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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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確実に「こいつダメだな」と思われる質問の仕方について語ってみる

ライフハック

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ぼくはコンサルタントとして働いていますが、毎回毎回新たな仕事が振ってきます。

もちろん似たテーマの仕事をするときもあるのですが、どちらかというと新しいトピックについて速攻でキャッチアップし、クライアントと話さなければいけないことが多いです。

もちろん自分で本を読んだりリサーチしたりして一気に知識を入れる努力はしますが、もっと効率のいい方法として「その物事をよく知っている人に質問する」というやり方があります。

「何で質問しないの???」

新人コンサルタントはときたま、「こんな初歩的なこと聞いてもいいんだろうか」「上司忙しそうだし、迷惑なのではないだろうか」・・・そう考えて、ほとんど質問ができなくなってしまうことがあります。

その結果どうなるかというと、内部会議やお客さんとの打ち合わせで他の人が話していることを理解できず、いわゆる「地蔵状態」になります。

そして、なんとかしなければ・・・と思ってももうその時点で「何がわからないのかわからない」という最悪な状態になってしまい、さらに質問しづらくなるという悪循環。

その結果、プロジェクトが始まって1週間や2週間たった後でも全然理解が追いつかず、上司に「なんでおまえこんなこともわかってないんだよ!!最初に聞けよ!!!!」とブチ切れられる羽目になるわけです。ぼくの最初のころは本当にこんな感じでした。

プライドが高い面倒くさいタイプにありがちなのですが、質問が苦手なのです。自分で解決したい、人に頼りたくないと思ってしまうのです。人に頼らず自分でがんばるというその志自体は立派ですが、新人が一瞬でスーパーコンサルタントになれるわけはありません。

だからこそ、よくわかっている人を質問攻めにして、どんどん知識を吸収していくことが必要となるのです。ゆえにぼくは、「とにかくたくさん質問をしよう」と後輩たちに伝えています。

質問の仕方を間違うと「こいつ本当にダメだな」と思われる

ただ、ひとつ注意しないといけない点があります。たくさん質問するのはいいんですが、その質問にも「作法」があるということです。

質問をたくさんしよう、といわれてそれをそのまま鵜呑みにしてしまう人は、以下のようなアバウトオープンクエスチョンをしまくります。

  • このプロジェクトの進捗って今どんな感じなんですか?
  • このプロジェクトの最終ゴールってどこなんですか?
  • この資料の作り方がわからないんですけど、どうしたらいいですか?
  • クライアントからこんな問い合わせがきましたけど、返信はどうしましょう?

たしかに質問はしているので、何も質問をしない人に比べれば数段マシです。とはいえ、こんな質問を毎回ぶつけられたら、上司としてはどう思うでしょう?

・・・そう、「少しは自分で考えろよ!」ですよね。

上司は非常に忙しく、頭のリソースは常にいっぱいです。クライアントへの最終報告、仕掛かり中の中間報告書作成、パートナーとの四半期報告打ち合わせ、今後の採用計画や育成計画・・・やることはいっくらでもあるわけです。

できれば、そのリソースをこれ以上増やしたくない。 そういうときに、部下から無邪気に「これってなんすか」「どうすればいいっすか」と聞かれまくったらどうでしょう。

もちろん丁寧に答えはするでしょうが、内心「邪魔すんじゃねーよ」と思っていても責められません。それが続くと、「こいつ使えねーな」「バカだな」と思われていってしまうのです。

自分で考えきったうえで、クローズドクエスチョンをしまくる

ではどうすればいいかというと、答えはひとつです。それは、「自分で考えきったうえで、クローズドクエスチョン(YESかNOで答えられる質問)をする」ということです。

  • この資料とこの資料を読んだ結果、このプロジェクトのゴールは2017年6月までにカナダおよびアラスカの100人-1000人程度の規模のSIerを買収することだと理解しましたが、あっていますでしょうか?
  • 最新の進捗報告レポートをみるとおおむね順調なようですが、シンガポールチームの競合インタビューが予定に達していないですよね。私のほうでシンガポールのチームリードに詳しい状況を確認して、後ほどご報告するということでよろしいでしょうか?
  • 今中間報告資料を作っていて、ストーリーの構成に苦労しています。業界全体のトレンド、クライアントを含めた各社のポジション明確化、対象セグメント内のトッププレイヤーのプロファイリング、成功要因の明確化、クライアントが目指すべき方針と具体的な施策、という流れで作成していこうと思うのですが、問題ないでしょうか?

こんなかんじですね。

こうすることによって、上司は「そうだね、そのまま進めていいよ」「理解はあっているよ」という前向きな反応を返すか、「いやいや、ここは違うんじゃない?」と簡単に指摘を返すだけなので、脳のリソースをそこまで使う必要はなくなるのです。

さらに、こうやってわからないながらも毎回「こういうことかな?」「理想的な状態はこれかな?」というように考えることで、自然と「将来を予測する」「理想的な状態を想像する」などのクセがついていきます。

それが自然にできるようになると、場当たり的に仕事をこなすスタッフから、将来を見通すことが必要とされるマネージャへの道筋が開けていくのです。

まとめてみる

まとめますと、以下3点になります。

  • 質問はたくさんしよう
  • 質問をするときに、「わからないです」「どうしましょう」はNG
  • 「これこれこうだと考えているが、あっていますでしょうか?」と聞くクセをつけよう

ぜひ実践してみてくださいね。