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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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RADWIMPS最新アルバム「人間開花」を全曲レビューしてみた

エンタメ

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★厳選オススメ記事!

こんにちは、Shin(@Speedque01)です。日本が誇るロックバンド、RADWIMPSの最新アルバム「人間開花」が2016年11月23日にリリースされることが発表されました。

RADWIMPSは、ユニバーサルミュージックに所属する4人組ロックバンドです。しみじみしたバラード、爽やかなロック、ドロドロした歌詞の曲まで幅広く手がけていて、若者に大人気のバンドです。初期の曲も最近の曲も違った魅力がある、まったく飽きることのない素晴らしいバンドです。

そのRADWIMPSの最新アルバム、「人間開花」収録曲のダイジェスト版がYou tubeで公開されました。

www.youtube.com

うん、すでに名盤になる気しかしない。

Amazonリンクは下記です。

収録曲は下記です。

  1. Lights go out
  2. AADAAKOODAA
  3. トアルハルノヒ
  4. 前前前世 (original ver.)
  5. 'I' Novel
  6. アメノヒニキク
  7. 週刊少年ジャンプ
  8. 棒人間
  9. 記号として
  10. ヒトボシ
  11. スパークル (original ver.)
  12. Bring me the morning
  13. O&O
  14. 告白

ということで、RADWIMPS世代ど真ん中のぼくが、一曲ずつダイジェスト版をレビューしてみます。

*11/24:全曲フル版をレビューしました!!

Lights go out

やさしいギターの旋律に寄り添うような洋次郎の声が響く、英語詞の曲。一曲目は疾走感のある曲をいれてくるのかなーと思っていたので、ちょっと意外でした。ほんのちょっとですが、「音の葉」に似てるかな?という印象。

・・・と、しっとりいい曲だなーと思って聞いていたら、いきなりバックバンドが流れ出して曲調は一変!!これには驚きました。さらにそのバックの早口の英語詞が、セツナレンサをほうふつとさせる激しさ。

Whoever now is knocking on your door, is what you truly hope to know

I'll fly like you. Here's a promise now

誰かへ向けた憧れを語るような、やさしいようなはげしいようなそんな曲。

1曲目からしびれる曲です。

「わたしたちが光った意味なんてなくたって」というストレートな歌詞の正統派ロック。過去の曲のような絶望感や若さは感じられないため、「これは今までのRADとは違う!」というファンもいそうな気がします。

ただ、RADがカバーする範囲は先述のとおりとても広いため、そこに新たに「爽やかなロック」が加わったという解釈をすればいいだけの話ではないでしょうか。結構スルメ曲になりそうな予感。

PVは同性愛がテーマですかね。「許されない愛」という歌詞もありますし。哀愁を帯びたロックに静かでキレイなPVが映えます。

改めて何回か聞きなおしたりPVも見直すと、これは明らかに同性愛の苦しさをテーマとしていますね。それをこの爽やかな曲調にのせて歌うというのはなかなかチャレンジング。

そして、なぜ洋次郎はこの曲を作れたのでしょう。歌えたのでしょう。ぼくの知る限り、彼は同性愛者ではないはずですが・・・。

もしかしたら、彼の友人や近しい人に、同性愛者がいて、その人たちの苦しい思いや叶わない恋の話を聞き、そこに着想を得て書かれた曲なのかもしれません。そういうふうに背景を想像させられる、とても刺激的な一曲です。

AADAAKOODAA

いいですねこれ!!DADAとかおしゃかしゃまの系譜を引いている不条理ガチャガチャロックでしょう。このガチャガチャしている感じ、なかなか他のアーティストには出せないRADWIMPSの特徴のひとつではないかなーと。

無機質なバックサウンドに、洋次郎の抑えた怒りがヒシヒシと伝わってくる曲です。

今は押しも押されもしない超人気ロックバンドですが、今の位置を確立するまではいやなこともたくさんあったんだろうな・・・ということが良く伝わってきます。もしかしたら、超有名&超人気になった今、違った種類の歯がゆい想いをしているのかもしれませんね。

DADAやおしゃかしゃまほどポップではないですが、これはコアなファンがつきそうな曲です。また、掛け声的なものもあるので、意外とライブで盛り上がるかもしれない。

トアルハルノヒ

「ロックバンドなんてもんを やっていてよかった」のワンフレーズがジーンと来ますね。やさしさとかっこよさが同居する、とても聞きやすい曲ですね。

でもその聞きやすさでさらっと流してしまうにはもったいない。歌詞が素晴らしくよい。

とかいってたらまた曲調変わった!!!なんだこれ。かっこいいぞ!

やさしげなバラードかと思ったらとんでもない、サビが青春系パンクバンドみたいなノリになっている!この変化はいいですねーーー。ライブの後半戦とかにやったらメチャクチャ盛り上がりそう。手拍子もしやすいですしね。

あーでも歌詞もメチャクチャいいなやっぱり。これはノンフィクションなのかな。ぼくはバンドをやる機会はありませんでしたが、バンド経験者ならメチャクチャ響くんじゃないかな。

特定の人に向けた曲というよりも、今まで支えてくれたファン全体へのメッセージソングなのかもしれないですね。

何粒も美味しい名曲ですね。歌詞もメロディーも演奏もすべてが一体となって、とても切なくも激しい世界を描いています。

前前前世 (original ver.)

言わずもがな、「君の名は。」のイメージソングとして超有名になった曲です。前奏からサビまで、とても爽やかで疾走感があるロックチューン。ノリとしては「君と羊と青」に近いかな。

今までRADWIMPSを聞いたことがなかった人も、一度聞いただけで好きになるような、そういう圧倒的なポップさがあります。一度聞いただけで「あ、絶対これ売れるな」という曲はちょいちょいありますが、前前前世は完全にそういうタイプの曲。しかもそのなかでもハイエンドといえるでしょう。完璧な曲。

「君の名は。」自体はそこまで魅力的な映画とは思わなかったのですが、この曲は本当に最高でした。聞くと好きな人に会いに行きたくなってしまう、そんな魅力がある曲ですね。

'I' Novel

約1年前に発売された両A面シングル「記号として/‘I’ Novel」の収録曲ですね。東京メトロのCMソングにもなっています。

レゲエ風な曲調にどこかのんびりした雰囲気は、過去の名曲「いいんですか」を彷彿とさせます東京メトロのCMソングらしく、「とっとといなくなっとくれ これ電車賃 受け取ってくれ」という歌詞がかわいいです。

日々なにかに追われて焦ったりいらいらしているぼくですが、この曲を聞くと「まあ、ちょっとゆっくりしようかな」と素直に思うことができます。これを聞きながらカフェでゆっくり本を読んだりしたいですね。

これは音域もそんなに高くないので、カラオケでも歌いやすいです。ゆったりした気分になれるやさしい曲。

アメノヒニキク

あーこれ好きだな。洋次郎の裏声切ない系チューンですね。ふと思い出したのは「バイ・マイ・サイ」かなー。バイ・マイ・サイのようなしんみりと胸に染み入ってくるようなキレイなメロディーと声がたまりません。曲名どおり雨の日に聞いてみたいな。

これもまた裏切られたりするのかな・・・?いきなり演奏激しくなったりするのかな・・・?

イントロはデジタルなバックミュージックに洋次郎の声が重なり、幻想的な雰囲気をかもし出します。しずかないい曲・・・

とおもってたらやっぱ来た!!!!!いきなりのメンヘラロック!

それまでは それまでは それまでは それまでは それまでは

この曲をテーマに短編映画とか作れないかな?背筋がぞっとするほど恐ろしく、美しい物語が作れそうな気がする。いやかっこいい。鳥肌たちますねこの曲。最後のピコピコでおわるアウトロも超センスいい。

この曲はいったいどういう思考回路を持っていれば作れるのでしょう。正直歌詞の意味がはかりかねますが、何回も繰り返されるフレーズが頭から離れなくなります。メロディーもとてもキャッチー、かつ今まで聞いたことがない不思議な旋律です。

週刊少年ジャンプ

曲名に笑いましたが、実際の曲はゆったりとしたバラードです。曲調としては「トアルハレノヒ」に似ていますし、歌詞もなんとなく繋がりそうな気がする。

ピアノソロとともにゆったりと流れ出す曲。夕焼けが思い浮かぶ曲調ですね。

・・・これはさすがに途中から変わらないよね?

・・・これは変わらなかった。笑

きれいなメロディーに載せてゆっくりと伝えられる、すべての少年への応援歌。メチャクチャいいなーーー。

きっとどんでん返し的な未来が僕を待っている

血まみれからの方がさ 勝つ時にはかっこいいだろう

だから今はボロボロの心を隠さないで 泣けばいい

泣ける歌詞ですね・・・。まだまだ負けられないのでがんばろう。

棒人間

ダイジェスト版で聞いてみて一番楽しみだった曲。さてどうなるか・・・

あ、いきなりサビから入るのねすごいいいね!!!!

ダメだこれは完全に頭に残るタイプの曲ですね。メロディーライン、絶対に頭から離れないやつだ。。。あとどうしても歌詞が響きすぎてどうしようもない。

手に入れた幸せは忘れるわ 自分のことばかり棚に上げるわ

怒らせ、苛つかせ、悲しませ、僕は一体誰ですか?

どうせこんなことになるのなら はじめから僕の姿形を

人間とは遥かほど遠いものに してくれりゃよかったのに

この悲しすぎるほど悲しくわかりすぎるほどわかる歌詞に、明るく爽やかなメロディーライン、楽しそうで切なそうに歌うこの曲はもう頭から離れません。

誰かのために生きてみたいな 生まれた意味を遺してみたいな

この期に及んでまだ人間みたいなことをぬかしているのです

わかるよ・・・わかるよ。とってもよくわかる。

「僕は人間じゃないんです ほんとにごめんなさい」のフレーズ、これからずっと頭の中に残ってしまいそうです。

世の中人のために生きたいと思っても全然うまくいかない、他の人に迷惑をかけるばかりで果たして自分が人間なのかどうかわからない。でも本当は周りの人と同じような「ちゃんとした人間」になりたい、そのために一生懸命がんばっている棒人間。

自分を重ねてしまい、どうにもたまりません。棒人間は果たして人間になれるのか、いや、そもそも人間になる必要はあるのか。人間になれないことについて、周りの人に謝り続けながら生きていかないといけないのか、それとも棒人間に生きる価値はないのか。

洋次郎はお金もうなるほど持っているでしょうし、彼のことを尊敬し、愛する人もたくさんいるでしょう。それにもかかわらずこんな曲を書けてしまう、書いてしまうというのはどういうことなのでしょう。彼は「自分は人間ではない、失敗作だ」という想いを抱え続けながら生きているのでしょうか。

「自分はなぜ生きているのだろう」という問いを持ったことがない人は少なくないと思います。そういう人にとって、この曲はとてもとても響くでしょう。

答えがあるわけではないです。生きていく意味もわからないし、周りの人のようになんとなくうまくやっていくことができない。そういう人間の皮をかぶったすべての棒人間の気持ちを代弁してくれる、そんな曲です。

すごい曲です。いつか生で聞きたいな。

記号として

両A面シングル「記号として/‘I’ Novel」の収録曲。これもガチャガチャロックですね。素直にかっこよくて何度も聞いてしまいます。黒色を貴重としたミュージックビデオも斬新。「曖昧なようで 明快なような」というフレーズが耳に残りますね。ギターからはじまるイントロもとってもかっこいい。

PVが黒基調なこともあり、なんとなくヴィジュアル系バンド的な雰囲気も漂わせています。RADWIMPSの振れ幅を強く実感できる曲といえるでしょう。

ヒトボシ

いきなり拍手からはじまるというなかなかに驚かせてくれる曲。リズミカルに飛び込んでくる音がとっても心地いいロックチューン。

コール&レスポンスも多くて楽しい曲ですね。これはライブでかかったらとっても楽しいかもしれない。

スパークル (original ver.)

前前前世同様、「君の名は。」のテーマソング。ゆったりとした曲調の中に洋次郎の声が響き渡る、とても壮大かつ繊細な曲です。メロディーラインもとてもきれいで、星空のイメージが浮かびます。

曲調は全然違うのですが、ぼくはこれを聞いていると「トレモロ」を思い出します。壮大な星空というイメージが、なぜかかぶるんですよね。

ただ、どうせなら「なんでもないや」も入れて欲しかった・・・!この曲も素晴らしいんですよね。

Bring me the morning

スパークルからO&Oのつなぎ、数十秒だけのインスト曲。なんか聞いているとほっとするやさしい曲です。

O&O

なんだこの爽やかな曲は・・・!!!

これだったか僕が この世に生まれた意味は

こんな明るい太陽の下で歌われているような曲を作り出すと同時に、棒人間のような絶望を抉り取るような曲を書いているのか・・・と呆然としました。そんなことができるのかな?同じ人間が書いていると思えないほど底抜けに明るい曲です。

棒人間という絶望、O&Oという希望。ぼくのなかではこの二曲が合わせてひとつです。果たしてどちらが本当なんでしょうね。

告白

ピアノ一本で歌い上げる美しいバラード。最後を飾るにふさわしいきれいな曲です。O&Oの流れとピシッとはまりますね。。。素晴らしい流れです。

この曲を聞いていると奥さんに会いに行きたくなりますね。恋愛っていいな、と素直に思える曲です。

この曲で締めるというのもまた憎いですね。なんとなくですが、洋次郎には本当に好きな人ができたのではないかなという気がします。結婚したりするのかなあ。

すごいアルバムだった。特に棒人間

いやーいいアルバムでした。すべての曲が素晴らしい。バラードでもいきなり転調しだすから気が抜けないですが・・・。笑

どれもすべて素晴らしかったですが、ひとつあげるとすると間違いなく「棒人間」ですね。この曲は刺さる人には刺さりすぎて抜けないレベルになるのではないでしょうか。

他ももちろん素晴らしい曲ばかり。心からオススメできるアルバムです。

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