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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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ヘンな駆け引きをせず、腹を割って話しながら仕事がしたい

人間関係

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。あくまでも個人の意見ですが、可能であればぼくは誰とでも腹を割った上で仕事をしたいです。

ぼくは良くも悪くもバカ正直なタイプで、あまり隠し事ができません。あまりにも人を簡単に信用してしまうので、奥さんに怒られることもしばしばです。

「うそはついてはいけませんよ、正直が一番ですよ」といわれて小さいころは育つはずなのですが、大人の世界はなかなかそう簡単にはいきません。クライアントやベンダー、同じ会社でも他のチームや海外の営業所、果ては直属の上司や部下に至るまで、思惑はそれぞれ違ったものを持っているものです。

お金が絡む仕事、そうでもない仕事

特にお金が絡んでくるところとなると、なかなか正直にすべての実情を話すわけにはいきません。商売ですから、すべてを原価で提供するわけではもちろんなく、いくらかマージンを乗せた請求をクライアントにはします。サービスをしてくれるベンダーさんも同じ話でしょう。

そして、会社にとってお金とは血液です。それがなければ、会社は立ち行かなくなってしまいます。だから、会社に勤めるぼくたちは、常に「どうやったら契約をもらえるだろう」「どうしたら高い金額で継続してもらえるだろう」と考えなければならないのです。

これは別に日本に限った話ではありません。海外の人たちと話をしていてさまざまなカルチャーギャップを感じることがあっても、お金に関してなるべく利を得たいと考えているところはまったく変わらないな、と考えています。

ぼくもたまに営業にはいきますが、どちらかというとデリバリーと呼ばれる、売った後に実際に成果物を作ったりプレゼンしたりするフェーズを担当することが多いです。こちらは、契約時に決まったお金、決まったスコープの中で仕事をしていくので、営業時に比べればドロドロした面は少ないと感じます。

もうそのプロジェクトの中でもらえるお金は決まっているので、あとはどうやって「この会社と契約してよかったな、この人と仕事ができてよかったな」「このコンサルファームに頼んだおかげでうまくいったな、Shinさんともう一度仕事がしたいな」と思ってもらえるか、実際の結果を出すか、そういうところに注力すればいいだけなのです。

ヘンな駆け引きは、全体から見ると損をしている

自分の持っている情報を意図的に隠したり、誤解しやすい情報を流すことで自分にとって有利な状況を作り、成果を上げる人がいないわけではありません。それはそれでひとつのスタイルであり、ぼくがあれこれいうものでないことも承知しています。

しかしながら、ぼくはそのような仕事のスタイルは、全体から見ると損をしているのではないだろうかと思います。

セールスが、いっときの契約のためにできないことをできるといったり、無理なディスカウントをかけたとしましょう。そのときだけ見れば、もちろんその個人の成績は上がるでしょう。

しかし、その後にデリバリーする現場のコンサルタントはどうでしょう。できもしない仕事を必死に回すために精神をすり減らしたり、最悪の場合は倒れてしまうこともあります。

クライアントはどうでしょう。できるというから仕事を発注したのに、蓋を開けてみれば期待を下回るアウトプットしかでてこず、失望することになるでしょう。

最終的には、無理やり仕事を取ってきたコンサルティングファームは、しっかりとデリバリーすることができず、評判を落とし、さらに無理に営業をしなければ仕事を取って来れない悪循環に入ってしまいます。

もちろん、ある程度「背伸び」をして仕事を取ってくることもあるときは必要ですが、あまりにも無理なことをし続ける意味は、ぼくはないと思います。

腹を割って仕事をしたほうが、単純に楽しいよね

と、そういう難しい話はおいといて、ぼくは単純に腹を割って話しながら仕事がしたいのです。

相手がいつも妙な策略を使ったり情報をオープンにしない場合、仕事がやりづらいったらありゃしないもの。逆に、クライアントであれベンダーさんであれ、ちゃんと相手に配慮しつつ言いたいことをはっきりいってくれる方のほうが、すぐに仲良くなれます。

ぼくは、仕事でもなるべく腹を割って話すようにしています。コンサルタントとなった理由のひとつとして「なるべくダイレクトに人の役に立つ仕事がしたい」というものを持っていて、それをいつも持ちながら仕事をしているつもりなので、別に隠す腹もないのです。そうすると、クライアントにもその気持ちが伝わるのか、すぐに信頼してくれるような気がするのです。

ぼくはまだコンサルタントの卵ですが、クライアントのためになるためにストレートに話し合うというある意味青臭い姿勢は、ずっと忘れたくないなと思っています。