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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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10億ドルを自力で稼いだ人の5つの特徴

おススメ本

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★厳選オススメ記事!

こんにちは、Shin(@Speedque01)です。「お金を稼ぐ」「大富豪になる」系の本は、だいたいが定性的で眉唾物ですよね。

ですが、しっかりとしたリサーチに基づいたいい感じの本を見つけたので、早速読んでみました。こちらです。

グローバルファームとして有名なPWCが、綿密なリサーチを元にまとめた本です。PWC、この企画とおるのめっちゃいいな。笑

Amazonでの本の紹介はこちら。

世界に600人しかいない、資産10億ドル保有者「ビリオネア」。彼らはなぜ成功したのか。世界的コンサルティング・ファームのPwCが16カ月かけて調査した結果をまとめたのが本書である。

16カ月に及ぶ徹底的な調査の結果、世間が抱いている成功者のイメージは、実態とかけ離れていることがわかった。たとえば、紋切型の起業家といえば、マーク・ザッカーバーグのように「若くして成功した」というイメージを持たれることが多い。しかし、実際そのような人は少数で、ほとんどが長年にわたる試行錯誤を経ている。レッドブルの創業者、ディートリッヒ・マテシッツのように、40歳を過ぎてから成功した人のほうがむしろ多い。ほかにも、「IT長者」「ブルーオーシャンの開拓者」「一発当てた人」「一夜にして成功」などのよくある先入観は、すべて間違いだった。

ビリオネアと普通の人の違いは何か。それは外的な要因ではなく、内面、すなわち「ビリオネア・マインド」にある。具体的には「アイデア」「時間」「行動」「リスク」「仕事相手」に対する考え方が独特なのだ。これら5つの特徴を、豊富な取材量による実例を交えて説明する。

なかなか面白い観点ですよね。ザッカーバーグとかビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズや孫正義がいわゆる「ビリオネア」の代表のように語られていますが、実はその先入観は間違いであるというメッセージ。

では、本書の中から、ビリオネアの5つの特徴についてご紹介します。

共感力と想像力で未来を描く:アイデア

ビリオネアは、現実の顧客が抱えているニーズを読みとる共感力を持っている。実際の体験や出会いを通じて、人びとが潜在的に求めているものを感じとる能力だ。

それと同時に、誰も思いつかないような製品をイメージする想像力も持ち合わせている。共感をベースに、その先を思い描く能力だ。 共感力と想像力の融合が、爆発的な大ヒットを生みだすのである。

さらっと書いてありますが、これはメチャクチャ難しいです。

現実世界でクライアントの要望を聞きだして、それ通りに実現するだけでもハンパなく大変です。が、そういう顕在化したニーズのみならず、潜在的な(≒クライアントが自分で気づいていない)ニーズを汲み取るというのは、さらに難易度が数段上がります。

それに加え、「誰も思いつかないような製品をイメージする想像力」という無茶振り。最近だとiPhoneとかポケモンGOとかFacebookとかになるのかな。もっと時間を遡ると、車とか飛行機とか、電話とかそういうものも当てはまるかも。インターネットとかもすごいですよね。

そういうものを産み出せる人たちが、ビリオネアになる資格があるということなのかもしれませんね。

最速で動き、ゆっくりと待つ:時間

ビジネスはタイミングが命だ。といっても、新商品の発売や事業投資の最適なタイミングを正確に予測できる人はどこにもいない。だからビリオネアは、複数の時間軸を同時に意識する。

タイミングが予測不可能であることをビリオネアは知っている。だから「短気」と「気長」の両面を同時に持ち合わせる。チャンスをつかむために最速で動く一方、機が熟すのを誰よりもゆっくりと待つのだ。

こうやって一見矛盾する要素を併せ呑むことができるかどうかというのも、稼ぐ人の特徴の一つだなと思います。「メチャクチャロジカル x 共感力が高い」とか、「優しいんだけどメチャクチャ厳しい」とか、そういう両立しなさそうな要素を持っている人は非常に優秀だなーという印象があります。

時間についても、常に最速で決断をしながらも、ちゃんと待てる資質が必要ということのようです。

創造的にルーティンワークをこなす:行動

クリエイティビティと現実的な能力は相反するものだと考えられており、クリエイティブ部門とオペレーション部門がわかれている企業も多い。

だがビリオネアは、クリエイティブなアイデアを考えるのと同じくらい熱心に実務をこなしている。普通の人ならルーティンワークと捉えるような日々の仕事にも創造性を発揮し、新たな価値を生みだすことができる。

ぼくの個人的な意見ですが、優秀な人ほど日々の仕事を大事にします。偉くなっても、資料のフォントサイズやハコが揃っているかどうか気にしたり、エクセルでの数値計算に矛盾がないかチェックしたり、そういうことをしている人がいます。もちろん、可能な限り自動化および効率化した上で。

「細かいことは下の仕事、俺は偉いからそんな時間はない」みたいな態度をとっている人は、結局コンセプチュアルな仕事でもそこまでの成果は残しきれていない印象ですね。

現在の金銭的損失よりも将来の機会損失を恐れる:リスク

ビリオネアはリスクを好むというイメージがあるが、それは誤解だ。ビリオネアはリスクをあまり好まない。ただ、普通の人とはリスクの選び方が違っているだけだ。 投資で損をしたところで、ビリオネアはとくに気にしない。

ビリオネアが何よりも気にするのは、今あるお金を失うリスクではなく、将来の可能性を逃すリスクだ。たとえ失敗しても——ビリオネアの多くは初期の事業であまり結果が出せなかったり、手痛い失敗をしたりしている——彼らは未来のために何度でもチャレンジする。

いいですね。今あるショボい金額のお金を守るために、将来得られるであろう莫大なリターンをドブに捨ててしまったら元も子もないですからね。

ぼくは現在の資産を守る気があんまりなくて奥さんに良く怒られるので、そこはそこでちゃんとしていかないといけないなーとは思いますが・・・。笑

自分とは正反対の人を仲間にする:仕事相手

ビリオネアには、孤高の天才のイメージがつきまとう。そのほうがロマンティックかもしれないが、現実はそうではない。ビリオネアはけっして孤独ではないのだ。

並外れた成功を手に入れるためには、ありとあらゆる能力が必要になる。クリエイティブであるだけでなく、ときには退屈な作業をこなすことも必要だ。だからビリオネアは、自分にないものを持った人を仲間に引き入れる。正反対の人とうまくコラボレーションすることで、ビジネスの限界を突破するのだ。

確かに、上にいく人はうまく仲間を引き入れている印象があります。「自分一人で何でもできるぜ!」というノリだと、結局仕事の幅も規模も広がっていかないですよね。

違った価値観の人、能力の人とうまくコラボレーションできる能力も必要だということでしょう。

具体例がおもしろい!

今回はビリオネアの5つの特徴をサマリしてみました。ここもいろいろと参考になりますが、面白いのは内容の大半を占めている具体例です。どういう人がビリオネアで、どういうビジネスを起こしたのか、赤裸々に書いてあって非常に面白い。

将来ビリオネアになりたい人はぜひどうぞ。