていませんでした。大量の仕事をなんとかさばくことに必死で顔は引きつっていましたし、上司やクライアントにプレゼンするときも失敗を恐れて冷や汗をずっとかいていました。

でも、失敗したからといってそれがどうしたというのでしょう。人命にかかわるようなことであれば別ですが、新入社員が少しプレゼンをミスった程度、大したことにはなりません。どうせ大したことにならないのであれば、楽しんでしまえばいいのです。

楽しんで仕事をすると、どんどん知識やスキルを吸収することもできます。先輩やクライアントから怒られたときも、素直にそれを受け入れて「どうすればもっとうまくできただろう」「次はもっとうまくやってやろう!」と前向きに捉えなおすことができます。

そうやって楽しんで仕事をしている人には、多くのチャンスが回ってきます。そしてさらに自分の力をアピールする機会に恵まれ、どんどん仕事が楽しくなっていきます。

仕事を楽しくするには、まず楽しむ努力をすること。それができていれば、昔のぼくはもっと生き生きと働けていたかもしれません。

新社会人の皆さん、ぜひ楽しむ努力をしてみてください。

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