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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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部下を詰める前に、自分を省みようよ

人間関係

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。人は厄介なもので、自分より弱い立場の人を見るとつい苛めたり追い詰めたくなる生き物のようです。

これなんでなんですかね。生存本能なのかな。。。

いわゆる弱いものいじめはどんな組織でも横行しています。それで割を食うのは、とてもやさしくて親切ないい人。そういう人たちがいじめのターゲットにされ、どんどん疲弊して自分を追い詰めていくさまは見ていられません。

会社でよく見られるイジメのパターン

この状況は残念ながら学校だけでおこるものではないのです。そう、会社ですね。むしろ、小学校や中学校ほど直接的でないことで、悪質さが段違いに増しています。

  • おまえのためだ、といって無茶な仕事を振る、できなければ徹底的に詰める
  • 常に放置して、部下が質問に来ても冷たい態度で追い払う
  • 仲間を作って、だれかひとりを笑いものにする

そんなことがガンガン横行しちゃったりしている会社、枚挙に暇がありません。いい大人がすることなんですかね、これ。いや、いい大人だからこそこういうことするのかな。ともあれ、このような悲劇は可及的速やかに根絶しなければならない、とぼくは強く感じています。自分が部下の立場のときにこんなことされたら、会社なんていきたくなくなるし。

部下とは、上司にとって最大の仲間

まず、部下と上司という形態がなぜ存在するのか、考えて見ましょう。「世界基準の上司」より。

部下は、上司が最大の成果を出すために、一緒に業務を遂行する仲間として存在する。必要がなければ一人でやればいい。ただ、一人でできることには限界があるので、普通は二人以上、数人から、数十人、数百人の部下を持つ。そこで上司と部下の関係が生まれる。

部下は上司であるリーダーが示すビジョンと実現の方向性に対して、納得し、自分の役割を果たして貢献する。納得できない場合は、最初に上司に質問し、若干は議論する必要がある。

そう、部下は仲間なのです。奴隷ではありません。

仕事は得てして大変なもの。いくら有能な人でも、一人ですべてこなすことは到底できません。かならず、誰かの協力を得なければならない。そして、協力してくれる部下は、何よりも大事にすべき仲間なのです。

部下は上司のために一生懸命がんばる、上司は貢献してくれる部下に精一杯報いる、それがあるべき上司と部下の関係ではないでしょうか。なぜ、教育のもとに"詰め"が正当化されていたり、部下を笑いものにするような上司がいるのでしょうか。とても悲しいことです。

責任を取るべきはまず上司

難しい仕事をやっていく中で、部下が大失敗したとします。そのとき咎められるべきは、果たして部下なのでしょうか?

多くの上司が部下に「責任を取れ」と言う。自分が指示してやらせた仕事であり、上司の責任のもとでやらせたにもかかわらず、我関せずのような顔をして部下を咎める。

上司は組織リーダーとして、その組織に関するすべての責任を持つ。部下は当然、指示された業務に対し責任を持つ。自分の業務に全力投球をして、期待された成果を出せるように尽くす。

あくまで「上司の責任」があって、その傘の下で初めて「部下の責任」がある。

これは耳に痛い。ぼくは部下がいたりいなかったりプロジェクトによって状況は変わりますが、部下を責めたことが一度もないとはいえません。自分の指示の悪さを棚に上げ、彼らを責めたことは一度ならずあります。

責任を持つべきは、まず上司なのです。その責任を取りきってから、やっと部下の責任を問い、改善点を洗い出して実行するプロセスに入るのです。いくら上司という立場になっても、責任を下に押し付けるような人物と成り果てるのであれば、何の意味もありません。

自分を省みよう、部下を大切にしよう

部下がどうしようもないミスをして、怒りたくなる気持ちはもちろんよくわかります。それに、中間管理職ともなると無用なストレスを受けることもあり、大変でもあるでしょう。

それでも、それでもまずは自分に悪いところがなかったか省みて、その後部下と話すことが絶対に必要です。また、部下は上司にとって欠くことのできない仲間なのです。その部下をいじめたり笑いものにしたり、そんなことは絶対にあってはなりません。

少しでも、幸せに働ける人が増えることを祈っています。

※ぼくが実践している、具体的な育成方法については以下にまとめています。よければどうぞ!
新入社員に叩き込んでいる13の具体的な仕事術を紹介するよ - Outward Matrix