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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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コロンビアの日本人殺害事件が痛ましすぎる

社会

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。また悲しいニュースがひとつ・・・一橋大学四年生の井崎亮さんが、コロンビア第二の都市メデジンで銃撃、殺害されたというニュースです。

日経新聞の記事より。

www.nikkei.com

事件は19日午後4時ごろ発生。歩いていた際に2人組に携帯電話などを奪われた井崎さんは犯人を追い掛け、追い付いた際に撃たれた。銃弾2発を受けたという。

井崎さんは19日にメデジンに到着し、市内のホテルに宿泊していた。ホテルによると、食料品などを買うために外出して被害に遭ったという。

メデジンはかつて麻薬組織メデジン・カルテルの拠点として知られ、治安は世界最悪ともいわれた。しかし、近年は改善し、地元メディアによると、1991年に人口10万人当たり266件だった殺人件数は2015年には20件に減った。外国人が殺害されたのは今年4人目という。

井崎さんは一橋大学の四年生、発展途上国をたくさん回っている、とても優秀でアクティブな学生さんだったようです。このような学生さんがふとしたことで命を落としてしまうというのはやりきれないですね。

井崎さんが書いていたブログも拝見しましたが、本当にいろいろな国にいっていて、とても楽しそうに毎日を過ごされていました。

「強盗を追いかけるなんて危ない!自業自得だ!」という人もいるかもしれませんが、海外で携帯電話やタブレットなどの情報通信手段は命にも等しいもの。追いかけてしまうのを責めることはできないと思います。

ぼくの友人も、ある発展途上国を旅行しているときに周りを取り囲まれ、持っていた携帯電話を奪われたという話をしていました。素直に携帯電話を渡したら去っていき、危害を加えられてはいなかったとのことですが、もしそこで抵抗していたら、最悪命を奪われていたかもしれません。

コロンビアの治安は?

今回事件が発生したコロンビア、一般的にかなり危険なイメージがついている国です。実際の治安はどうなのでしょうか。

外務省の海外安全ホームページを見てみます。

www.anzen.mofa.go.jp

f:id:Speedque01:20161121165850p:plain

やはり、かなり危険であるといわざるを得ない国ですね。レベル3の渡航中止勧告レベルの地域がメチャクチャ多いです。

今回事件が起こったメデジンは黄色の警戒レベル1ですが、今回のことで警戒レベルが引き上げられるかもしれませんね。

JICAによると、「最近は治安が良くなってきている」との話ですが、まだ道半ばであると考えたほうが良いのでしょう。

コロンビアでは、50年以上にわたる国内武力紛争が治安の悪化や多くの紛争被害者等の課題を引き起こしていましたが、近年政府とゲリラ間の和平交渉も大きく進展し、都市部の治安は改善され、堅調な経済成長が見込まれています。
コロンビア | 各国における取り組み - JICA

警戒レベルが高い国には極力渡航を避けること

海外での身の守り方については様々な方法がありますが、いくら気をつけていても今回のような痛ましい事件を完全に防ぐことはできません。

下記の海外安全ホームページで黄色になっている国には極力行かない、オレンジや赤のところには絶対いかないという意志をしっかり持つことが一番大事だと思っています。

f:id:Speedque01:20161121170653p:plain

外務省 海外安全ホームページ

海外でさまざまな国に行くのは、自分の経験値を上げて世界を広げるためにも非常に重要なことですし、とても楽しいアクティビティでもあります。しかし、日本にいると実感しづらいですが、世界には気軽に外に買い物に行けない国もたくさんあるのです。

そして、「日本人は金持ち」という印象を持っている現地の人も多いため、さまざまなトラブルに巻き込まれ、最悪命を落としてしまうこともあります。

どこに旅行に行くかは個々人の自由であるのは確かなのですが、今回のような痛ましい事件を避けるためにも、可能であれば上記で色がついているような地域への渡航は避けたほうがいいかな、と思っています。

旅行先の安全対策についての海外邦人安全協会の理事の方のコメントを引用します。

海外の事情に詳しい海外邦人安全協会の福永佳津子理事は、旅行先での安全対策について「まずは滞在する国の情勢や治安などを事前に情報収集したうえで、危険な場所には近づかないでほしい。ブランド品などの高価なものは持ち歩かないようにして、電子機器や財布といった貴重品を持ち歩く際には、外から見えないようにすることが大切だ」と述べました。

そして、「万が一、強盗にあった場合には、犯人は銃や刃物などの凶器を持っていることが多いので、命の安全を最優先に考えて、要求に応じ抵抗しないほうがいい」と指摘しました。
また、いわゆるバックパッカーなど海外旅行に慣れた人が陥りやすい危険性について、「複数の国に滞在するようになると、自信が出てきて、警戒心が薄れてくる。いつどこで犯罪に巻き込まれてもおかしくないという意識を持って安全対策をしてほしい」と話しました。

そのうえで、福永理事は若者が海外を広く旅行することについて「大学生などの若者が海外に行って国際的な交流を深めることは大変有意義だ。万全の安全対策をとって海外でしかできない体験をして将来に役立ててほしい」と述べました。
コロンビアで殺害の男性は一橋大生の井崎亮さんと判明 | NHKニュース

非常に真っ当なご意見ですね。

日本で生きていると実感しづらいですが、特に途上国だとナイフや銃を保持している可能性が非常に高いのです。携帯電話や財布をおいそれと取られるわけにはいかないですが、万が一取り囲まれたりスリにあったりしたら「諦める勇気」が必要なのかもしれません。

そして、「海外に行って国際的交流を深めるのが有意義」というのも本当にそのとおりですね。もっと平和になり、若者がどこでも自由に勉強できる世界が実現しますように。

今回のような事件が二度と起きないことを願っています。