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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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「健康ゴールド免許」は非常にまっとうな政策だが、エスカレートはしないでほしい

社会

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ぼくが最近最も大事だなと考えているのが「健康」です。

いくらお金があろうが、美人の奥さんがいようが、仕事が楽しかろうが、健康でなければ何もかもダメになってしまいます。たいしたことない風邪を引いてしまっただけで、テンションはダダ下がりになるわご飯は美味しくないわ仕事に集中することもできないわ、最悪です。

会社に入る前ぐらいまではいくら脂っこいラーメンを食べようが夜更かししようが体調を崩すことはなかったのですが、最近はそんなことしたら一瞬で次の日に響くようになってしまいました。笑

まだ若い今のうちから、健康的な食生活と運動習慣をつけておきたいものですね。

そんなことを思っていると、目を引くニュースが飛び込んできました。

「健康ゴールド免許」が小泉新次郎氏によって提言された

それが、小泉新次郎氏が「健康ゴールド免許」を提言したというニュースです。

www.asahi.com

自民党の小泉進次郎・農林部会長ら若手議員が26日、2020年以降の社会保障改革のあり方について提言をまとめた。定期検診などで健康管理に努めた人を対象に、医療保険の自己負担を3割から2割に引き下げる「健康ゴールド免許」導入などの施策を打ち出した。

「人生100年時代の社会保障へ」と題した提言は、高齢化と人口減少が進む中、歳出を抑え、社会保障を維持させることに主眼を置いた。

健康ゴールド免許・勤労者皆保険… 小泉進次郎氏ら提言:朝日新聞デジタル

「健康管理に努めた人」がどう判断されるのか、この記事からだと「定期健診にいった回数」という風にしか読み取れませんが、細かいところは今後詰められるということでしょう。

現時点では、ぼくはこの提言を非常にプラスに捉えています。

「健康ゴールド免許」は非常にまっとうなインセンティブ政策

先ほども述べたように、健康は人生における非常に重要な要素のひとつであるとぼくは考えています。しかしながら、目の前の誘惑におぼれ、健康を害しまくってあとで後悔する人がいるのもまた事実。

そういう人たちを「自業自得」と切り捨てるのではなく、「健康になるように努力しなよ、そうしたら医療費下げるよ」というインセンティブを与えるというのは、非常にまっとうな政策ではないでしょうか。

もちろん、不公平感をなるべく減らすために綿密な設計をする必要はあります。

「健康管理に努めた人」をどうやって定義するのか、また、そのような人にどのような利益を与えるのか、かなり難しい議論になることが予想されます。簡単に答えが出るものではないでしょう。

「健康ゴールド免許」が「行き過ぎ政策」になる危険性

また、「健康でない人は甘えである」のような、行き過ぎた政策にはならないでほしいな、とも思います。

「そんなことあるわけないだろう、考えすぎだ」と言われるかもしれませんが、過去の歴史を見ても、もともとは「善き意図」から始まった政策がどんどんエスカレートしていって、いつの間にか差別に繋がってしまうような例は枚挙に暇がありません。

そういう意味では、先日話題に上がった「長時間労働撲滅運動」にも危険性があるとぼくは考えています。 

人の価値観はそれぞれですので、「絶対に定時で帰りたい」という人がいてももちろんいいですし、それは尊重すべきです。そういう人に、「いやいやもっと長く働かないとだめだよ」なんてことを言ったりは絶対しません。

だからこそ、「長く働くのは悪だ!犯罪者だ!ゴミクズだ!」のような空気を作り出しかねないこの活動は、ぼくにとってはとても「気持ち悪いもの」なのです。

健康であるのも、健康でないのも、言ってしまえば個々人の自由です。だから、「不健康な生活」をしている人を罰する権利は誰にもありません。

個々人の自由を奪うところまでエスカレートしないのであれば、「健康であろうとする人」にインセンティブを与える健康ゴールド免許には、ぼくは賛成です。