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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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学歴格差って本当にある?もちろんある

就活

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学歴格差はあります。そりゃそうだ。

 「学歴で差別するな!」「学生一人一人の個性を見ろ!」という意見もわかりますが、ちょっといったん採用する側の気持ちになってあげてください。採用は、数多ある業務のうちのほんの一部に過ぎません。もちろん非常に大事なのでどの会社も力は入れますが、さすがに限度っていうものがある。なるべく効率的に、"優秀な学生"の中から選びたい。そのためには、学歴である程度選別する。

そう考えることに、何の不思議があるでしょう。当たり前じゃない?

学歴格差について昔のグーグル社長が明言:採用基準は学歴と成績

ではでは、学歴格差について、おなじみ「好きなようにしてください」を見てみましょうか。

グーグルが日本でも大いに注目されるようになった頃、当時日本法人の社長だった辻野晃一郎さんから聞いた話です。「グーグルは学歴と成績を基準に人を採る」とのことでした。

いまのグーグルについて詳しいことは知りませんが、おそらくあまり変わっていないように思います。なぜか。一人の人間の能力や人格をしっかり評価しようとしたら、とてつもなく手間暇がかかる。ましてや、みんなが行きたいと思う会社なら、応募者は数万人、下手したら数十万人もいるわけです。グーグルのような人気企業が学歴で人を採るのはごく自然な成り行きです。

限られた時間でスクリーニングをしようとしたら、学歴のような形式的な基準でとりあえず判断するのがコスト・ベネフィットからして理にかなっている。

当たり前の話ですが、高学歴でもダメ社員はいますし、低学歴でもバツグンに仕事ができる人もいます。ですが、傾向として高学歴の学生のほうが"ハズレ"が少ないというのは厳然たる事実です。だから、なるべくコストを掛けたくない企業側は、採用に際して学歴でスクリーニングをし、学歴格差が生まれるという当然の話。

なので、あまり学歴の高くない人がいわゆる人気企業に応募した場合、学歴フィルターで切られる可能性は極めて高いと言わざるを得ません。つまり、学歴格差はあるんですね。

でも・・・もう少し読んでみてください。

学歴格差なんて気にせず、あなたの人生を彩る会社に行こう

この記事にも書きましたが、就職人気には何の意味もないのです。あまり学歴が高くない場合、学歴格差でそういう人気企業には弾かれてしまうでしょう。しかし、それで絶望する必要は全くないのです。

東大やハーバード大学などの名門大学を出て、みんなが入りたいと思う会社(たとえば外資コンサルや総合商社やメガバンク)に入ったとします。

それの何が「よい」のでしょうか。そうした会社がよいというのは本当のところ何を意味しているのか。問い詰めたところでおそらく「年収が高い」「周りの人がすごいと思ってくれる(=ハクがつく)」といったことぐらいしか理由はないのではないでしょうか。

さらに問い詰めたい。 実際にそういう会社や仕事では「年収が高い」とする。それの何が本人にとって「よい」のでしょうか。年収100万円と10億円の違いならまだしも、たかだか数十万円、せいぜい100万円か200万円の違いです。キャリアのごく初期でのこの程度の年収の違いは、その人の長い仕事生活の充実や幸福にとって本当のところどういう意味を持つのでしょうか。もちろんたいした意味はありません。当然ですけど。

周りの人が就職の時に「お前、三菱商事に就職してすごいな!」と思ってくれたとします。それがその人のその後の人生にとってどれだけの意味があるでしょうか。何の意味もありません。当たり前ですけど。三年も経てば、そんなくだらないことは誰も覚えていない。

そりゃ就職活動直後にはありますよ。マッキンゼーがどうだ物産がどうだP&Gがどうだ云々。それで心が乱されるのもわかります。でも、そんなものちょっと経ってしまえばもう心底どうでもいい。

他の人が言った会社のネームバリューが、あなたの人生に影響を与えますか?

学歴格差よりも何よりも大事なのは、あなたが充実して働き、他の人や社会全体に貢献することではないですか?