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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

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良いキャリア構築には戦略的思考が必須だよという話

キャリア

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★厳選オススメ記事!

こんにちは、Shinです。マッキンゼー中興の祖であるマービンバウアーは、経営戦略についてこんなことを言っています。

経営戦略とは、「企業の持つ経営資源(人材、資材、資金、経営力)を展開して、競争環境で目的・目標を達成するための技術」

参考書籍は下記。

キャリア戦略と経営戦略

社長どころか部長ですらない大半の人には、"経営"とか”戦略"といわれても全然ピンとこないわというのが正直なところじゃないでしょうか。

「経営目線で事業を全体を俯瞰し、問題解決できるような人材が欲しい」といっている会社もありますが、残念ながら500万円そこそこで雇えるレベルでそういう人はほぼいません。なぜか。

ぼくは、人は自分にめっちゃ関係あると感じた物事に対してのみ、まともなインプットができると考えています。つまり、当面倒産の心配のない大企業に勤めていて、かつ日々の業務に忙殺されていると、戦略とか考えられないよねということになります。

本当に一部の人ですが、仕事を仕組み化させまくって追加の依頼もこなして19時ぐらいにはだいたいのタスクを終わらせ、その後自社戦略を考えてパワポにまとめて上層部に提案、とかいうことをしている人もいますが、そこまでできる人はほとんどいないでしょう。ぼくも正直そこまでは手が回っていないというのが実情です。

ということで、結局自社の戦略については、いわゆるマネジメント層(部長以上)が考え、それに沿って私たちは働いています。

キャリア戦略は自分で立てる

自分の企業について戦略的思考を巡らせることは、もちろんできたらいいですが別にマストではない、ぼくはそう思っています。しかしながら、自分自身のことについてはいかがでしょうか。自分のキャリア戦略を巡らせ、実行に移すことのは、自分以外にいるはずがないのです。

もちろん、キャリアコンサルタントとか先輩とか、キャリア戦略についていろいろ有益なアドバイスをしてくれる人は少なからずいるでしょう。でも、最終的にどういう方向に舵を取るのかは、ぼくらが自分自身で決めきるしかないのです。

キャリア戦略を自分で構築し、日々アップデートする

もう一回冒頭で引用したバウアーの言葉を見てみましょう。

経営戦略とは、「企業の持つ経営資源(人材、資材、資金、経営力)を展開して、競争環境で目的・目標を達成するための技術」

 簡単に言い換えると、ぼくたちが自分のキャリア戦略構築においてやらなければならないことは、下記になります。

  • どのようなマーケットで勝ち抜くか、ポテンシャルエリアを決める
  • ポテンシャルエリアに自分の持ちうるリソース(金、時間など)を徹底的に注ぎ込む
  • 数多いる他の人材たちに負けない圧倒的優位性を確保する
  • 次のポテンシャルエリアにリソースを注ぎ込む

参考記事はこちら。

www.outward-matrix.com

明確なキャリア戦略がなくただ忙しく仕事をしてきた人と、明確なキャリア戦略を持って働いてきた人とでは、数年後に目を覆うほどの圧倒的な差が付きます。

確かに若いうちは金もない、いろいろな誘いもあって時間もない、ましてや目に見えるスキルも何もない。そりゃそうです。しかしながら、ないならないなりに弱者のキャリア戦略を考え、実行に移し切らなければなりません。

  • 20代のうちは貯金なんてどうだっていい、全部自分の競争優位を確立するために注ぎ込む
  • 時間はなんとしても作り出す、自分流の効率化方法を援用しまくり競争優位を確立するための時間を確保して注ぎ込む

そこには「好きな仕事をすれば幸せになれる」的なお花畑思考は介入の余地がなくなります。

企業が戦略を立てるときに「これぼくがすきなことだからやる!」というでしょうか。自社の経営理念に基づき、その企業のリソースのすべてを注ぎ込んで達成すべき目的を明確化し、それに邁進する。邪魔する競合は叩き潰す、もしくは協働する、その繰り返しになっていくわけです。

個人のキャリア戦略においてもこの原則は基本的には変わらりません。自分は何を達成したくて、そのためにはどのような競争優位を築く必要があるのか徹底的に考え、そのためのリソースを注ぎ込む。その繰り返しが幸せなキャリアへつながるのではないでしょうか。

自社の戦略は考えることがなくても、自分のキャリア戦略は今すぐこの瞬間に立てましょう。また、キャリア戦略は外部環境によってどんどん変わっていくものであるため、定期的にアップデートすることも忘れずに。