読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

MENU

ノンスタイル井上、常軌を逸しているレベルにポジティブでワロタ

おススメ本

スポンサーリンク

★厳選オススメ記事!

こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ぼくはお笑いが大好きですが、特にささっと笑える短くてテンポの良い漫才がお気に入り。

そういう観点で見ていくと、ノンスタイルはとてもいいですね。非常にテンポがいいし、何よりおもしろい!

エンジョイ接客、クッソワロタ。

www.youtube.com

TSUNAMIの替え歌「TSURAI」とか、センスに溢れすぎててビビる。

www.youtube.com

そんなノンスタイルですが、ツッコミの井上のキャラの濃さも特徴ですよね。あの異常なナルシストぶり、ポジティブさはもうネタじゃなくてガチとしか思えない。

そんな彼の本「スーパー・ポジティヴ・シンキング」をついつい買ってしまいました。

いろんな意味でクッソおもしろかった。下記でレビューしていきますね。
※お笑い芸人に関する他の記事はこちら!
有吉の処世術がマジで勉強になりまくる件 - Outward Matrix
「才能ないヤツは努力をするな」!?ドランクドラゴン鈴木拓の言葉が重すぎる - Outward Matrix
ゴー☆ジャスってなんでこんなに面白いんだろう - Outward Matrix

緊張したことがない

本質的にネガティヴな性格の人は、大きな舞台に立つと「ここで失敗したらどうしよう」「もしスベったらどうしよう」とマイナスなことばかり考えて、自分にプレッシャーをかけてしまう。そのせいで手足がガチガチに固まって、頭も真っ白になって、本来の実力が出せなくなる。漫才師に限った話じゃなくて、人前に出ると緊張する人はみんなそうです。

で、僕はそれが理解できません。僕自身はどんな大舞台に立つときでも、「緊張」というものを一切したことがないです。

数百人のお客さんが僕らだけを見に来るワンマンライブでもそうだし、人生の大一番だったM-1の決勝戦に挑むときもそう。むしろテンションがめちゃめちゃ上がって絶好調でしたね。本番の前に考えるのは、「ここでウケまくったら、明日からめっちゃモテるんとちゃうん?」ということだけ。自分がそこで成功するイメージしか湧いてこないんですよ。

今でも、見てくれるお客さんが多い仕事ほど、ワクワクしてテンションが上がります。だって、「見てくれる人が多い」ということは、「ウケてくれる可能性のある人が多い」ということだから、これは超簡単な確率の問題です。

「緊張したことがない」って・・・。たぶん、本当に彼は自分のすることに100%の自信があるのでしょう。

ぼくは、正直ケースバイケースです。自分のめちゃくちゃ得意なトピックで、「どんな質問でもどんとこい!」と思っているようなときであれば、聴衆が何百人いようが相手が経営者だろうが、緊張せずに楽しくプレゼンしきることができます。

しかし、自分がそこまで知っている分野でなく、準備時間もあまり取れていないような場合、声は弱々しくなってしまいますし、手も震えます。完全な緊張状態ですね。

ノンスタイルの井上氏が緊張しないのは、自分のすること(漫才)に関して、「これはめっちゃおもしろいぞ!」という確信があるのでしょう。だからこそ、「絶対ウケるなー、明日からモテまくるなー」というポジティブなイメージが湧き上がりまくり、結果として普段以上の力も出せるということです。

「謙虚なフリ」をやめてとにかくでしゃばれ

多くの人と一緒に飲んでるときなんかに、「この間のあれ面白かったやん」と誰かに褒められたら、「そうでしょ、ほかにもアレとかもウケてるんですよ」ってアピールを重ねることもします。こうすると、その場にいるあんまり親しくない人、今まで自分のことをよく知らなかった人にも長所を伝えられるわけですよ。

謙虚なフリをしていたら、よっぽど親しい関係の人にしか自分の魅力をアピールできないから、チャンスが広がりづらい。謙虚で有能な人は確かにかっこいいし、尊敬するべきだと思うけど、アピール次第でもっと活躍できる幅が広がるんじゃないですかね。

いつも「控えめ」であることが謙虚だと考えるのは勘違いです。「わたしダメなんです」みたいな、こういう控えめさは無意味な逃げですよ。例えばiPS細胞を開発してノーベル賞を取った大学の先生はすごく謙虚な人だといわれているけど、ああいう野心的な研究にかかわっている時点で、ある意味「謙虚」じゃないでしょ(笑)。有能な人は有能だし、スゴいものはスゴい。それを堂々と肯定して、自慢しちゃった方が、多くの人から愛してもらえるチャンスは増えるんです。

山中教授が唐突にトバッチリを受けていてワロタ。そして、ここはぼくはあまり賛同できません。

自分の魅力、実績は確かにしっかりとアピールすべきです。せっかく今までいろいろとやってきたのに、それをアピールしなければ新たなチャンスはやってこないというのは本当におっしゃるとおり。ただ、それをいつもいつも前面に押し出してアピールしまくると、「何だコイツ」と思われ、人は離れていってしまうのではないでしょうか。

人は、他人のことなんかに基本興味はありません。特に、他人の自慢話とか、興味がないどころか耳をふさぎたくなるレベルの雑音であるというのが正直なところ。そこにゴリゴリアピールを重ねても、あまりいいことは起こりません。

ノンスタイルの井上氏の場合、ゴリゴリに自慢しまくった後、周りに小バカにされていじられ、笑いを取るという一連の流れができているからこそ、この法則がうまくいっています。強烈なナルシストキャラと折れないハートがあればいいですが、そうでない通常の人がやっても叩かれて終了でしょう。

それよりも、自分の弱みやドジなところを積極的に見せて、「いやーぼくダメなんですよね」といじられにいくようなタイプの人のほうが、愛される確率は高いのではないかと考えています。もちろん、タイミングによってはしっかり実績をアピールすることも忘れずに。

意志を持っているならニートでもいい

だから僕は、例えばニートという立場の人がいるとして、本人が100%心の底から楽しんでニートをやってるなら、それはそれでアリだと思う。

学生時代とかもそうだけど、「今楽しいこと」って結構そのときしかできない場合があるでしょ。「俺は今、全力でニートをやる!」って決意してるなら、それはOKですよ。ただし、「やりたいこともないし、仕事もないし、なんとなくニートでいいか」っていうのは絶対ダメ。「ひょっとして、今ニートだったら将来困るんじゃないか」とか不安が混じってるのもダメです。 

そういう中途半端な気持ちで生きていると、毎日の時間がどんどん消えていくわけですよ。それで「成長」じゃなくて「後退」しちゃう。足踏みはいいけど、後ろに下がるのはよくない。

自分の中でちゃんと目標設定をしているなら、どんな時間の使い方も無駄にはならない。というか、あきらかに成長につながらないような一日の過ごし方をしたくなくなるんですよ。目標のために何か意味のあることがしたくなる。

これは面白い。今までなかった視点ですが、確かに頷けます。

ぼくはたまにツイッターなどで「ドリームキラーだ」「社畜擁護だ」的なことを言われることはありますが、そんなことはありませんフリーランサーでもすげーなという人はたくさんいます。ぼくの人の好き嫌いは、職業や立場ではなく、その人の考え方や姿勢に依存します。
※詳しくはこちらにまとめています

「実力ないのに自己肯定しまくる人」とはできるだけ関わらないようにしたい - Outward Matrix

上記の記事では「実力 x 自己肯定度」という軸で切っていますが、ノンスタイル井上氏は「しっかりと目標を持って生き抜いているかどうか」というところが軸になっていますね。

別にそんな大層な目的を持っている必要はありません。極論「生きるために必死になる」だけで十二分に素晴らしい。

ただ、「好きなことをしている」という体のいい言い訳に逃げ込み、「(語るべきこともないのに)フリーライター」「(何をするでもなくとりあえず)フリーランス」「(将来不安だけどとりあえず今は親もいるし)ニート」、という人を見ると、「あーあ」と思ってしまうのは確かです。

そういう人は、井上氏の言うとおり時間の使い方も適当なんですよね。時間たくさんありそうで何よりですが、それってすげーつらいんじゃないかな。

サボらないための方法は、自分の欲望とリンクする目標を決めること

でも、毎日を「なんとなく」で生きてしまうと、目標が決まってないから、全然サボれてしまう。じゃあ、サボらないための方法は何かといったら、「自分の欲望」とつながってる目標を決めることしかないです。

自分にとって嬉しいこと、自分がやりたいことに直結した目標を掲げると、馬ににんじん与えるのと一緒で、自然と努力できるようになるんです。だから色々と煩悩とか俗っぽい欲望が多いタイプの人の方が、前向きでポジティヴな人生を送りやすいんじゃないですかね。

これこれ。これもとっても大事です。

ノンスタイル井上氏の場合、めちゃくちゃわかりやすいですよね。極論すると、「モテたい、ウケたい」だけだと思います。笑

そういうシンプルなモチベーションがあるからこそ、お笑いに関するどんな努力でも苦にならずずっとがんばることができ、結果としてスターになれたのでしょう。

ぼくはどうだろう・・・と少し考えてみたのですが、現時点では「人に尊敬されるに足る地位と実力を得たい」ですね。言い方は悪いですが、ところどころ虐げられてきた過去の思い出があり、それは今でもずっと自分の中に残っています。

それを払拭するために、一生懸命仕事をして勉強をして世の中のためになって、最終的には世の中の大勢の人に尊敬されたい、それがぼくの嘘偽らざるホンネです。

ま、「人に尊敬されたい」と思っている人は結局尊敬なんかしてもらえるはずがないので、「他人に貢献できるかどうか」というところを行動の判断基準にしてはいます。
「褒めて褒めて!ぼくすごいでしょ!」って人が尊敬してもらえることはほとんどないですからね。

取り扱い注意ではあるが、非常に面白い

超絶ポジティブで実力のあるノンスタイル井上氏にしかできないようなことも載っている一方、ぼくらのような一般人でもすぐに取り入れられるTipsもいろいろ載っています。また、文章を読んでいくうちに、どんどん彼のことを好きになっていくという効用(副作用?笑)もあります。

とにかくとてもオススメですので、よければどうぞ!