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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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サラリーマンのぼくがあえてサラリーマンを批判してみる

仕事やキャリア

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ブログを読んでいると、定期的にサラリーマンを否定するような記事があがってきます。

一部のフリーランスや起業家が「サラリーマンはダメだ!行動力もなければ稼ぐ力もない!ゴミだ!」と騒ぎ、それに対して「いやいや、サラリーマンとしての安定収入は非常に大事である!また、仕事をする上での基礎をお金をもらいながら身につけることもできる!」という記事が出されます。

毎回びっくりするほど同じようなことが繰り返されていてなかなか興味深いです。ぼくの場合、戦略コンサルタントという職業についているサラリーマンでもありつつ、このブログ「Outward Matrix」にて定期的に記事を書いているブロガーでもあります。

ですので、ぼくはどちらにもいい面はあるし、逆に悪い面もあるということを体感的に理解できています・・・が、「どっちもいいとこあるし、悪いところもあるよね!」という記事を書いてもあまり面白くないので、あえてサラリーマンを批判する意見を述べてみようと思います。

サラリーマンのダメなところその1:自力で稼ぐ力がない

サラリーマン = 企業に勤めてお金をもらっている人、と定義できます。企業という大きな組織は、必然的に仕事を細分化し、各サラリーマンにその仕事を割り当てることになります。あなたは人事、あなたは総務、あなたは経理、あなたは経営企画、あなたは営業、あなたは開発、などなど。

企業がこのように仕事を細分化する理由は非常に明確です。そのほうが効率よく全体の成果を挙げることができるからです。

人事として配属されたサラリーマンは、基本的に人事関連の仕事しかしません。そうすることでどんどん自分の専門性を上げ、知識もつけ、スピーディに仕事がこなせるようになります。他の業務でも同じことが起こります。そうやって細分化したカテゴリで仕事をすることで、企業は全体としての生産性を向上させようとするのです。企業側から見たら非常に合理的ですね。

しかしこれはサラリーマン本人にとっては良いことではないのです。

そうやって細分化された中で仕事をしているため、いったい自分の仕事がどのように企業全体の利益に貢献しているのかわからない。なんとなくいわれたことをやり、ある領域についての知識はついてきた気はするが、「このままでいいのだろうか」という不安は拭えない。こういう人が多いのではないでしょうか。

それは至極当たり前のことです。自分で企画し、開発し、販促をし、実際に売り、アフターサービスをし・・・というバリューチェーンをまわさなければ、真にビジネスのことを理解することはできません。その一部だけを切り取って専門性を高めたとしても、本当の意味で「稼げる力」をつけることはできません。

サラリーマンのダメなところその2:見ている世界が狭すぎる

2点目にあげたいポイントは「見ている世界が狭すぎること」です。

サラリーマンは残念ながら自由になる時間が非常に少ないのです。毎朝早く起き、同じ人たちと顔をつき合わせながら一生懸命仕事をし、ヘロヘロになって帰宅するという繰り返しです。もちろん勉強熱心な人は業界の専門誌や新聞を読んだりするかもしれませんが、せいぜいその程度です。

現在の世界でどのような事件が起こっているか、今話題となっているテクノロジーやビジネスモデルにどのようなものがあるか、そういうことを知る機会はほとんどありません。

たまに雑誌等を立ち読みしてスマートテクノロジについて勉強したり、テレビを見ていてクラウドファンディングやフェイクニュースについて通り一遍のことを知ったりはするかもしれませんが、残念ながらその程度です。実際に自分の仕事でそういう新しいことを試し、真に自分の血肉とできるようなチャンスはほとんどありません。

また、ずっと同じ人たちとしか関わらないというのもあまりよくない。人というものは毎日そう大きく変わるわけではないので、そこでなされる会話も同じようなものになってしまい、だんだんと悪い意味で慣れてきてしまいます。その結果、毎日のインプットもアウトプットも単調なものとなり、「なんか毎日つまんないな」という状況に陥ってしまいます。

時間がないゆえに自分の見聞を広められないこと、また毎日同じ人とと関わらざるを得ないため良質なインプットやアウトプットが得られないことはサラリーマンのデメリットでしょう。

サラリーマンのダメなところその3:とにかく時間がなさ過ぎる

最近痛感してるのですが、自分の時間がほんと少ない。

もっともっといろんなことを勉強したいし、奥さんといろんなところにデート行きたいし、英語力ももっと伸ばしたいし、いろんなところにいっていろんな人と話したいし、ブログも今の10倍ぐらい書きたいし・・・という気持ちはめっちゃありますね。

仕事は好きですしそこから学べることはたくさんあります。仕事を一生懸命していろんな壁にぶちあたり、それを悩みながら突破していくことは全然不満がありません。ただやはり仕事に時間の大部分を取られてしまうため、他の活動へリソースが十二分に割けていない事実は厳然として存在します。

仕事の時間で学べることは最大化しようとはしていますが、あと24時間余分にあればもっともっといろんなことができるのにな・・・と悔しい思いをすることがあります。もしぼくがフリーランスとなっていれば、「今日は仕事をしよう」「今日はブログを集中的に書こう」「今日は完全オフにして奥さんと遊ぼう」などもっとフレキシブルに生活することができているはずです。

そういう妄想に浸っていると、「やっぱりサラリーマンは時間の自由が利かないなあ」と切ない気持ちになってしまいますね。

デメリットを最小化し、メリットを最大化すればいい

ということでいろいろとサラリーマンのデメリットを挙げ連ねてきました。もちろんメリットもいろいろあるので、箇条書きでさらっと書いておきますね。

  • ひとりでは決してできない大きい仕事ができる
  • 毎月安定した収入がもらえる
  • 会社の看板を利用して自分の名前を売れる
  • ビジネスのなんたるかを叩き込むことができる
  • 常識の範疇を超えたレベルの人の知識やスキルを盗むことができる
  • 信用力がある = 金を借り易い
  • 企業名や業界によっては女の子にモテやすい

うん、サラリーマン悪くないな。

・・・さて。

デメリットやメリットを挙げること自体にはあまり意味がありません。人によって捉え方は違いますし、置かれた環境も違います。

唯一ぼくたちが考えなければいけないのは、デメリットを最小化し、メリットを最大化することなのです。

ぼく自身、このままサラリーマンをやっても稼ぐ力もつかない危険性を感じたのでブログや他のサービスを用いてある程度の収益を出せるようにチャレンジしていますし、ふつーにサラリーマンをやっていると視野がどんどん狭くなることが目に見えていたので、比較的多くの刺激があるコンサルタントという職業を選びました。

時間がないというところについては各種生産性向上の方法を学ぶ&実践することでなんとかしようとしていますが、まだまだそのデメリットを打ち消すには至っていないですね。精進しなければ。

メリットという面では、会社の名前を生かしていろいろなチャレンジをさせてもらったりしていますし、あとは毎月のお給料もありがたくいただいています。とても尊敬できる上司のそばで毎日学ぶことも多いです。信用力という意味ではあまり有効活用できていないですが・・・不動産に投資したりする気にあまりなれないんですよね。したほうがいい気はしてるのですが。

女の子からモテることは別にないので、そこのメリットは活かせていませんね。

サラリーマン生活のデメリットを最小化しつつ、メリットを活かしながらこれからも過ごしていきたいものです。

★次はこの記事をどうぞ