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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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頑張ったつもりなのに評価されない?そろそろ勘違いを止めようか

人間関係

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こんにちは、Shin(@Speedque01)です。「自分めっちゃがんばってる!ちゃんとやってる!なのに全然褒めてもらえない、評価されない!なんでだ!」

仕事だけでなくブログ界でも似たような嘆きが聞こえてきそうな感じですね。残念ながら、自分で頑張った「つもり」になっていても、それ自体には一円の価値もありません。一円の価値がないことをわめきたてていても、もちろん周りの人が聞いてくれるはずもないのです。

頑張ってるつもりなのに評価が低い、やる気なくなる

頑張ってるつもり、という自分の考えと、他者からの評価に何ら関連性はございません。それでやる気無くすのはいいですが、それは誰のせいでもないあなたのせいです。

ではでは、「好きなようにしてください」、いってみますか。まずは相談から。

大手企業の人事部に勤める者です。先日査定の中間フィードバックがありました。私としては、今期は中途採用ノルマを達成するべく頑張ったつもりでした(ちなみに、前期、前々期はいずれも達成しておらず平均程度の査定)。

しかし、今回もまた平均的な査定。むしろそれより低いくらいです。理由を問うと、「リーダーシップと責任感に欠ける」「ふられた仕事はこなすが、自分から"よしやってやろう"という企画力がない」などと言われてしまいました。長年尊敬してやまない上司にそう言われただけに、ショックで言葉もありませんでした。

それで発奮したかと言えばむしろ逆効果で、正直、この会社にいても評価されないなら三十二歳のいまのうちに転職したほうがいいかと、エージェントに登録などをしています。私は、どうすべきだと思われますか?

おおお・・・。見事に自分にしかベクトルが向いていないコメントですね。「自分はがんばっているつもり」「ノルマを達成しようとした」「査定が低い」「評価されないなら転職したほうがいいか」などなど、なかなかアレなコメントのオンパレードです。いったい何のために仕事をしているのか、このままだとどこに転職してもおんなじ感じになりそうな匂いがしますね。

楠木教授は下記のようにコメントしています。

いつもの原理原則を確認させてください。仕事は自分のためにするものではありません。自分以外の誰かのためにするものです。自分以外の誰かにとって価値があって初めて仕事になる。だとしたら、評価は「お客」にまかせるに越したことはありません。 

ここで「お客」というのは、文字通り商品を買ってくれる社外の顧客を指す場合もあるし、仕事の中身によっては、会社の中の上司や同僚や部下が「お客」の場合もあります。あなたの場合は、現在人事部での仕事ですから、後者に該当すると思います。

いずれにせよ、自分の仕事の価値の受け手の評価がすべてです。仕事である以上、自分で自分を評価しても意味がありません。そういうことは、仕事でなく趣味でやってください(「俺も最近ゴルフの腕が上がってきたな・・・」とか)。自己評価に意味がない以上、自己評価と上司の評価とのギャップにも意味がありません。

見事にバッサリ。笑

ブログにもおんなじことが言えそうですね。「自分はこんなに頑張っていい記事を書いているのに全然受けない・・・!どいつもこいつもバカばっかりだ・・・。」

たぶんいい記事なんでしょうね。あなたの中では。ただ、評価するのは読み手です。あなたではありません。

同様のことは家庭でも学校でもいくらでも起こりそうですが、「自己評価に意味はなく、価値を提供した先の評価こそが絶対」というポイントはしっかり自分の中に叩き込んでおきたいところです。

一瞬で自分の力をあげることは不可能。地道に価値提供し続けろ

では、こういう考えのもとに30数年間過ごしてきた人は、即座に考え方を変えて成長できるのでしょうか。できる人もいるでしょうが、たいていの場合無理でしょうね。そんな簡単にうまくいくほどこの世界は簡単にはできていません。

インスタントに解決できない問題については、神様はわりと長い時間を与えてくださいます。「前回より少しだけだが、確実によくなっている」という程度の変化が一番いい。それを重ねていくことで、いつかブレイクします。

「ブレイク」といっても、ある時にあなたが突然伸びる、ということではありません。ある時に、周囲の人が積もり積もった変化の大きさに気づく。これが周りから見ると「あの人はブレイクしたね」ということになるのです。 

ぼくも例外ではないですが、大体の人はいろんなところに責任転嫁しまくり、甘えに甘えて生きています。そんな甘えを即座にたたきなおすことは、残念ながらほぼ不可能に近いです。そういうインスタントな解決策に頼るのではなく、しっかりと毎日の仕事を夢中になってこなし、他の人や社会に価値提供し続けること。そうすることで、ぼくらもいつかまともな人間になれるのではないでしょうか。

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