読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

MENU

読書を自分の血肉とする6つのコツ。「アクションリーディング」をレビューしてみた

おススメ本

スポンサーリンク

★厳選オススメ記事!

こんにちは、Shin(@Speedque01)です。今日はゼロ秒思考で有名な赤羽さんの著書、「アクションリーディング」をレビューします。

こちらの本ですね。マッキンゼーで超一流のコンサルタントとして活躍され、現在は大企業の経営改革や新事業創出コンサルティングなどをしている赤羽さんの読書法を赤裸々に開示している本になります。

ちなみに、過去の赤羽さんの著作についてのレビュー記事はこちら。

www.outward-matrix.com

www.outward-matrix.com

ちなみに、今回紹介する本「アクションリーディング」には、このブログ「Outward Matrix」が具体例として取り上げられています。嬉しい。

www.outward-matrix.com

こちらなどは大変参考になります。

『30分で3000字書くためにぼくがやっている4つのこと』

http://www.outward-matrix.com/entry/2016/02/15/191733

この方は、素早く書くために大事なことをとして、次の4つを挙げています。

  1. 自分の心が大きく動いたテーマを選定する
  2. おおまかな流れを事前に作っておく
  3. 豊富な具体例を使う
  4. タイマーをセットして自分を追い込む

これを行えば、3000字の文章が、誰でも30分で書けるようになる、というわけです。

この方は速いだけではなく、文章が非常に読みやすく、かつユーモアに富むので素晴らしいと思います。このへんになるとセンスが影響するので、どうやってそのセンスを身につけるのか、いつも研究していますが、ブレークスルーがちっともやってきません。 

紹介いただいた記事はこちらですね。記事を早く書きたい!という人はぜひご一読ください。

www.outward-matrix.com

さて、では中身に入っていきましょう。

アクションリーディングとは?

まず、この本のタイトルである「アクションリーディング」について、赤羽さんの解説を見てみましょう。

「時間がないから読めない」「読んでも役に立てられない」という方に言えるのは、「読み方」「身につけ方」を知らないだけなのです。

大事なのは、「読んだこと」を仕事や生活など、今後の自分に活かすことだと思います。手にした1冊を自分を変えるきっかけにできれば、100冊読んで何も変わらない人より、早くよい結果を出せるのは、言うまでもないでしょう。これは、本ばかり読んでいた若い頃の自分自身にも伝えたいことです。

本書では、そのための仕組みも皆さんに提供しようと思っています。

まさに、行動につなげるための読書 = アクションリーディングのやり方を徹底的に解説した本ということですね。

もちろん、「読書はそんな刹那的なモノではない!」という考えの方がいらっしゃることも重々承知です。そのような趣味的な読み方も否定しませんし、ぼくも完全に頭を空っぽにして小説やエッセイを読んだりすることもあります。

しかしながら、もしあなたが本を何らかの形で仕事や日々の生活に活かしたいのであれば、その「やり方」を知り、実践することは非常に大事です。それを明確に伝えてくれるのが、この「アクションリーディング」です。

読書を行動につなげるさまざまなコツがこの本の中には書かれているのですが、その中から特に有用だと感じた点を紹介していきますね。

読書を自分の血肉とするコツその1:本を読む目的を明確化する

一つ目のコツはこちら、「目的の明確化」です。たまに「なんとなく役に立ちそうだから」とたくさん本を買い込んで、結局何にもなっていない人がいますが、それは事前に読む目的を明確にしていないことが原因だと考えています。

どうすれば、いつも素早く頭に入れることができるのでしょうか。

やはりこれは、好奇心と問題意識に基づいて本を読んでいるかどうかにかかっています。自分がすごく好きな映画や、強い関心を持っている分野のテレビ番組を見ながら寝てしまう人はあまりいないでしょう。早く終わらないでほしいと思いながら、ワクワクドキドキしながら、1分1秒を楽しみますよね。

本も同じで、ワクワクして読めるかどうかが非常に大切で、そのためには好奇心や問題意識を刺激されるような本を読むことが不可欠です。決して苦行であってはいけない。我慢して読むものであってはいけない、と思います。

問題意識を維持させるには、読む前に「この本で何を得たいのか」「なぜこの本を自分は手に取ったのか」を明確にしておく必要があります。それだけで集中力や吸収力が上がり、目に飛び込んでくる文字が変わってきます。

目的がないと、いくらやる気があってもなんか空回りしてしまうダメな人になってしまうんですよね・・・。ぼくも実体験があるので、よくわかります。

www.outward-matrix.com

読書を自分の血肉とするコツその2:本を読む時間を制限し、アウトプットの時間を多く取る

本をたくさん読んで、「今週はこれとこれを読みました!」とFacebookにポストし続けるような友人や先輩がいますが、そういう人が超絶に高いパフォーマンスを出して活躍しているかというと、そうとも限りません。むしろ、そういう人の中にはあまり「この人のようになりたいな!」と思える人はいないです。

それはなぜかというと、ただ読むこと自体が目的化してしまっていて、それを行動や自分の能力に結びつけることができていないからです。

そういう本末転倒な状況を防ぐためにも、本を読む時間を一定の時間内に制限し、アウトプットを志向することは非常に大切ですね。

本を読む時間を制限する上で、私にとって一番うまくいった方法は、「月に読む冊数を決めたら、それを超えて本を読まない」ということでした。そして、「本はもう十分読んだ、本に逃げ込むのはやめよう」と心に言い聞かせることでした。

誤解を恐れずに言えば、ある程度本を読んだ人は、ならせば週1冊程度で十分ではないかと思います。よい本は常に無数にありますが、それをひたすら読むよりも、読んだ本の内容をできるだけ吸収して格段に成長すること、アウトプットすること、他の情報源から吸収することなどが大切だからです。

仕事でいいアウトプットを出すためには、こちらの記事も参考になるかもしれません。

www.outward-matrix.com

読書を自分の血肉とするコツその3:ネットや電話を切り、集中して読む

読書に限りませんが、生産性をあげるためには雑音を徹底的にシャットアウトすることが大事です。いくら目的を明確化して本を読んでいても、途中で電話がガンガンかかってきたり、メールのポップアップが出現しまくるようでは、頭に入るものも入りません。

ぜひそういう雑音を切ってから、読書に入るようにしましょう。

本を読む際に大切なことは、集中して読むことです。「ながら読み」は内容の理解度の点からも読むスピードの点からも、決して生産性の高いやり方ではないので、できるだけやらないほうがよいです。

決して趣味や習慣の問題ではなく、私たちの頭は情報の並行処理をうまくさばくようにはできていない、というだけのことです。

したがって、本を読む際は、ネットや電話を切るほうがいいと思います。

また、生産性向上についてはこちらの記事もぜひどうぞ。

www.outward-matrix.com

読書を自分の血肉とするコツその4:これは!という著者を見つけたら全部読む

4つ目のコツはこちら、「お気に入りの著者の著作を全部読む」です。これはぼくもいつもやっていますが、本当に効果的です。

お気に入りの著者の本はスイスイと頭に入ってきますし、その人が書いたたくさんの本を何回も読み返すことで、その人の「空気感」をコピーできるようにもなっていきます。赤羽さんの本もそうですが、楠木教授の本もお気に入りでたくさん読んでいます。

www.outward-matrix.com

お気に入りの著者を増やし、その人の著作を一気に全部読むことはどんどんしていきたいですね。

小説はともかくとして、人生や仕事に直接的に役立つ著者の場合、相当数読み込んでいくと、だんだんとその著者の言いたいことの全体像が見えてくるような気がします。その著者の想いが頭だけではなく体でもわかってくるような感じです。そのくらい読んでいくと、知りたかったことも十分知ることができますし、自然に自信も湧いてきますので、いったん卒業してもいいかな、という感じです。

読書を自分の血肉とするコツその5:信頼できる先輩・友達の本棚に注目

コツの5つ目は、「信頼できる先輩・友達の本棚に注目する」ことです。

すごい人は生まれつきすごいわけではなく、良質のインプットとアウトプットを繰り返すからこそすごい人たり得るのだとぼくは考えています。では、そういう人たちがどういうインプットをしているか、一番手っ取り早くわかるのが「本棚を見ること」です。

本棚を見れば、いったいその人が普段どのような本を読んでいて、どういうインプットを得ているのかが一目瞭然です。そのブックリストを覚えておいて、自分でも読んでみることは非常に有用です。(その人が電子書籍ユーザーだったらダメかもしれませんが・・・笑)

振り返ってみると、学生時代や20代の頃は、友達や尊敬できる少し上の先輩の家に行って本棚を見ることが結構大事でした。彼らが何を読んでいるか、どうやって勉強しているのかが貴重な情報だったからです。逆の立場だと、本棚を見られるのは自分が何に関心を持っているのかわかってしまうので気恥ずかしいという気持ちと、少し誇らしいという気持ちと両方あるのですが。

読書を自分の血肉とするコツその6:読んだら、ブログに書く

最後のコツはこちら。「読んだらブログに書くこと」です。

このブログもそろそろ半年が立ち、記事数も180を超えました。こうやって書いていくと、自分の頭が整理され、知識の吸収速度も速くなっていることが実感できます。面白い本、役立つ本を読んだ後には必ずレビュー記事を書くようにしていますが、ブログ読者の方にためのなる情報を提供するのみならず、本の内容が自分の血肉にもなるので、非常にいいですよね。

ブログはすぐにはじめられるので、ぜひ自分自身で書いてみるクセをつけてみてはいかがでしょうか。

本を読んだらできるだけブログに書くのが、何といっても効果的です。理解が非常に深まりますし、そのブログを読んだ人からのフィードバックもあり、一人で読んだだけでは到底得られない刺激になります。ネットワークも広がり、想定を超えた好循環が始まります。

ブログを書き続けようというモチベーションの結果、よい本をいつも探すようになり、読み方も丁寧になります。

また、著者の方と直接コンタクトがとれるきっかけになる可能性もあります。私も、素晴らしい紹介記事を読んでそのブログ記事の筆者にコンタクトを取ったことが何度かあります。

個人的に考えたブログのメリットについてはこちらの記事にまとめていますので、あわせてどうぞ。

www.outward-matrix.com

終わりに:「読むだけ」を今すぐ脱しよう

本は非常に面白いですが、「読むだけ」ではなかなか効果を発揮しません。単純に読むだけにとどまらず、それを実際の生活や仕事に活かして初めて読んだ意味があったといえるでしょう。

今まで読んだだけで終わっていた人も少なくないとは思いますが、「アクションリーディング」を読んで実践することで、読書を実践につなげる習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。