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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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今までで一番つらかった仕事の話

成長

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「仕事がつらすぎてもう会社にいきたくない」、そう思った経験はほとんどの人があるのではないでしょうか?

 ぼくはどちらかというと要領が悪く、なかなか軌道に乗るまで時間がかかるタイプです。勉強もそうでしたが、仕事も例外ではありませんでした。

大学院時代にあこがれていたコンサルタント

もともと大学院時代にやりたい職業や達成したい目標もなかったのですが、博士課程に行くほど勉強したいテーマがあるわけでもない。そうなると就職活動はするのが自然な流れですが、なかなかいきたいと思える業界、会社がありませんでした。「就活どうしよー」と嘆いているショボい若者、それがぼくでした。

そんなこんなで合同説明会に行ったりしていく中で、"コンサルティング"という業界の存在を知りました。まずそもそも「コンサルティング」という響きのカッコよさや、各会社の横文字感に惹かれました。笑

しかし、その後OB訪問をしたり各種記事を読んだり、コンサルタントが書いた本を読んでいくうちに、「コンサルタントってめっちゃカッコいいな!」と思い、なんとしても入ってやろうと決めました。今でもその気持ちは変わっていません。

outward-matrix.hatenablog.com

そんなこんなでなんとかコンサルティングファームに入ることができました。そのときはだいぶ苦労&工夫したので、どこかで書くことができたらと思います。

先輩たちが意外と優しい

新人のコンサルタントは、研修を終えてから初めてのプロジェクトに配属されます。(コンサルティングファームでは、プロジェクトに配属されることを"アサインされる"と呼びます)

先述のように自分の要領が悪いことはわかっていましたし、研修を終えたぐらいで一人前のコンサルタントに求められる価値を出せないことはなんとなく感じていました。ですから、アサインされる前はめちゃくちゃ怖かったです。

「仕事終わらせることができなかったら、毎日朝5時までとか働くのかな・・・」「毎日毎日怒鳴られどおしだったりするのかな、殴られないかな・・・」などなど。

実際には、そんなめちゃくちゃをする先輩はいませんでした。最初のプロジェクトなので、かなりきつい口調で基本のキから叩き込んでいただきました。そのときは正直自分の価値を出すというよりは、教わることが多くてお客様に申し訳なかったなと今から振り返ると思います。

2番目のプロジェクトで地獄をみることに

コンサルティングファームに新卒で行くようなタイプの人は、基本スペックが高いのに加えて吸収スピードも非常に速いという特徴があります。誰でも初めてのプロジェクトでは苦労をします。最初のプロジェクトからバリバリ活躍できるような人は、さすがにほんの一握りではないでしょうか。

とはいえ、最初のプロジェクトを乗り切った後には、多くのコンサルタントは基礎スキルや勘どころを掴み、クライアントや上司としっかり議論し、スマートに分析もこなしと一人前のコンサルタントに近づいていくものです。

しかしながら、ぼくにはそれができませんでした。もちろん最初のプロジェクトで先輩たちは親身になっていろいろなことを厳しい口調で教えてくれました。ぼくも一生懸命それを吸収しようと頑張りました。が、その吸収度は一般的に求められるレベルを大きく下回っていたのです。 2つ目のプロジェクトで、ぼくのレベルが求められるところに達していないことは、すぐにマネージャや先輩たちにバレてしまいました。一生懸命資料を作っても採用されることはないし、クライアントとの議論にも参加させてもらえない。挙句の果てにはコピー取りしかさせてもらえず、そのコピーの仕方やホチキス留めについても怒られる。そんな日々が続いて「もう続けていけないかもしれないな」と思いました。なんとか当初の予定時期までそのプロジェクトにはいましたが、本心では「早くプロジェクトから出してくれ」と毎日祈っていました。

労働時間的には大したことはないですし、先輩たちも人間的にもコンサルタントとしても非常に優秀な方々でした。しかし、ぼくにとって一番つらかったのはそのときの仕事です。

「まるでいないほうがいいように扱われる」、そういう経験でした。

死ぬ気で頑張るしかない

もとから自信はほとんどありませんでしたが、ぼくはそこで打ち砕かれる寸前までいきました。半分うつ状態になっていたような気もします。

しかし、ぼくは結構あきらめが悪いのに加え、負けず嫌いな一面もあります。ちょっと休んだ後に「もう一回頑張ってみよう」と考え、今の自分に何が足りないのか、どうすればいいのか明確化し、それらをひとつひとつクリアしていきました。その結果、次のプロジェクトでは多少価値を出すことができ、ほんの少し自信がついていきました。

仕事がつらいのは、残念ながら自分のせいなのです。

もちろん上司が悪かったり、会社の環境が真っ黒だったりすることもあるでしょう。しかし、そういっていても状況はなにも改善しません。そういう上司や会社の環境もひっくるめてすべて改善できるぐらい、自分を鍛え続けていくことでしか、仕事のつらさを乗り越えることはできないのではないか。ぼくはそう考えています。