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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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諜報機関に会社の同期がリクルーティングされてた話

社会

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★厳選オススメ記事!

こんにちは、Shinです。海外オフィスの同期と雑談していて、なんかスゲー面白いことが聞けたので、記事にしてみます。

同期の名前を仮にJとします。アジアの某国出身で、父親は一代で会社を立ち上げて大成功し、今は投資家として有望そうな企業に投資しまくっているらしい。Jの家族構成は男ばかりの3兄弟で、彼が一番上。なんと全員がフォルクスワーゲンを持っているとのこと。金額を教えてもらったのですが、あまりにもぶっ飛んだ値段で3回ぐらい聞き返しました。笑

彼自身も非常に頭脳明晰弁舌さわやかで、非常に有名なコンサルタントになるであろうことは間違いないです。海外のトレーニングで彼とは隣の席、コンドミニアムの部屋も隣で、いろいろ楽しくおしゃべりしました。どの話も面白かったですが、今日は彼の大学時代の話を書いてみます。(本筋に関係ないところで少々フェイクを入れています)

諜報機関出身の教授の交渉学授業

Jはヨーロッパの某国に留学し、FinanceとAccountingのダブルディグリーを取得しています。非常に優秀な学生で、GPAも問題なかったため、最終学年は比較的自由にいろいろな授業を取っていたとのこと。

FinanceやAccountingはずっとやってきたので、少し飽きたJ。そんなときに彼の目に留まったのが交渉学の授業でした。担当教授は、実際に某国の諜報機関に所属していた経験があり、その後教授となった異色の経歴の持ち主だったとのこと。もともと非常に頭がよくコミュニケーション力に優れていたJは、その教授とも非常に仲良くなり、一緒にタバコを吸ったり飲みにいったりする仲になったそうです。

そんなこんなで交渉学の授業でもいい評価を貰っていたJ。就職活動ももちろんさくさく進み、投資銀行やコンサルティングファームからどんどん面接通過の連絡を貰っていました。そんなさなか、大学構内のスタバでコーヒーを飲んでいたところ、非通知で一本の電話が彼にかかってきました。

諜報機関からの突然の電話

「どっかのプロフェッショナルファームからの選考通過依頼かな」と軽い気持ちで電話を取ったJ。しかし、直後に電話先の相手が名乗った所属機関名で彼は一気に顔面蒼白になりました。そう、その機関とは、推理小説や犯罪小説にメチャクチャ出てくる例の機関です。

彼はもちろん焦ります。

J:「ぼ、ぼくは何も悪いことはしていない!捕まえられるような覚えはない!」

電話先のエージェントは彼を落ち着かせるように、「J、そうじゃないんだ。君を捕まえようなんて意図はまったくない。君は○○教授(交渉学担当教授)の授業を取っていただろう?ぼくは彼から君が非常に優秀な学生であるという話を聞いて、一度会ってみたいと思ったんだ。近々あいている日程はあるかね?」

Jは半信半疑でしたが、「面白そうだ」と思って日程を調整し、2日後に近くのレストランでエージェントと会う約束を取り付けました。・・・会う前に、友人に「おれが3時間立っても戻らなかったら、父親に連絡してくれ」と言い残すことを忘れずに。

諜報機関からの前代未聞のリクルーティング

レストランに行ったら、そこにはサングラスにピシッとしたスーツのエージェントが待っていました。席に着いたら早速、エージェントはJに諜報機関の名前と顔写真がついた身分証を見せたそうです。(あこがれるな・・・)

エージェントは早速本題に切り込みます。

エージェント:「J、早速だがぼくは今優秀な学生を諜報機関にリクルーティングしている。君は非常に学歴もよく、若く、○○教授からの推薦もあるときている。よければ君をエージェントとして雇いたいのだが、どうだろうか。」

J:「いやいや、ちょっと待ってください。ぼくはあなたの国の人間じゃないんですよ。そんなことできるはずないじゃないですか。」

エージェント:「なにもわが国で働いて欲しいといっているわけではない。きみは母国に帰り、そこで働いてくれればいいんだよ・・・ぼくのいっている意味はわかるかい?」

Jは即座に断ったそうです。

諜報機関とのやりとり・・・スパイ映画の世界

彼の話は非常に臨場感があり、めっちゃ面白かったです。世界でも有数レベルの大学を優秀な成績で卒業すると、ビジネスのみならずそういう方面で身を処すというチャンスも出てくるんですね。ぼくはその世界で生きるには明らかにいろいろ足りていませんが、厨二病患者からするとたまらない話です。

ぼくもいろいろ面白い経験はしてみたいので、しっかり力をつけていろんなところからお声が掛かるようになっていきたいものです。