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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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イチローが24年間活躍し続けている理由を考えてみた

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。ぼくは、小学校のころは野球が大好きな少年でした。

地元のクラブチームにも入っていましたし、夏休みは近所の子達とカラーボールとカラーバットで野球をしていました。(「カラ球」と名付けてました。笑)

ぼくは基本的に強いチームが好きでしたので、当たり前のように巨人を応援していました。ですが、応援しているチームとは関係なく常に「この人は本当に凄いなあ・・・」と幼心に思っていた選手がいました。そう、イチローです。

彼が打席に立つと、もう塁に出ることが確定してしまったような錯覚に陥ります。塁に出たら出たでメチャクチャ足が速いし、もはや手がつけられない。

そんなイチローですが、また大記録を打ち立てようとしていますね。

www3.nhk.or.jp

通算3000本安打って。。。

日本での大活躍に留まらず、メジャーに行っても安打を量産、もはや生ける伝説と化しているイチロー。彼は実はプロの世界に入ってからもう24年も経っています。ぼくが物心ついたころには、もうプロの世界で活躍していて、今メジャーで3000本安打を達成しようとしている・・・すごいことです。

いったい彼はなぜここまで長い間活躍できているのでしょう?下記の本を参照しながら考えてみました。

どこまでも「最高」を求める勝者の思考パターン

同じ状況におかれても、一流選手と並の選手では、語るメッセージは明らかに異なる。

二〇〇三年五月六日の地元シアトルでの対ヤンキース戦。イチローは最初の三打席でヒットを連発した。その後の三打席は凡退し、六打数三安打に終わる。ふつうなら喜んでよい成績である。 ところが、試合後イチローは、「僕の中では今日は〝6の6〟ですよ」と不満そうに答えた。

結果にこだわらず、どこまでも最高の自分を追い求めていく。これが「勝者の思考パターン」である。

イチローはとにかく「ストイック」というイメージがありますが、上記の記載はそのイメージとぴったり合致しますね。いくら良い結果を残したとしても、そこに満足することなくクールにストイックに上を目指していく、そういうイメージがイチローにはあります。

ぼくたちは、少し良い結果を残しただけで満足しがちです。「ここまでがんばったからいいか」「とりあえずノルマは達成したもんな」、そういう言葉ですぐに緩めてしまいます。

うまくいったのであれば、さらにそこにリソースを集中すれば、もっともっと良い結果を手に入れられるにもかかわらず、「もういっか」と思ってしまうのです。そういう甘えを断ち切り、「こんなものじゃダメだ、もっともっと結果を残してやる」と考え続け、行動に移せることがイチローの強みの一つなのかもしれません。

悪い結果からも『何か』を得る

自分の打撃論についても、イチローはあくまでもプラス思考を貫きとおす。

空振りだとか三振だとかに一喜一憂はしないということが大事です。そこで、打てない、もう駄目だと思ってしまったら、次の打席には立てないですよ。たとえ、三打席、四打席駄目であろうと『次』に繋げる打席にしなければ、打ちとられてしまうでしょう。三振しても、打ち取られても、そのピッチャーを打つための『何か』を得られればいいわけで、ボクは打席ごとに勝った負けたと騒がないように心がけています」(『イチロー・インタビュー』) 

この発言からイチローの強固なプラス思考が読み取れる。よくない事実に直面したら、悔やんでいる暇なんかない。次の飛躍に結びつくヒントをそこから学びとることに専念しなければならない。 

残念ながら、いくらがんばってもいつもうまくいくとは限りません。ぼくらは毎日毎日何かしらの失敗をしてしまいます。イチローだって例外ではありません。

いくら調子が良くても、イチローは半数以上の打席でアウトになっています。三振かもしれないし、ピッチャーゴロかもしれない。しかし、彼はそのたびにいちいち落ち込んだりはしていないでしょう。

「何が悪かったのか?」「次はどうすればいいのか?」、そういうことを毎回考え、自分の糧としているはずです。そこには冷徹な原因分析と改善のみがあり、ヘンに落ち込んだり自暴自棄になる隙間はありません。

他人との比較をしない

結果が思うように出なかったとき、イチローは自らがプレッシャーを抱え込んでいることに気づく。その正体を確かめるために、彼は自問自答する。そして、彼なりに結論を出す。

「なぜ、プレッシャーになるのかと考えた時、これまで自分は他人のつくった記録を追いかけてばかりいたことに気づきました。そして、自分のバッティングをして、それで結果が出なくても別にいいじゃないかと思えるところまで到達したのです。(中略)ベストを尽くすだけでいいと思ったとき、道が開けたような気がします」(『イチロー「勝利の方程式」』)

結果を意識することがプレッシャーを生み出していることにイチローは気づいた。そしてどんな結果になってもいい、と開き直った時点でプレッシャーと訣別できる自分を発見したのである。

「自分と他人を比較しているうちは一流にはなれない」 これが、多くの一流のプロスポーツ選手といっしょに仕事をしてきた私の持論である。自分の最高の姿を追い求めていく。それしかない。

スポーツでも仕事でもそうですが、ぼくたちは周りの人たちのことをどうしても気にしてしまいます。「同期のあいつは、ぼくよりも早く課長になったのか・・・」「おれが1年かかってできるようになったことを、後輩は3ヶ月でできるようになってるな・・・」などなど。

人間の自然な本能としてもちろん理解はできるのですが、そういう雑音に惑わされて本来しなければいけないことに集中し切れていないとしたら、それは断ち切らないといけません。

イチローも、どんどん結果を出していくにつれて周りからの記録へのプレッシャーが増してくることを否が応にも感じていたのでしょう。今はもうそれを吹っ切っているように見えますね。

ローズ越えをしたときのインタビューからも、それがわかります。

イチロー“ローズ超え”日米4257安打 会見全文「僕が持ってないはずない」 | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―

ここにゴールを設定したことがないので、実はそんなに大きなことという感じは全くしていないんですけど、それでもチームメートだったり、記録の時はいつもそうですけどファンの方だったりと、ああいう反応をしてもらえるとすっごくうれしかったですし。そこですね。それがなかったら、何にも大したことないです」

「完璧な自分」に仕上げる

イチローは打席で常にいろんなことを試していました。なかなか自分で満足のいく打ち方ができないものですから、それを求めて、いろんな体の使い方や、呼吸法を試していました。
練習の内容にしてもそうです。いろんなことにトライしてくる。ほかの選手にちょっと変わった練習をさせていると、彼は好奇心が非常に旺盛ですから、『やらせてください』と言って入ってくるんです。ふだんはあまり他人に関心を示さないんですけど、『あ、いいな』と思ったときだけは、自分から来るんです」
(『快進撃! 日本人大リーガー』別冊宝島編集部/宝島社) 

多くの選手が「練習したら、そのうち上達するだろう」と考えている。あくまでも練習任せである。そこに自分の意思はあまり関与しない。

しかし、イチローの場合はちょっと違う。彼は自分が納得した練習しかやらない。「完璧な自分」に仕上げるために、練習の仕方には徹底的にこだわる。

バッティングのトス一つにしても、彼は妥協しない。ボールを出すタイミングがほんの少し狂っても、彼は打とうとしない。オリックス時代には、彼特有のリズムでスッ、スッと同じコースに送ってくれるコーチのトスでしかボールを打とうとしなかったという。感覚的な狂いが生じることを極端に恐れてのことである。

「練習によって自分がどう変わるだろう」という発想は、二流選手特有の練習への期待である。自分で変えていこうという意志が見えてこない。それでは練習は決して身につかない。

イチローの練習には、常に「自分はどうしたいのか」という主張が練習の中に盛り込まれている。

これは耳が痛いです。「ただ努力をしていれば、がんばっていればいつかうまくいく」、確かにこう考えている人は結局イマイチなまま終わってしまう印象があります。

しっかりと継続した努力をするのはとても大事です。しかし、最終的なゴールを意識することなく、ただ量をこなすだけが目的となってしまっていると、結局目指すべきところにはたどり着けないのかもしれません。

もちろん、すべてが想定どおりに行くわけはなく、努力しているうちに他のゴールにたどり着くこともあります。ただ、「とりあえずやればいいや」とゴール設定を放棄してしまうとすると、結局何事も成し得ないのは確かでしょう。

www.outward-matrix.com

日本が誇る伝説の打者、イチロー

淡々と自分を高めつつ、記録を積み上げていく伝説の打者、それがイチローです。もうかれも42歳ですが、まだまだこれからも活躍していくのでしょう。ぼくも少しでも彼のエッセンスを吸収できればな、と思います。

追記:イチロー3000本安打達成!!(2016/08/08)

つい先ほど、イチローが3000本安打達成したというニュースが!!

headlines.yahoo.co.jp

おめでとうございます!!!