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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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超一流ビジネスパーソンに聞いた、頂点に到達するための3つの要素

成長

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こんにちは、Shinです。今勤めている会社は、規模の割にはだいぶフラットな組織でして、ぼくのような若造でも定期的に役員レベルの人と食事をともにする機会があったりします。

今日はその中でもほぼ超一流に位置する方と食事をすることができました。コンサルタントとしてはもちろん、経営者としても超一流。せっかくの機会なのでいろいろ聞きましたが、特に面白いなと思ったのは下記の質問に対する答えでした。

  • Why did you get the position? How can I be like you? (なぜあなたは今のポジションを得ることができたのですか。私はどうすればあなたのようになれますか。)

なんとも頭が悪い質問で申し訳ないです。ですが、すごい人になりたければ、すごい人がなぜすごいのか、どうしたら再現性がある手順に落とし込めるか、徹底して研究し尽くすしかないのです。

もちろん本を読んでもいいですし、講演を聞くのもいいでしょう。しかし、最も効果的なのは、ゼロ距離で対峙して彼らの言葉を余すところなく吸収することなのです。

なので、少々頭が悪そうに見えても「なぜあなたはそこまでいけたのか?私のような凡人がそこに到達するにはどうすればいいのか?」という質問は、常にするようにしています。

もちろんそれがそのまますべて自分に当てはまるわけではないですが、そうやって一つ一つ秘訣を探っていくことで、いつか自分なりの方程式を構築することができるのではないでしょうか。

閑話休題、彼の答えをご紹介しましょう。

要素その1:Passion(情熱を持て)

まず一つ目に挙げることができるのはPassion(情熱)だ。

きみはどんな仕事をするときでも熱意を持たなければならない。熱意がない仕事は、いくら時間をかけてもゴミにしかならない。

仕事をするときの姿勢は目には見えないが、いくら強調してもし足りないぐらいに大切なものだ。熱意を持った人間と、そうでない人間の差は開く一方だ。いくら最初に優秀だったとしても、熱意がなければ確実に熱意がある人間に追いつかれ、追い越されてしまう。

熱意を持って仕事をしていると、どんどんきみには仕事が集まってくるだろう。また、自分から「もっとこれをしたほうがいいのではないか」と思い、必然的に業務量も増えるだろう。そう、つまりきみに待っているのはハードワークだ。それは、いくら効率化をしても逃げることができない運命だ。

しかし、きみはそれを喜んで引き受け、熱意を持ってすべてやりきることだ。そういう姿勢で仕事に臨むことが、ビジネスパーソンとして成功するための第一の要素となる。

情熱の大切さについては、過去にこのブログでも紹介しました。

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仕事に対して、「なんとなく興味がある」レベルのモチベーションしか持っていないのならば、せいぜいそのレベルのアウトプットしか出せない。やっていてもそこまで面白くはならないでしょうし、クライアントへの貢献度もたいしたことがないでしょう。

それは、あなたの会社が、あなたの上司が、たいしたことない仕事しか与えてくれないからでしょうか?

ぼくはそうではないとおもいます。

いつまでも「面白い仕事」という幻想を探し続けることを止め、どんな仕事でも熱意を持って他者に貢献するという志を持つこと、それが大事だとぼくは考えています。その結果、どのような仕事に対しても熱意を持ってこなせるようになれば、彼が言う「第一の要素」はクリアしたといってもいいでしょう。

下記の記事も参考になるかもしれません。

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要素その2:Focus on Enclosure(一点に集中せよ)

2つ目に必要なのは、Focus on Enclosure(1点に集中すること)だ。

ヘンに器用なやつらは、一気にいろいろやってしまう傾向がある。もちろん有能であればある程度はうまくこなせるだろう。しかし、それは後の伸び悩みに繋がる。

きみが何に秀でているか、今後世界が何を必要とするか、それは私にもわからない。ただ一ついえるのは、「目の前のことに徹底的に集中して、誰よりもそれに熟達しろ」ということだ。

そうやって毎年、毎月、毎日ひとつずつ物事を極めていくとどうなるか。なにももっていなかったはずの自分の中に、どんどんと語ることができる分野が増えていく。さらに、それを繋げることで今まで世界になかった新しい価値を提供することもできる。それが、きみを一気にスターダムへと押し上げてくれるのだ。

もう一度言う。一度に集中するのは一つのことのみ。そして、きみはそれに誰よりも詳しくならなければならない。これが、ビジネスパーソンとして成功するための二つ目の秘訣だ。 

これも、過去にブログでまとめたことと近しい気がしています。

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通り一遍の情報であればいくらでも、即座に、無料でアクセスできる現代。中途半端な知識やスキルをいくらつけたところで、それはまったく売り物になりません。せいぜいクラウドソーシングで時給500円ぐらいが関の山でしょう。そんな関の山の山を築いたところで、ぼくたちは幸せになんかなれません。

ではどうすればいいのかというと、「誰にも負けないもの」をどんどんと身につけていく、それ以外に方法はないのではないでしょうか。

もしかしたら、そのスキルは陳腐化するかもしれない、5年後には完全にAIに代替されているかもしれない。そうかもしれません。でも、だとしたらまた新しく誰にも負けないものを身につければいい。他のスキルと組み合わせて、今までになかった価値を世の中に提供すればいい。そういうことを彼は言いたかったのだと思います。

あなたは、毎日「誰にも負けないレベルまで極めてやろう」と真摯に考えながら、日々の活動(勉強でも仕事でもスポーツでも恋愛でもいいでしょう)に向き合えているでしょうか。適当でいいかな、と思いながらだらだらと時間を使っていると、いつの間にか年だけ食って何もできない人になってしまう羽目に陥ってしまうかもしれません。

要素その3:Learn from Everything(全てのものから学び続けろ)

最後に君に伝えたいのは、Learn from Everything(全てのものから学び続けること)だ。

きみは毎日いろんな状況に遭遇する。仕事で提案書を書かないといけないかもしれないし、クライアントからのクレームを捌かないといけないかもしれない。部下のマネジメントに悩むこともあれば、上司のサポートをすることもあるだろう。精緻な分析を夜遅くまでしないといけないこともあるだろうし、数百人の前でプレゼンをすることもあるだろう。家族に重大な問題が発生することもあるかもしれないし、恋人とケンカすることもあるかもしれない。

きみが覚えておかなければならないのは、それらはすべて「学ぶチャンスである」ということなんだ。

きみが遭遇する状況のいくつかは、きみにとって不愉快なことも含まれているかもしれない。きみに限らず、わたしだって、できればクライアントからブチ切れクレームを受けたりはしたくないし、もちろん妻とケンカしたりもしたくない。

しかし、そのような状況を全て回避することは不可能だ。とすると、わたしたちにできることは一つだけ。それらを学ぶチャンスとしてとらえ、自分の血肉にしてしまうことだ。そうすることで、きみはどんなことが起ころうとも、また一つ前に進むことができる。

毎日毎日、きみには新しい機会や困難が最低3つは降りかかってくるだろう。それをすべて学ぶチャンスととらえたら、きみは1年に1000個の生きた学びを得ることになる。それを10年続けたら1万個になる。

そこまで量の学びがきみの血肉になったとしたら・・・きみはどういう人生を歩むことになるんだろうね。

使い古されたアイディアにしか聞こえない?

もしかしたらそうかもしれません。ちょっと探せばどこかの本に書いてあるかもしれませんね。「すべてのことから学ばないといけません」と。

しかし、それを実践してきた人がどれだけいるでしょうか。どれだけの人が、本当にすべての事柄を学ぶ機会ととらえ、実際に自分の血肉にすることができたのでしょうか。

「知っていること」と「実践してきたこと」の間には、厳然たる差があります。「全てから学ぶ」という、一見簡単そうで実践が非常に難しいことを、何十年間も続けてきた彼の言葉は、非常に重みがありました。

さいごに

食事の最後に彼は言いました。

「きみが働いている環境は、世界で最高のものだ。これからもぜひひたむきに仕事を続けていって欲しい」

この言葉は、ぼくだけに当てはまるものではないはずです。コンサルティングファームで働いているから、商社で働いているから、起業したから、フリーランスだから、、、そんな外的要因で、わたしたちの日々の生活や今後の伸びが規定されていいはずがありません。常に自分から外に働きかけ、必ず自分にとって最高の環境にしていく、そういう努力を忘れないように、と改めて思いました。

いつの日か、彼と肩を並べるような、彼を超えるようなビジネスパーソンになる日が来ることを願って。